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偽物(コピー商品)売却市場copy-shopping
1 :
清水 雪奈
:2011/04/30(土) 17:01:14 ID:T6wBtsrs
偽物(コピー商品)売却市場copy-shopping
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店舗HP:www.copy-shopping.com
店舗運営責任者 清水 雪奈
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500 :
名無しの魔法少女
:2011/06/27(月) 10:46:02 ID:VsjUG5hY
こ、断るー!!!w
501 :
名無しの魔法少女
:2011/06/27(月) 19:55:55 ID:SMA0mnrU
後半イベントで絶望行くなら大歓迎ぐへへへへ
502 :
名無しの魔法少女
:2011/06/28(火) 20:50:23 ID:ljs1uE9s
支援ですらない落書きなのでこっちに
,へ
|\ / \ /|
|\.レ-―,ヘ.ー A‐-,ヘ-、/ヽ
__.\ \/ ∨三∨ ∨ /_
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////,ハ iii 人!巛
,///// | | ll i il l|| |l i || ハミ
503 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/29(水) 00:59:17 ID:AsptSN5s
玖/
「茜、どうするか決まったか? 俺はとりあえず明日から施設でバイトしてくるけど」
「バイト?」
幼馴染のひぃくんの言葉に私は慌てたように振り返った。ポケットに隠したのは小さな革財布の形をしたクレジット入れとガイドブック。
今現在の生命線だ。同時に、これを持っているのがバレたら、絶対まずいことになる。
ポケットに隠した革財布とガイドブックを心持ち深く押し込む。くしゃりとガイドブックの潰れる乾いた音がした。
「ああ。おっさんたちが軍司令部を調べたらそういうのがあったんだって。倉庫のアイテム整理とか、武器屋の在庫整理とか」
「へ、へぇ。それでお金貰えるの?」
「いや、金は攻略組の資金になるから。代わりに嗜好品とか、服とかその辺を優先してもらえるって。あ、嗜好品には映画のチケットとかあったぜ。バイト代でたら休日に映画見に行くか?」
「う、うん。そうだね。あ、私たち、服の換えもないけど」
「服とか下着だったらおばちゃん連中が買ってくるらしいから行けばもらえるぞ。で、そっちは何か収穫あったのか?」
ひぃくんに聞かれて頬が引きつる。えっと、マズい。トイレに篭もってガイドブックを読んでいたから何もしていない。
「え、っと。その、ごめんね、収穫はない、かな……」
「おいおい、何にもないのか?」
「ごめんね。ちょっと気分悪くて篭もってたから」
「あー。確かにいろいろあったからな。わかるよ。そうだな。先に宿舎行ってるか? あっちで部屋割りとグループ決めやってるからさ」
冷や汗が流れかける。もう、そんなことまでしてるの?
「グループ?」
「男女と年齢別でグループ作ってるんだよ。あと名簿も作ってるから名前書きに行ってこいよ。俺はもうやってきたし」
「そ、そうなの。うん、えっとッ! じゃあ……、あの、行ってくるね」
着いていこうか、と言ってくれるひぃくんに断って、とぼとぼと歩き出す。途中まで心配そうに私を見ていたひぃくんも誰か知らない男の人に声を掛けられてどこかに行ってしまった。
どうしようどうしようどうしようどうしようッ?! グループに入っちゃったら抜けられなくなるよねガイドブックに宿舎の鍵が挟まってたけどたぶんそこは使えないだろうしこの集団の人たちが周りに住むんだから使ってることがばれたら制裁を受けるかもしれない。
苦悩の混じったため息を出かける。その間にもぐるぐると頭が回っていく。ただし考えはまとまらず良い方法も思いつかない。
今、ひぃくんはともかく私の状況は最悪だ。こんなよくわからない状況に入れられて、その上、よくわからない状況でできたよくわからないグループに取り込まれてしまっている。
下手に抜け出せばよくない目に遭うだろう。既に集団は動き始めてるんだ。支給品を奪われる前ならともかく、今わがままを言ったところで意味はない。
そもそも、さっきの支給品をとられたときだって抵抗した人がいたけど、その人たちは「こんな状況なんだから皆で力を合わせて」「こんな状況で勝手な行動をする奴はろくなやつじゃない」っていう空気に押されて支給品を差し出してしまっていた。
かくいう私も同じ口だ。あそこでただ演説をされただけだったら誰も支給品を渡さなかった。でもあいつらは既に武力で支給品のいくつかを奪い、奪われた人間が、自分も取られたのだからお前らも取られるべきという空気を無意識に作ってしまったあとに演説を始めたのだ。
それに、今の状況だってそうだけど。この空気は悪くないのだ。
皆が、頑張っている。皆が力を合わせようとしている。良い空気だ。良い雰囲気だ。熱意が篭もってる。前に進んでいる。
理不尽から逃れようと頑張っている。
指針が示されている。私たちは助かるっていう希望が見えている。
しかし、しかし、だ。
504 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/29(水) 00:59:28 ID:AsptSN5s
(一週間後も同じ空気でいられるかっていうと。きっと違う……)
軍司令部の出入り口を見る。どこから持ってきたのか、あちこちに机やテントが並べられ、人々が並んでいる。彼らはさっきひぃくんが言ったように、グループに所属し、仕事を見つけ、部屋を割り当てられているのだろう。
管理、され始めている。
それ自体は別に、悪いことじゃない。それが健全な目的で作られたって信じられれば私だって、喜々として馴染もうと努力するんだろうけど。
ため息を押し殺す。あまり暗い顔をしていても怪しまれる良い口実だ。
(武器を持ってる人が出入り口に二人。見回りに五人。司令部内に、何人だろ。あとは、街にも行った人がいるんだろうなぁ)
支給品の山の前にも何人か、武器を持った見張りがいる。にやにやと同僚と話しながらも周囲を見渡している大人たちは、どう見ても暴力を振るいなれている気配がしていて、近づきたくなかった。
ひぃくんはあれに頼もしさを感じたんだろうけど、私は不安のほうを感じてしまう。
改めて見れば今更支給品を返してもらおうとしたんだろう男の人たちが追い散らされていた。周囲を見ると、支給品を返してもらおうとしている彼らを見る周囲の目は良いものではない。自分勝手を許さない空気が蔓延しているからだ。
(あの時、ひぃくん待たないでさっさと武器屋とかに行ってればよかったかな・・・・・・)
思わず、そんなことを思ってしまう。幼馴染とこんな状況で一緒にいられた自分は幸福なほうなんだろうけれど、今考えると、大事な時間をロスしてしまったことに後悔の念が湧く。支給品をもらえたのは結構前のほうだったのだ。
そういえば、バスを待たないでさっさと行ってしまった同年代くらいの気持ち悪いぐらい美人の女の子がいたことを思い出す。
(あの子がうらやましいなぁ)
こんな状況に巻き込まれないで、異世界生活をエンジョイし始めてるんだろうか。自分ひとりの力で、新しい世界を切り開こうとしているのだろうか。
ああ、でも、彼女もいずれは軍司令部にやってくるんだろうし。そう考えると、私と同じ状況に巻き込まれるんだろうなぁ。しかも後からだからグループわけとか仕事とかもろくなものがないんだろうし。
そう思えば、ここで頑張れないことが逆に可哀想にも思えてしまう。
内心の卑屈さを笑みに替える。
「名前は?」
「し、敷条茜です」
とぼとぼとたどり着いた長机の前に立って、自分の名前を言う。名簿を作っていたらしいおじさんが私の顔をじろじろと見たあと、胸と腰あたりに視線を動かして、そうしてから名前を名簿に書いて、チェックを入れる。
(ああぁ、やっぱり)
「茜ちゃんはAグループな。グループは、あー、あっちにいるから、混ぜてもらえ。仕事はリーダーに伝えてるからそっちで聞いてくれ。あとこれ宿舎の鍵な」
粘着質な視線を受けて、必要以上に手を触られてから、たぶん私に割り当てられた宿舎の鍵を受け取る。
ため息をつく。こういうことだと予想していたのだ。だから、最悪なのだ。
そうして、とぼとぼと歩いた先にいるAグループとやらに向かえば贔屓目に見ないでも可愛い、美人といえる女の人が勢ぞろいしている。私の顔を見た女の人から一人が進み出て、わかっていることをわざわざ教えてくれる。
「ようこそ。Aグループへ」
「敷条茜です。よろしくおねがいします」
ちなみに、リーダーさんが教えてくれた。私の仕事はお茶汲みだってさ。はぁ。
不安を、思考にして形にする。
状況が最悪だって思うのは、トップがろくな人間じゃないってわかってること。
現状が最悪だって思うのは、自分でも、自分の顔が見れる程度には整ってるって理解しているから。
両方をイコールで結ぶと、私の貞操が一ヵ月後には見事になくなっているだろう推測が簡単に浮かぶ。
もちろん相手はひぃくんじゃなくて、武器を持った誰かなのだろう。
はぁ。と、知らず知らずのうちにため息が出た。
505 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/29(水) 01:54:53 ID:AsptSN5s
壱拾/
巨人が日常的に使ってるのかと見まがうほどの巨大な両開きの扉の傍にあった人間サイズ用の通用扉から侵入する。
中の第一印象は、
(広い、な。というか外観からして東京にごろごろ立ってる巨大ビルよりもでかいわけなんだが)
支給品にあった自動マッピング装置を起動する。手のひらサイズのソレはゲート内の道具屋に売っていたレーダーを組み込んだため敵やら味方やらに反応してくれるようになっている。さらに、登録した人物や一度確認した生物の分類が表示されるようになるらしい。
マップを眺めながら周囲を確認していると内藤がぽつりとつぶやいた。
「もっと、こう、ダンジョンっぽいのを予想してたんですけど……」
「ああ。なんというか、内装からしてどこぞの企業ビルに入ったみたいだな」
塔の内部、その受付らしき場所を見渡す。ボウガンを片手に警戒しながらだ。
天井はかなり高く、壁は綺麗なものだった。外側を見ると壁際には窓もついていて、日差しも入ってきている。当然ながら、外側には鉄格子がはまっている。敵の侵入を警戒するためだろう。
二人でさらに周囲を確認する。
入り口周辺らしく、扉の正面にカウンターがあり、その背後には内部の者が上層へ向かうのに使うのだろう機械が用意してあった。
「まさか、あれは、エレベーターか?」
二人でそれに近づく、背後には肉人形が遅れず付いてきている。
「こんなものまであるんですか?」
内藤が開閉すると思われるガラス部分に触れる。円筒形のエレベーターの内部には操作盤が見えた。
階数は、数字らしきものを見る限り、ここからは五階までしかいけない仕様のようだが。
ただ、こじ開けようとしても扉にはつなぎ目ひとつないため中に入れそうにない。ダガーの柄でガラス部分をガンガンと叩いてみても皹すら入る様子はなかった。
攻略するなら、まずはこれを起動するために電源を入れるべきなんだろうな。よくよく見ればカードキーらしきものを挿すスリットもあった。
「階段らしきものがあったんだろうが、封鎖されてるな」
コンクリートだろうか、エレベーターの隣にあっただろう空間には元々粘性があっただろう硬化した何かでそのほとんどが封鎖されていた。
一応、触ってみて調べてみるが。破壊するにはきちんとした装備が必要だろう。それと時間も。
確認のために足元を見れば、階段の一段目らしきものが見えた。やはり階段だったものなんだろう。
内藤が辺りを見回しながら困惑した表情を浮かべていた。
「トップが冷凍睡眠してるんでしたっけ」
「そうらしいが。どこまで信じていいものか。とりあえず二階への道を探そう。それと依頼目標のゴブリンとやらとコボルトやらも探すぞ。そいつらがここの住人なら、その中でも偉そうな奴がいる場所に機密文書があるだろうしな」
それと、受け付けらしきテーブルの裏を漁って白紙の業務記録やシフト表っぽいものを回収しておく。弓師の肉人形に、買っておいた車輪のついた橇(ソリ)を持たせているのでそこにがさごさと放り込んでいく。ちなみに俺のクレジット残金は現在0だ。橇を買うのに足りなかった分は内藤にいくらか出してもらっていた。
生きて帰れれば返せるだろう。
「これ、全部持っていくんですか?」
「今日は様子見だからな。行けるところまでにあるものは全部回収しとくことにする。そもそも俺は軍事には関心がなかったから、何が価値あるかわからないしな」
「ああ、確かに。それに入り口にあるものだったら全部取られちゃいますよね。それだったら」
「俺たちの利益にしたほうがいいだろう。幸い、荷物持ちがいるんだしな」
「そういえば、私たちが最初なんでしょうか?」
「ここに入ったのがか?」
「はい。誰か入ったなら全部手付かずなんて、おかしいですし」
「そういえば、そうだな。もしかしたら、整えたか?」
内藤の言っている意味とは別のことを考える。機械帝国の人間は、本当にここを放っておいたのだろうか? そうして俺たちがこうやって冒険気分で初めてここを荒らす優越感に浸らせるつもりだった?
考えるも、流石にそれはないな。なら本当に手付かずだったんだろう。・・・・・・だったら、きっと。
506 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/29(水) 01:55:05 ID:AsptSN5s
「内藤」
「なんですか?」
「電灯出しとけ」
「はい?」
「落ちるぞ」
リュックからたいまつ型の電灯を取り出した瞬間、ガシャン、と音を立てて周囲の電気が落ちる。同時に赤色のランプがあちこちに灯り、警告の音がうーうーと盛大にわめき声を上げだした。
「えッ!? あッ!? な、何が起こったんです!?」
「将軍が冷凍睡眠だって言ってただろう。電灯急げッ。壁越しに敵がうじゃうじゃいるぞッ!! 肉人形!! 戦闘態勢ッ! 三号は敵を発見次第に射撃。二号は三号の攻撃を抜けてきた奴を斬り裂け。内藤、お前は俺の後ろにいろ。まだ戦わなくていい」
リュックから同じくたいまつ型の電灯を取り出した内藤がこくこくと頷く。
よし、いい子だ。攻略に際しての問題もある以上、内藤はまだ前には出せないだろう。パラメーターアップアイテムとか、敵を殺す力がないとかそういう問題の前にあるひとつの問題だ。
マップ機能を見ると受付横にある扉向こうが詰め所か何かだったらしく、モンスターが扉周辺に集まっている。俺の視線を見てか内藤もそちらに目を移す。
先ほど前無反応だったのは、きっとそいつらも冷凍睡眠状態とやらだったんだろう。
「敵、出てくるんですよね……」
「たぶん、な。機械文明人がこの施設に踏み込まなかったのは敵の活動を止まったままにするつもりだったんだろう。どうりでゲートに兵士が少ないわけだよ」
「敵が塔から出てくることはあるんでしょうか? その、施設に雪崩れ込んでくるとか・・・・・・」
「そのためのゲートだろう。塔の全周を囲んでたしな。それに対する対抗策もあるんだと思うが……」
例えば機銃とか、電撃とか、地雷とか、そういうのが――――。
「あ、」
内藤の声に振り向けば、ガシャリ、と扉が開き始めていた。隙間からは暗くてわからないが何か人影が見える。
先手必勝だ。
「三号ッ! 今だッ!!」
声に反応してぱしゅん、と弓師の形をした肉の人形が弓を放つ。弓と言っているが、現実には弓の形をしたレーザーガンとも言うべき代物だ。正確にはレーザーではないが、そういうものだと思っておいたほうがいいだろう。難しいことは俺の専門じゃない。
弓の先端から発射された光の塊が人の形をした影の頭部に突き立ち、そのまま壁に突き刺さって消滅した。命中の指輪と呼ばれる自動照準装置によって見事に敵の急所を貫いた三号は弓を引き、次の矢を装填し始める。
ちなみに三号は矢筒を持っているわけではない。三号に与えたロングボウはバッテリー式だからだ。バッテリーは使い捨て形式、一個80発まで撃てる。今回は三つほどストックがあるので半分使い切ったら帰還する予定だ。
ただ、内藤の様子如何ではその前に帰ることも想定しているが。
「ひ、人ッ!? ちょ、タカぼんさん、あれ、人間じゃッ」
「なわけあるか。人間だったらもう少し形が綺麗だ」
「え、き、綺麗?」
三号が次々と射倒していく人影を見て内藤が青い顔をするが、俺にはあれが人間には見えない(もちろん、撃ってから敵を確認した)。
肉人形より人間に似ているとは思うが、人間ではなかった。
たいまつ型の電灯はそれなりに光をばらまいている。だからここからでもこちらに突っ込んでくる連中の姿がはっきりと見える。やつらには腕と足がある。軍服らしいものを着て、剣や盾を身につけている。いるが、人間の肌は汚らしい緑色ではないし、顔に石みたいなできものが大量にできてはいない。少なくとも俺はあんな人間に似ているが人間ではない生きものをCGや映画以外で見たことはなかった。
第一、浮かべる狂相には人間らしさが微塵も感じられない。それだけで攻撃するには理由は充分だった。
「で、でも・・・・・・。あ、あの、「盾構えとけ。嫌なものが見えた」
507 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/29(水) 01:55:16 ID:AsptSN5s
内藤の顔は蒼白なまま、なんら反応を示さない。状況の変化が唐突すぎて戦闘中だということがわかっていないのだ。変化が急激だったのに心がついてきていないのだろう。わかってはいたが、大きく舌打ちが漏れる。
「あ、あのッ!! は、話あ「ッ、馬鹿野郎!!」
ぐだぐだ言っている内藤を胸の中に引きずり込んで背後へ下がった。
三号の後ろに回りバックラーを構える。
「ちょッ。ちょ、ちょっと!?」
「黙ってろ!!」
轟、と爆炎が視界を遮った。パクパクと内藤が胸の中で口を開いたり閉じたりしている。ッ、熱いな。充分下がったはずなのに盾では庇いきれなかった部分の服に炎の飛沫が掛かる。幸い防火性能は悪くないらしく服に火はついていないが。
むき出しの顔面が燃えるように熱い。
「火炎放射器かッ! ったく、素人相手にそんなもの持ち込むかねッ!!」
腰のボウガンを取り出して構え、炎で相手の姿が見えないので適当に撃ち込んだ。
強運故にか放った後に遠くで獣の悲鳴が聞こえたように思う。
このボウガンも弓と同じくレーザーのようなものだ。ボウガンの形をしているためにボウガンと同じように扱う必要があるが、弾丸の代わりにバッテリーがあり、矢をセットしないで、弦を引き、引き金を引けば撃てるようになっている。たぶん無駄な機構を外せば弦を引かずとも銃のように撃てるかもしれないが。それはきっと多大な労力を要するのだろう。技術者も道具も未だ手元にはない。機械帝国の用意した遊びの部分を破壊するには圧倒的に手札が足りない。
「弦引いとけ!」
胸の中でいまだに目を白黒させている内藤にボウガンを放る。ガシャンと内藤の鎧とぶつかったボウガンが音を立てた。
「えッ、えッ、だ、だって、火、火、ですよ。そ、それに、か、火炎放射器ッ!?」
「そう言ってるだろう。いいから弦引け!! 二号、突っ込め!! 三号、できればでいい、火炎放射器扱ってる連中を優先して撃て!!」
二丁買ってあったボウガンをさらに腰から引き抜く。もともと戦う気のない俺が弓術やら剣術を極めても無駄。だから機構で撃てるボウガンを選んだのだ。
二号が突っ込んだ場所から横にずらして炎の壁に向かってボウガンを放つ。ギャン、と悲鳴とともに炎の壁が薄くなる。よし、射手を誰か倒したみたいだな。
ボウガンを胸元の内藤に投げればッ。って、糞。コイツ!!
「何を呆けてる!! 敵がいるんだぞッ!!」
「あ、は、はいッ」
糞ッ!!!
胸元から内藤をどけ、ボウガンを奪い、弦を機械を使って引っ張りあげる。入る前に少しやり方を練習したがなかなかうまくいかない。
「―――ッ、完了ッ!!」
敵の方に向けてボウガンを構えればッ!? く、糞ッ。緑色の人影が薄くなった炎の隙間から突っ込んでくるところだった。
速い。盾を頭の上に掲げ、前傾姿勢で突っ走ってくるその勢いは猛牛にも比するだろう。なるほど、パラメーターアップアイテムがあれだけ気前良く支給品に入っていた意味がよくわかった。何の強化もされていない人間なら即座にミンチにされてもおかしくない。
しかも敵は火炎放射なんて非人道的な武器を容赦なく使い、自軍の攻撃の隙間から敵へと何の躊躇もなく突っ込んでくる糞度胸を持っている。
玩具みたいな形をした超兵器が俺たちに提供された意味や機械文明が劣勢になった理由がよく理解できる。
敵は、人類を優越した戦闘民族だ。
「三号ッ! 体を張って止めろ!!」
三号が突っ込んできた緑人間に矢を発射するも、緑人間が構えた盾によって見事に防がれる。ガィン、とかゴィン、と音がなるものの、ダメージを与えたようには見えていない。どうやら予想していた通り、敵の武器も超兵器だ。
そしてことごとく攻撃を防がれた三号が敵と俺の間に体を割り込ませる。しきりに声を上げていたため、俺が指揮官だと気づかれたのだ。死の気配に冷や汗が流れる。
「あ、ッ。ちょッ」
「いいから弦引いとけッ!!」
ダン、と踏み込んで三号と取っ組み合いになっている緑人間の顔面に強引にボウガンを押し付ける。致死の気配に気づいたのか、緑人間の持っていた剣が俺の体のところどころにあたるも気にせずに、撃つ!!
508 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/29(水) 01:55:26 ID:AsptSN5s
「ョベッ?! ・・・・・・カヘッ」
レーザーっぽい矢が頭蓋を貫き、脳を貫通したことを確認し、敵集団に目を向ければッ。糞ッ。
「三号ッ! 二号の援護だ!!」
二号が緑人間三人にリンチにあっていた。糞、何が一階層だけならなんら改造をしなくても一体だけで進めるでしょう、だ。ナイトメイル装備してなかったら速攻スクラップだぞ。
二号はヒーターシールドを構え、正面の手ごわそうな緑人間と戦っているが、同時に背後から二人の緑人間に鎧の隙間から剣をつきたてられている。幸い、二号は突っ込んでから火炎放射を扱う緑人間を即座に排除したんだろう。火炎攻撃を受けてはいない。いないが、背後の二匹から喰らうダメージが多いのか、二号の動きには精彩というものが見えなくなっている。
「内藤、ボウガンは」
息を荒げながら問いかける。
「は、はい。ここに」
期待していなかったが、なるほど、少しは役に立つようだった。「よくやった」素直に礼の言葉が出た。
気合を入れ、恐る恐る内藤の差し出してきたボウガンを受け取り、撃ってしまったボウガンを握らせる。
「内藤、もう一本頼むぞ。三号ッ」
振り向けば内藤とのやり取りの間に体勢を整えた三号が矢を放った瞬間だった。二号を背後から攻撃していた一体の脳天に矢が突き立つ。
賞賛は内心のみであげ、俺もボウガンに備わっているレーザーサイト機能を使い、二号の後ろに剣を突き立てていた緑人間に引き金を引く。
先に三号が一体仕留めてくれていたのが幸を奏したのか、呆然と緑人間の屍骸を見ていた緑人間の脳天にバツン、と矢が直撃した。
「ッ、ふぅ。よし、後一匹」
思わず匹と呼んでしまうが、いや、それでいいか。わざわざ一人、とか一体、とかじゃなくて、あれは、もう、一匹、でいい。
内心の変化。それに歓喜を覚えながら、俺は内藤が差し出してきたボウガンを構え、二号と戦っていた立派な軍装の緑人間に矢を打ち込んだ。
509 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/29(水) 23:22:44 ID:AsptSN5s
どんちゃどんちゃッ!!
510 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/29(水) 23:23:15 ID:AsptSN5s
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J ))
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f`yノー""⌒ y -ーzノ ノ^>ノ〉、
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511 :
名無しの魔法少女
:2011/06/29(水) 23:43:31 ID:ErW.2diE
て、てんこちゃーん!
512 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/02(土) 19:52:37 ID:AsptSN5s
壱拾壱/
「内藤。大丈夫か?」
「は、はい」
二号と三号が周囲を警戒する中。俺は床にへたり込んでいる内藤に手を差し出す。辺りは火炎放射器が放っていた熱気で少し暑いぐらいだった。
「大丈夫か?」
「・・・・・・はい。大丈夫です」
端正な顔を蒼白にし、膝に手をつきながら息をしている内藤。・・・・・・、まぁ、いい。
「肉人形共は大丈夫か、ってああ。お前らは喋れないんだよな」
仕方ないので携帯端末を開く。確か肉人形には所持者が現在の体調(ステータス)を確認できる機能があったはずだ。
NAME:肉人形二号
HP 053/200
SP 100/100
状態:火傷/裂傷/再生中
NAME:肉人形三号
HP 180/200
SP 100/100
状態:再生中
見る限りは再生中で大丈夫なようだ。しかしこれでは同じ規模の襲撃にあったときに不味い。そのため二号の鎧を外し、傷口に傷薬を塗っていく。二号の素材は肉だから傷薬で回復するだろう。余りは自分の傷に塗っておく。
「三号。後ろ塗ってくれ」
届かない部分は三号に任せた。内藤が動ければやってもらったんだが。あの様子なら当分は放っておくのがいいだろう。最後に二号に包帯をぐるぐると巻き、鎧をかぶせ、俺も服を着なおす。
さっさと死体を確認しにいくべきだな。まさかゲームのように消え去るとは思わないが敵が集まってくる可能性があった。
「三号。橇もってそっちの死体持ってきてくれ。二号、そっちの死体を並べてくれ」
マッピングの機械を開き、周囲に動体反応がないことを確認してから死体連中の下にいく。後ろを見れば、額を押さえた内藤が壁に寄りかかっていた。
放っておくべきか。声をかけるべきか。
最悪見捨てなければいけないが、最初の協力者で一応の実戦を乗り越えた人間は貴重だ。しかし、ここを自力で乗り越えてもらわないと後が続かないだろう。それなら黙って立ち直るのを待つしかない。
(それでも必要なら、小細工をしなきゃならないが)
想像し、首を振る。可能か不可能かの問題ではなかった。今の俺が人の心を支配し、意のままに動かすことは流石に悪趣味にすぎる。
交渉で有利に動くように振る舞えても、偽りを用いてまで、心の問題に踏み込もうとは思えなかった。
それに俺はもう、そういったことをしないと決めていた。
考えを振り払ってたいまつ片手に死体の前に立つ。吐き気と後味の悪さはあるが、飲み下す。俺は生きていくつもりだ。今ここには俺しか頼れる人間がいないのだ。ここで俺が俺を裏切る真似をするわけにはいかなかった。
だから、心に澱を溜めておいては面倒だ。苛立ちを胸から搾り出して拳を握る。そうしてから背後を見、内藤がいないことを確かめてから比較的まともな死体の顔面に叩きつけた。
拳に若干の痛みが走る。苛立ちが綺麗に拳から死体へとぶち込まれた。拳の向こう側では敵の鼻骨らしいものが砕けた感触がした。うん? 装備がおかしいだけで敵連中の肉の強度はまともなのか。
513 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/02(土) 19:52:58 ID:AsptSN5s
「発散終わり、と。で、こいつがゴブリンか?」
端末を開いて敵軍の項目を開く。ずらずらと並ぶ敵情報を見ながらあることに気づいた。もしかして道具屋にあった魔王軍に関する分厚い本かこういった高性能端末を買わなきゃ依頼は果たせないってことか? 確かに、俺たち普通の日本人が、敵の詳細を知ってるわけがないんだから。
前情報の重要さを確認し、端末を操作しながら二号が並べた死体を数えていく。それで、ああ、こいつらはゴブリンだな。軍装の胸の部分に階級を確認。魔王軍警備兵? 階級なのかこれ、階級ってのは伍長とか少尉とかじゃないのか。
その、警備兵が、ひのふのみー、九匹。更に警備兵長が一匹。階級章の部分は引きちぎって、小さい袋に入れていく。ついでに軍装はいらないが武器も回収しておくことにする。たぶん武器屋で売れるだろう。ついでに火炎放射器を確認。
「なんだ、こりゃ?」
あの時はこちらになにやら筒先っぽいのを向けたから危険だと判断したが。杖、か。これ。
視線の先にある金属に赤い色の宝石の嵌められた長い杖。手にとって上から下から眺めてみる。どこからどう見ても杖、だな。
火炎放射器の正体は杖だった。それが、四本。
確認のために初期アイテムにあったアイテム鑑定機を向け、しばらく待てば。
NAME:魔王軍正式採用下級魔杖≪炎の舌≫
簡素に名前だけが出てくる。敵軍装備のせいか、スペックデータはないらしい。
ふむ。ファンタジーVS超科学か。またくだらないことだが。しかし、ファンタジーねぇ。
嘆息しながらゴブリンのデータを眺める。魔王軍の兵ゴブリンの心臓、精巣、脳が薬の材料。骨も安いが道具や建材につかえるらしい。
「二号、三号、解体しろ。データを送るから使える部分を切り分けろ」
自分でやれる自信がなかったので命令を送れば、命令を受けた肉人形どもが動き出す。敵の落としたナイフ片手に死体を切り分けていく肉人形二号を見る。三号はツールキットの中に入っていた解体用のでかいナイフ片手だ。
解体をどういった作業工程で行っているのか、端末で確認。肉人形に出した命令のチェックボックスが表示されているので荷物になりそうな肉関係は命令から外しておく。現金が少ないため、買っておかなかったが今度はクーラーボックスを買っておくべきだろう。一応、コボルトの任務で予想していたから少々大きめだが、冷蔵機能のある袋を買ってある。だが今後の探索にはもっと大きめなものが必要だな。
さて、やっておくべきことの指示を出したので内藤の様子を見に行くことにした。
濃密な血の臭いと少々臭うゴブリンの異臭に少し立ちくらみを覚えながら内藤の所へと戻る。あいつも時間が経って落ち着いただろうかと思えば。
内藤の様子を見て、ため息が口からこぼれた。
(吐いたか。血の臭いや、内臓のせいではない、か)
ゴブリンの解体のおかげで、それほどきついとは思えないが、酸っぱい臭いが鼻につく。
膝をついて荒く息をついている内藤の下を見てみれば盛大に胃の内容物をぶちまけていた。マジマジと見るわけにはいかないので横目で観察を終える。吐瀉物に地球の食い物が見えるってことは、そう時間を経過せずにこちらに送られたようだ。破片にパラメーターアップアイテムの姿がないことが気になったが今は材料が足りない。思考の脇に置いておく。
内藤が吐いたのは、戦闘の緊張からだろう。俺自身については過去の経験が役に立ったから。
様々な事柄を思考しながら、それを見下ろした。
口の端に吐瀉物の破片をつけた内藤。見下ろすと端正だった顔をくしゃくしゃにゆがめながら、こちらを見上げてくる。
「大丈夫か?」
「はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。……うっぷ」
まだ吐きそうなのか、口を押さえ、床を向く。
「ほら、使え」
514 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/02(土) 19:53:09 ID:AsptSN5s
腰に下げていたポーチから空の袋を取り出し内藤に差し出す。内藤はよろよろと力なく受け取って再度吐き始めた。
目の前の少女はまだ学生で子供だ。俺が引き込んだとはいえ境遇に同情をする。気づけば、腰をおろして内藤の背中をゆっくりとさすっていた。
横目で端末のマップを確認する。周囲に敵の姿はない。しかし、ここからは感知できない範囲では必ず俺たちの侵入を感知した、この塔の住民達が動き始めているはずだった。
しかし、この様子では内藤は使えない。だが、内藤以外の使えそうな人物を今から探すとしたなら。否、内藤以外は全部取り込まれたと判断して動かなくてはならない。その上でこれからの行動と最終的に勝てるかの勝率を考える。
現時点でとれる方策は二つだ。
軍司令部の組織に合流せずに塔を攻略するか。組織と合流して組織の指示を受けて動くか。
前者は内藤がいるといないとでは格段に勝率が違うはずだ。俺にはこのような状況で、多くの人々を導くことはできない。それに、誰かから信頼を得ることはできない。俺が俺である限り、俺の全てを知ってまで俺を盲信するような人間は、奇特な馬鹿以外はいないだろう。脳裏に浮かぶ黒髪の女を思い出しながら過去を回想する。忠実で、完全な、黒霧蜜美。
ああ、ならば人を集めるなら、――――。
即座に脳裏からその方法を排除した。それは、俺がやっていいことではないはずだ。
続ける。内藤が戦えない状態になった場合は、最後まで単独で動かざるを得なくなるだろう。補給の100人が来た場合を考えても、一人で行動するのと二人で行動するのとでは他者に与える信頼がずいぶんと違う。だからここで一人になったなら、最後まで一人だ。馬鹿か間抜けを調達できる可能性もあるだろうが、そんなものは戦力には数えられない。だからここで内藤を復帰させない限り、組織と合流しない案は失敗するだろう。人員の確保も、内藤で失敗したなら次があるとは考えない方がいい。
それに、集団に一人で抗してもなんら成果は上がらないだろう。
げーげーと、目元に涙を溜めながら吐いている少女を見、考える。
内藤を見捨てない理由。内藤でなければならない理由。
それは、内藤は付き合いの短い俺にすら手放すのを惜しいと思わせる価値を見せていたからだ。
察しは余りよくないだろう。想像力が足りないと思わせる部分もある。最近の女子にしては人品卑しからずといったものを感じさせるがそれだけでは好印象を与えるには薄い。実戦では戦闘力を期待させることもなかった。
しかし、しかし、だ。
ある意味他者に警戒させてしまうような普通の人相の俺と違い。内藤は美少女だった。前にも言ったが10人中10人は振り返るぐらいの面をしている。美形だ。美人だ。美少女だ。男と二人きりになって甘い言葉を囁けば必ず陥落させる程度の力がある。嘔吐をしていてもどことなく気品が感じられる。嫌悪を一切他者に感じさせていない。守ってやりたい、と他者に思わせる雰囲気を滲ませている。
(組織に付かず、組織を出し抜き、トップに立とうと思うなら、こちらも人の集団を作る必要がある)
だからこそ、看板が必要だった。異世界で奮闘する美少女剣士。有象無象を騙す広告塔には都合が良い。話した感じでは中々に善良であるし、何かをするときに俺ではなくこいつに説明させた方がほかの連中に飲み込ませるのには楽だ。
だからこそ、内藤を必要だと判断し、わざわざ確証のない妄想に近い内容を貴重な時間を使って説明してやったりと手間を掛けたわけなのだが、この様子では復帰は難しいだろう。
内藤は捨てるには惜しい。しかし捨てざるを得ない状況だった。嫌がる婦女子に剣を持たせ盾を構えさせ悪鬼羅刹の集団に放り込む。下劣外道の仕業といわれても否定できはしないだろう。
しかし、俺が生き残るには必要な行為だった。それでなくてもこの世界で主導権を握るには内藤を俺の支配下に――――
そこまで考えて、思考が以前の俺に戻りかけていることに気づく。首を振った。
「辛いか? ほら、ゆすげ」
背中をさする俺を見上げてくる内藤に腰に下げていた金属製の水筒の蓋を開けて差し出す。
「あ、あり、が、とう」
内藤は水筒に手を伸ばしてこくこくと口に含むと口の中をゆすぎ、水を吐き出した。目の端の涙を指でぬぐってやるとくすぐったそうに顔を動かす。
「すいません。……すぐ、動けるようになりますから」
「ゆっくりでいい。まだ危険はないしな。で、だ」
「はい?」
辛そうな顔の内藤。目を閉じる。内心の全てを放棄して、善良でなくとも、正しくなくとも、ただ悪徳を起こさない道を模索する。
515 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/02(土) 19:53:21 ID:AsptSN5s
「やめるか? 探索」
第二案を考える。組織に向かい、すべてを放り出す。
肉人形を手土産に。塔内部の情報を手土産に。買ったアイテム、手に入れた情報、すべてを手土産に組織と合流する。おそらく塔の中身を味わった俺は塔内部探索チームに加えられると思うし、うまく立ち回れば幹部陣に食い込むことができるだろう。内藤は容姿が容姿だ。体と心は知らないが命だけは助かるに違いない。貞操を捨てて、女としての能力を駆使すれば組織でも高い地位と財が得られるだろう。
しかし、だ。
思考を進めようとしたが、俺の内心を知らない内藤が縋るような目つきで見上げてくる。
歪にゆがみそうになる口元を押さえて、穏やかに微笑んでやる。
「やめ……、て、いいんですか?」
「いいよ。それで組織と合流すればいい。パラメーターアップアイテムもほとんど手付かずだしな。塔の情報を持っていけば歓迎してくれるだろう」
「か、んげい? あ、あの、かんげいって、たか」
言葉に、他者を気遣う色を見る。
台詞に困惑。善良な証拠が見え、口元が盛大に歪む。
内藤には、笑みの形に見えただろう。
言葉を、重ねた。
「組織に合流しろ。それで守ってもらえ。
よく考えてみたらさ。内藤、ついさっきまで平和な日本にいたんだもんな。戦えるわけがない。
俺の考えが浅かった。ごめんな」
「あの、タカぼんさん、あなたは、」
ケホケホと喉が痛んだのだろう。咳をする内藤の背中をさすってやる。
あなたは? この期に及んで俺の心配か? なるほど、善良すぎるぞ内藤。良すぎる容姿に、他者への気遣いを忘れない心。うん、漫画かアニメのヒロインっぽいなぁ内藤。恐らくそれに対する主人公は俺ではないんだろうが。
思考を切り、今度はきちんと微笑みを浮かべる。知り合いが見れば薄ら寒くなると言うだろうが、俺と内藤は初対面のようなものだ。騙されてくれるだろう。
「今は内藤の話だろう」
内藤が息を吸い込んだ。痛みを我慢して言葉を放つ。
「答えてくださいッ!!」
「どうしたんだ。調子悪いのか、だった「はぐらかさないでくださいッ。私が組織に行ったら、タカぼんさんはどうするんですか?」
「そりゃ、一人で塔の攻略に決まってる。さっきの妄想のこともあるし。そもそも、他人に命を預けるのは性に合わない」
「それだけ、なんですか?」
「それだけだよ。でも、それで十分だろう」
演技を混ぜて本音を語る。そうだ、偽りなき本音だ。
俺は、組織には合流できない。だから、単独行動をする。
敗北が決まっていようと、それはやらなければならないことだった。
「タカぼん、さん?」
「――――――」
516 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/02(土) 19:53:44 ID:AsptSN5s
組織に入ったとしたらさっきの考えのまま行動をすればいいと思うが。絶対に確実に破ってはならない約束があった。そして、ひとつの問題があった。
それは、既にあちらの幹部連中の間で勝利の後に得られるものの配当が決まっていた場合やあちらの結束が俺の想像以上だった場合だ。つまり新入りの俺が参入することができない場合について。
そのときは、最悪、人間を殺さなきゃならなくなる。絶対にそれは避けたい。人間モドキならいくらでもぶっ殺せるが、人間はだめだ。
あちらの組織に入ったら俺の主導で動くことができなくなるだろう。そして、自慢じゃないが俺は人から人望を得られるタイプの人間じゃない。だからこそ後から入れば排除されやすくなる。そしてそれを防ぐために暗躍すれば自分の手で人を殺さなければならないときがくる。
人を殺しては、いけない。傷つけることや貶めるのことはできても、絶対に殺してはならなかった。
『約束ですよ。もう、誰も殺さないって。貴方はもう、そんなことをしなくても大丈夫です。だから、お願いします』
黒髪の女の、蜜美の顔を思い出し、小さく首を振った。ああ、わかってるよ。わかってるさ。
今の俺は冴えない三流大学生だ。ただの、人間だ。
それでも―――
想像をする。組織に入ってしまった後のことを想像する。
そこで己が生きていくために何かを行うなら、
「なにか、いってくださいよ・・・・・・」
――――――きっと俺は、望んで誰かを殺してしまうのだろう。
「・・・・・・・・・・・・」
脳裏に浮かぶ最後の絵図を振り払う。
人を殺すこと。
それは、そういうやり方でしか俺が自分の我の通し方を知らないから思いついてしまう方法だ。そうやって生きてきた。そうやって何もかもを手に入れてきた。そうして、敗北した。
だから、内藤が欲しかった。善良な何かが傍にいて欲しかった。俺を信奉しない人間が、俺を盲信しない人間が欲しかった。
だからだませないし、感情を操作しようとも思わない。俺に逆らえるなら、その余地を十分以上に残す必要があった。
俺は、俺が、他人に他人を殺させて悦に入って利益を得られる屑だと本能的に知っているのだ。だからこそ、人間を殺すような展開にならないことを望む。だから、殺さなくてもいい状況が転がってるならそちらに向かうのが最良だった。
約束を、行ってきた全てを、そして、今から残せる者を守るためにも。
付け加えるならば。
組織に入らない。その選択こそが俺が勝利できる方法の中でも一番勝率が高い。
517 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/02(土) 19:54:46 ID:AsptSN5s
(ということを内藤に言うつもりはまったくないわけだが)
思考の操作ではない。語ることで騙ることを封じるためでもない。俺だけが理解していれば良いことだったからだ。
俺が言葉を返さなかったためか、内藤は黙っていた。
甘えか、強情か、それとも、なんだろう?
思いついた考えに、内心を出さずに、自然と笑みが零れる。なんて善良な奴なんだコイツ。足手まといでありながら、俺の心配を一丁前にしたがってやがる。
「仕方ないな。そんなに言うなら命令してやろうか。大人から子供に」
「・・・・・・ッ。馬鹿にッ」
「しちゃいない。戦えない人間を尊重してるんだ。命を永らえるのが人間一番だと思うからな」
「だったらッ。タカぼんさんだって、組織に入るのが」
「できるかよ。他者の軍門に下ってのうのうと生きることになんの意味があるんだ。それに俺はもう命を奪ってる。だったら筋を通さないといけないだろう」
「命? それに軍門って・・・・・・」
「ゴブリン」
「あ・・・・・・」
「忘れたとは言わせないぞ。俺は、俺が、俺だけが、さっきの警備兵連中を殺した。だったら最後までやらなきゃあいつらは俺の戯れで死んだことになる。大量に、無意味にだ。そんなことが許されちゃあいけないだろう」
「・・・・・・。でも、そしたら、タカぼんさんずっと一人に」
「ああ。だけど、何度も言うようだが他人の、それも見知らぬ人間に命を預けられないのが俺の性分だ。だったら死のうが生きようが自分を貫かなきゃ楽しく生きられないだろう」
「だったらッ。だったら私だってッ!!」
拳を握り立ち上がろうとする内藤。それを、少しばかり信じられないような気持ちで見てしまう。これは、根性があるの、か?
否、内藤は膝に手を突きながらも立ち上がり、俺に視線を合わせてくる。既視感。どこかで感じたような、強い目。白の混じった金色の髪の少女は、自身を曲げることのない強い意志で俺を見ている。
少女の、口の端に吐瀉物の破片が混じった顔に、神々しさすら感じ、内心に疑問が湧く。
これは、この瞳は、この強さは……。
直感した。
間違いない。アレだ。こいつは、アレの仲間だ。
「私だって、戦えます。タカぼんさん一人に戦わせられません。私だってッ。私、だって。やれるんですッ!!」
なん、だ。それは。内藤の提案に螺旋の曲がった発言に、浮かべていた笑みが引き攣った。
順序を飛ばしている。精神の再構成の仕方が、おかしすぎる。
思考しながらも、内藤が不思議そうに俺を見てくるのに気づく。長考を渋っているととられたのか。少し、その視線には拗ねた様な雰囲気が感じられ。内心に恐怖が付きかけた。
拗ねる。なんて、場にそぐわない反応。
(まさか、こんなところで。嫌、こんなところだからこそか。だけれどなんで俺が、俺と出会うんだコレが)
内心で額を抑えながら。考えをはずさないように。しかしそれに恐怖しすぎて忘れないように。しっかりと思考を働かせ続ける。
そうして、やっと、外からは渋々とに見えるように。内心ではどうにか精神を建て直し、言葉を吐き出した。
「そう、か。・・・・・・わかった。そこまで言うんならついてこい。行動するぞ」
「はいッ!」
元気の良い挨拶。一瞬前までは惨めな人間の筆頭といった印象だった少女の精神が、たった少しの、中身の何もない、俺にとっては本質を暴き出すための牽制のような言葉で、自力で回復した。
くらり、と意味のわからない生物を前にした気分を放り、あることについて考える。これがここにいるということの意味。
歩き出そうとする前に、なんとか歩き出そうとする内藤に手を差し出しかけ、気づく。
の、前に。こいつの格好をどうにかするほうが先か。
一部ゲロまみれの少女を見てそう思う俺だった。
518 :
名無しの魔法少女
:2011/07/03(日) 08:34:24 ID:GlMOerxE
黒霧さんは新キャラかな?構想、って言うか設定には最初からあったのかもしれないが
面白い小説を読むたびに自分も・・・!って思うけど
いざ自分でやろうとすると設定、プロット、執筆、アップロードの各段階で物理的にも精神的にもハードルあることに気づく・・・
創って発表するのって体力も精神力も時間も使うんだなぁ・・・
519 :
名無しの魔法少女
:2011/07/03(日) 14:44:51 ID:VsjUG5hY
( ⌒⌒ )
│ │ __
_,,...│ │_{:::ヽ、_
./'"´ /ー,7/:7
,' , 、 ヽ!ム{/
(( ,ヘ, / |ルレλルーミアλヽ/7 ))
'、 >、レレリ ○ ○ リノ ̄ノ
く、 ヽ.ソル""r-‐‐┐""イ / そーなのかー
ヽ /ソ:ゝ,ヽ、__,ノ_ノ/ ./.'
`r__. }ヽ 。 .)
弋ノ. 。 {i-イ
ノ ゝ
.トr===∬
/ ヽ
/ ト,
<ァ、. `:、
ひっそりとこっそりと練習中。
コックに見える?
520 :
名無しの魔法少女
:2011/07/03(日) 14:53:11 ID:SMA0mnrU
コック帽の下部分に線欲しいなぁ
朝起きて専ブラ起動させたらスレタブが消えていた……ウゾダドンドコドーンorz
521 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/03(日) 14:54:48 ID:AsptSN5s
ルーミアだー
522 :
名無しの魔法少女
:2011/07/03(日) 15:03:02 ID:VsjUG5hY
>>520
コック帽の下に線ねー
了解、そして専ブラ事故ご愁傷様です……。
>>521
本編に彼女の気配がしたなら頑張らざるをえない。
523 :
名無しの魔法少女
:2011/07/03(日) 15:06:18 ID:ljs1uE9s
まるかじりじゃなく料理してから美味しくいただくのかー
524 :
名無しの魔法少女
:2011/07/03(日) 18:37:51 ID:uR.fJ2yE
>>519
コック帽が骨付き肉の骨にみえる…
525 :
名無しの魔法少女
:2011/07/03(日) 20:18:30 ID:7w2WnCzM
ルーミアに料理して貰って美味しく食べられる…アリだな…
526 :
名無しの魔法少女
:2011/07/04(月) 20:34:15 ID:ErW.2diE
ふと思ったんだけどさ。安価スレの戦闘って基本長引くよね。
だから短くするために、システム的に戦闘コマンドを無くして、事前安価で全部決まる様にしたら
参加者的には面白いのかな?
527 :
名無しの魔法少女
:2011/07/04(月) 20:49:50 ID:SMA0mnrU
安価スレってのはリアルタイムってのが強みの一つだぜぃ?
適度な緊張感ってのは楽しいって感覚に繋がるだろうし
まあ事前安価で決めるタイプもある、そこらへんはやっぱ好みの問題になってくるだろうな
528 :
名無しの魔法少女
:2011/07/04(月) 21:16:48 ID:ErW.2diE
ですよねー。
まぁ作者が楽するための考え方だし。戦闘の緊張感もどうしても薄くなるだろうしね。
529 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 00:04:49 ID:ljs1uE9s
なんとなくこっちに
____
/ _ _ \
/ ld - \ つれー 昨日実質1時間しか寝てないからつれーわー
/ (人) \
. | `^´ | 実質1時間しか寝てねーからなー
\ ,/
/ ー‐ \
530 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/05(火) 00:10:14 ID:AsptSN5s
ふぐりが秀逸
531 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 00:14:50 ID:B4kCz/EI
書類と格闘してるアリスにこんな感じで言ったら撃たれるなw
532 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 20:25:20 ID:SCeVR3go
_ -‐─ 、
厂 /ヽ. ヽ ---- __ ,-─---、
. / ! 〉 ____ -/ ∧ ',
/ トイ´< ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:./ / | ',
/ //:.:.:.:_:.:.-----<__:.:.:.:.:.:.:.ヽ! i
j /> ´ ` ヽ、 | ⊥_
| .イ ! / ` | `!
/ / / / 〃 | L \
し '"´| / .i / i | !ヽ ヽ `¨ヽ、__`ァ
| / | / | .∧, ヽi_\ i \ |
. ! i ∧,'_ -イ,'´ヽ | ` ヽ'┼- __ | `\
,' |/ / ´ ,イ ヽ | x .| .ヘ えー そんなに?
i | | i. | ノ \ .| ヽ .》ヽ| | .ヘ 私、2時間しか寝ていないわ
,' / | | rqrq ! .| .| ヽ
/ / / | .| し /.! | ヽ ヽ
/ / / / | ヽ r 、 ./ .! .| ヽヽ ヽ、
| / /. |.| .ヽヽ ',.∧ ^ イ ∨ ヽ ヽ \ヽ
./ /ヽ | ', ',. >.',∧ イ | }. ∨ ヽ\ }i
i / | ヽ ヽ-ヽ ヽ ヽヽ i∧`´==、y-, ハ / ∨ ヽ` .|
{ ,' / `ヽ_ヽ_ \\》\ l レ´ ___ニ_⊃/ /} }ヽ \
ヽ.{ / x‐‐‐\\ .,'/∠‐‐ ヽ--  ̄_ | / \|
ヽ| く:.:.:.:.:.:.:.:.:. ̄:.∨ ‐  ̄\:.:.:.:`:.ヽ/ ̄\ |
| \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨ ヽ、_ゝ:.:.:.:.:/ ヽ
! >、:.:.:.:.:.:.:.:.:∨ ヽ}:.:.:.:/ '
533 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/05(火) 20:30:42 ID:AsptSN5s
______ ,.-'"二フ
く__ヽ、__`ヽ. / //´
`\ ヽ、! | ,| /
`ヽ ヽ、'' ―― ---,
,`>!。// // /ヽ /ヽ/ヽ、
/ i:.:/\//// \ __ i_j::x//、こんなの絶対おかしいわ!!
i |r-// 圷ヽ、/ || | | | | /__ ,ゝ:::::/ /!_
| /{6 |//}弋ノ/. 'r,┼! l ! ヽ::/:;≠ /
// /ヽ! ! } _ ,.レ //} i| ゝ::`ゝ
〃! i /| /./´ / 人 |/ i  ̄| ̄|
'、 ヽiヽ/|/ ≧≦l {__ _ ,'____|_|
_ゝヽ┴ヽ―/ / / ヽイ/| / . !
/ ヽ/---/ i i /‐-/` ‐.{ ,'
r∠ / / /! / / { ヽ_ ` /
イヽ / /::::|`!:| ノ / ヽ__} ノ` ―.′
ヽ/\ `ヽ/|::::::||:.|≠-‐::7-,`ヽ / `´
/-‐‐ 、`´ |:::::::|__/:::::ヽ‐ヽ! i ノ
./. / ̄ ̄ {:::::::ゝ´ヽ //ヽ´
ヽ、_/__ .----ヽメ:`7` ′
/ ◯ /
 ̄ ̄ ̄
534 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 20:43:18 ID:B4kCz/EI
ぐ・・・・
>>532
と
>>533
どっちが本物か見分けがつかない!
535 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 20:44:41 ID:SMA0mnrU
>>533
は目が離れすぎだろ
536 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 20:45:23 ID:VsjUG5hY
今日はカオス日和なのかー
537 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 20:54:49 ID:B4kCz/EI
この流れで闘技場に関するQBの
>あと、各キャラのランク7武器取得条件は
>闘技場 → そのキャラ(ランク7状態)撃破 での賞品
という発言思い出したw
538 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/05(火) 20:55:26 ID:AsptSN5s
あー、それな
もしかしたらランク8装備になるかも
539 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 20:56:14 ID:B4kCz/EI
実質それが最強武器条件なのか
540 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/05(火) 21:03:27 ID:AsptSN5s
まぁ素材だしね
541 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 21:59:51 ID:ErW.2diE
AA初挑戦で雑談スレのあのキャラをトレースしようとしてみたけれど、
マジ…むり…ぽ…orz
職人さんの凄さを改めて理解した
542 :
名無しの魔法少女
:2011/07/05(火) 23:35:48 ID:ljs1uE9s
闘技場でミサワ顔の隊員が出るのかw
543 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 01:16:02 ID:ljs1uE9s
クィーン・ヴァンレッジはあへ顔の犠牲になったのだ・・・・
. ____
. / ┬ \
_ <\ ヽ土 ' /> _
</ ̄/`=====´\ ̄\`>
∠ 一/ | !ヽ. ヽ、_ゝ
/. ノ `丶ト、 i/メ、 ', \
_ イ. 〈/ヽ. 〈`T;;メ t;;ナ`i V \
/´ / ソ、ゝ`´ `´ , \|\ 丶 ゝ
〈 〈 // ̄ レ`ゝ三゙ ィ__ \ `\_
丶 ヽ. 〈 「_ーi||! ̄__| `ー- 、_>
丶_`メ〈゙´ヽ`{{}}´ ノ `゙ ,っ´ゝ
, < ヽ 丶/ \_ /ゝ)、 ̄!
,へ  ̄ / / /丶、,゙´
544 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 01:42:59 ID:ErW.2diE
マジで作ったのかww乙ww
545 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 01:49:34 ID:LEFoARnM
わけがわからないよ!w
546 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 03:09:57 ID:ljs1uE9s
わけがわからないおまけ
. ____
. / ┬ \
_ <\ ヽ土 ' /> _
</ ̄/`=====´\ ̄\`>
∠ 一/ | !ヽ. ヽ、_ゝ
/. ノ `丶ト、 i/メ、 ', \
_ イ. 〈/ヽ. 〈`T''メ t'''ナ`i V \
/´ / ソ、ゝ`´ `´ , \|\ 丶 ゝ
〈 〈 // ̄ レ`ゝ Ω ィ__ \ `\_
丶 ,、 「_ーi||! ̄__| ,っ,、`ー- 、_>
〈^! | メ〈゙´ヽ`{{}}´ ノ `゙ {.i//′
,(⊂ヽ 丶/ \_ /っ_)
,へ | i ̄ / / ,' \
547 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 16:07:33 ID:3EILjG2E
>>518
地味に、リリカルなジャンクの中で登場してたぜ。
たかぼんが、小学生~中学生の時に
連理vs親組織の戦争発生、
それに連理が勝利して...って感じなのかね。英傑世界のたかぼんは。
548 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/06(水) 18:02:36 ID:gd9blQpQ
ここ使っていいんだっけー
549 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 18:07:09 ID:E./igDiA
自由につかっていいはず
550 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 18:21:32 ID:ErW.2diE
おーなんぞなんぞ
551 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 18:44:22 ID:B4kCz/EI
祭りか?
552 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/06(水) 19:06:14 ID:AsptSN5s
使えぃ!!
553 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 20:09:44 ID:.D1EuDEA
>>520
もう遅いだろうけど、使ってる専ブラがjane styleならタブ消えたときはこれで対処できる
ttp://chaoticalways.blog85.fc2.com/blog-entry-764.html
554 :
名無しの魔法少女
:2011/07/06(水) 20:45:41 ID:SMA0mnrU
>>553
oh......復旧方法あるのは知ってたがググっても上手く出なかったから手作業でしたわ
まあいくつか見失っただろうけど大体復活できたと思うので大丈夫、問題ない。さんくす
555 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 01:55:51 ID:gd9blQpQ
明日辺り覚えてたら何かやる。
556 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 01:59:46 ID:1Yxa0Mbs
お、マジー?
楽しみにしてるわー。
557 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 20:16:56 ID:SMA0mnrU
また次スレがあるな
558 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 20:23:39 ID:B4kCz/EI
スレ建て乙w
559 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/07(木) 20:24:11 ID:AsptSN5s
けしたよー
560 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/07(木) 22:30:31 ID:AsptSN5s
で、エレボスはやらないのかね
561 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 22:33:22 ID:gd9blQpQ
ネタ考えてるんだけど何か無い?
562 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:34:01 ID:B4kCz/EI
ジャンルは?
563 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/07(木) 22:34:41 ID:AsptSN5s
異世界召喚
564 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:35:17 ID:VsjUG5hY
ハートフル(ボッコ)劇場?
565 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:36:42 ID:1Yxa0Mbs
ダンジョン探索もの
566 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:39:09 ID:ErW.2diE
ファンタジー→現代とか
魔王倒すために召喚されたけど、魔王はもう倒されていたとか
567 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:39:44 ID:B4kCz/EI
異世界に召喚される話じゃなく異世界から現代に召喚される話が読みたい
568 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 22:42:11 ID:gd9blQpQ
んじゃ異世界召喚すっかー。
569 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:42:33 ID:LEFoARnM
ふと
異世界に召還じゃなくて
異世界を召還
とか浮かんだw
570 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:45:31 ID:B4kCz/EI
カントーから現代へ!
571 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:45:59 ID:VsjUG5hY
異世界召還って箱庭じゃないw
572 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:46:17 ID:qZmfYgyU
カントーと関東が入れ替わる・・・
573 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/07(木) 22:48:19 ID:AsptSN5s
わくわく
574 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 22:53:24 ID:gd9blQpQ
んじゃ、眠くなるまでやる。
575 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/07(木) 22:53:39 ID:AsptSN5s
やれーい!!
576 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 22:56:28 ID:1Yxa0Mbs
イエーイ!
577 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:00:04 ID:SMA0mnrU
イエーイ!
578 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:00:08 ID:gd9blQpQ
「朝、目が覚めると」
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/ ̄ーユ¨‐‐- 、_ l !__ノ /| |
/ ` ヽ__ `- {し| ./. | |
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ノ ヽ__ `ヽ./. / |_|
/ ノ| ./
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579 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:01:17 ID:gd9blQpQ
:::::::::::::::::::::;;::::::::::::...........,,,,,,......................,,,,,............ , ... ,,ノ
;;;;;;;::::::::::::::::::;;;;;;;;;:::::;;;;;;:::;;:::::::::;;;;;;::::::::::::::::::;;;;;;::::::::::::::::::;;::::::;;;;Z"
;;;;;;;从;;;V;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;;;;:::::::::;;;;;:::::::;;;::::::::::;;::::::::::;;;ノ 「山だった」
:V;;;;;;V;;;;;;::;;;;V::::;;;;;::从V::::::;;;V;;;::;;;;:::::;::::;;;:;;:::;;::;;::::;;:::Z" _,,,...:-‐‐=-..,,,_
V从;;;V;;;;VV;;;;;V从;;;;;V从;;;VV;;;;V::::;;;:::;;;;:;;::::::::::/"" ,r'":: :: ::\,,.....,
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ル|l从WW;|//vw;W;;;;;wリリリノノ" ,r'":::,,,,,, :::::......:::::: ... ._,,,"( (( ::;;; r;; ::
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||l||lji(_);l:l:|/ 〈ミ从WW从ノ jl | ll ,'丁 ト 卅 ji从 个 YwWWリノ v;;;:: ;((;;:::;;;((:;;: :; ゞ::;;;.. ;;::: ;;
l|il|ll|l;;;;:ll::l| '''''|lY彳" ^~''""' ゙゙゙ jl; j| ゙゙゙ ゙゙゙ . ゙~` ゙ "' ' |l; :| " `゙';ミwリノwv从w从wv从w从
|l|lil||i;;;;:ii::h. ||;; :| ~^゙゙'""" . ,,,j|l; |.. |l:: |ll;:: |ll;;: |ll ;;: ||ll;; i:: |
!l||l|ll|;l;;;i:;;イ , jll;; :j、 ''""゙'' `"'' ^' .::jl: jll;:: |ll;;: f:l i;: !: ,
580 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:02:07 ID:gd9blQpQ
____
/ \
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/ (●) (●) \ …………。
__ | (__人__) | __
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| | / l ヽ | |
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/ ` ヽ__ `- {し| ./. | |
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ノ ヽ__ `ヽ./. / |_|
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581 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:02:43 ID:1Yxa0Mbs
山の中にベッドがあるのか、シュールw
582 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:03:05 ID:gd9blQpQ
____
/ \
/ ─ ─ \ チラッ
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| | / l ヽ | |
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ノ ヽ__ `ヽ./. / |_|
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583 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:03:46 ID:ErW.2diE
こっちみんな
584 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:04:43 ID:gd9blQpQ
:::::::::::::::::::::;;::::::::::::...........,,,,,,......................,,,,,............ , ... ,,ノ
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;;;;;;;从;;;V;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;;;;:::::::::;;;;;:::::::;;;::::::::::;;::::::::::;;;ノ
:V;;;;;;V;;;;;;::;;;;V::::;;;;;::从V::::::;;;V;;;::;;;;:::::;::::;;;:;;:::;;::;;::::;;:::Z" _,,,...:-‐‐=-..,,,_
V从;;;V;;;;VV;;;;;V从;;;;;V从;;;VV;;;;V::::;;;:::;;;;:;;::::::::::/"" ,r'":: :: ::\,,....., 「持ち物は枕、衣服は寝間着、地図は無い。
;;;;W;;;;;WW;;;;W;;;;;;;::::;;;;;;;W;;;;;W;;;;;;;;;;从;;;;;;;::::::::::ノ ,,r'":: :: :... ::: . ::; :::.`'::.、
/W从;;;;::;;;;WW::从W::;:::;;;;;::WW;;;;;;;::::;;;;;;::::::::V ,:r'::: :: .::: :: :: :; ::: .:: `':.、 唯一携帯とぬ〜べ〜の最終巻だけが枕元にあった。」
从W从;;;;/W从W;;;;;W;;;;;;;从W;;;;W;;;;;;;;:::::::/ ,r'":::.. ..:: ..:::. .... : :: :; :: ::. ::`'::、_,(("
WIW从/W从W/W;;;;从W;;;;::::;;::::::Vノ"" ,r'":::: ...::: :...::: :: ::: .:: :; :: _,,(("::::; :;
|;;l:/;/:://wwwv从;;;;;;;;//;;;;ノノ""" ,r'"...::::.. ......::::: ::. _,,,(( :;; .:;,i'::
ル|l从WW;|//vw;W;;;;;wリリリノノ" ,r'":::,,,,,, :::::......:::::: ... ._,,,"( (( ::;;; r;; ::
|l||W从W///W;;;;;wリリリノノ .('"")),r'"::....::(~::~~j;, .:.... ::...... _,,,, ._,,,-":((: (:;;:; Z;; ;; (:: ::;;:
I|l|llij;;;;:/:/'''//Wリリリノノ"ノ(;;;::;;;;;; リ f;;;:;;:::::::リ . f;;::: :;'')) (( ..::从 ;;:f::;;: :( ::::;;;; f;.. ::;;;
l|ll||l|i;;|l;::::|//''''"";;;;;;;;::::::リ !ミ|l lリノ ((从w- - 、 ム;;::;;;::;;;::リ ((:;;;::(::: :::;(:::::;;; :f:::; ;; (::::;::
||l||lji(_);l:l:|/ 〈ミ从WW从ノ jl | ll ,' / (● ●)ヽ从 个 YwWWリノ v;;;:: ;((;;:::;;;((:;;: :; ゞ::;;;.. ;;::: ;;
l|il|ll|l;;;;:ll::l| '''''|lY彳" ^~''""' ゙゙゙ ゝ(_人_) ノ゙~` ゙ "' ' |l; :| " `゙';ミwリノwv从w从wv从w从
|l|lil||i;;;;:ii::h. ||;; :| ~^/ ヽ ,,,j|l; |.. |l:: |ll;:: |ll;;: |ll ;;: ||ll;; i:: |
!l||l|ll|;l;;;i:;;イ , jll;; :j、 ''""゙'' (| |) `"'' ^' .::jl: jll;:: |ll;;: f:l i;: !: ,
.し J
585 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/07(木) 23:05:06 ID:AsptSN5s
最終巻だけとか微妙www
586 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:05:34 ID:B4kCz/EI
寝る前に読んでいたのですねわかりますw
587 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:05:38 ID:qZmfYgyU
何故ぬーべーw
588 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:06:31 ID:gd9blQpQ
:::::::::::::::::::::;;::::::::::::...........,,,,,,......................,,,,,............ , ... ,,ノ
;;;;;;;::::::::::::::::::;;;;;;;;;:::::;;;;;;:::;;:::::::::;;;;;;::::::::::::::::::;;;;;;::::::::::::::::::;;::::::;;;;Z"
;;;;;;;从;;;V;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;;;;:::::::::;;;;;:::::::;;;::::::::::;;::::::::::;;;ノ
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V从;;;V;;;;VV;;;;;V从;;;;;V从;;;VV;;;;V::::;;;:::;;;;:;;::::::::::/"" ,r'":: :: ::\,,....., 「とりあえず周囲を見回してみる。
;;;;W;;;;;WW;;;;W;;;;;;;::::;;;;;;;W;;;;;W;;;;;;;;;;从;;;;;;;::::::::::ノ ,,r'":: :: :... ::: . ::; :::.`'::.、
/W从;;;;::;;;;WW::从W::;:::;;;;;::WW;;;;;;;::::;;;;;;::::::::V ,:r'::: :: .::: :: :: :; ::: .:: `':.、 ……木と草しか無い。
从W从;;;;/W从W;;;;;W;;;;;;;从W;;;;W;;;;;;;;:::::::/ ,r'":::.. ..:: ..:::. .... : :: :; :: ::. ::`'::、_,((" 遠くで水の音と、何だか解らない生き物の声がする。」
WIW从/W从W/W;;;;从W;;;;::::;;::::::Vノ"" ,r'":::: ...::: :...::: :: ::: .:: :; :: _,,(("::::; :;
|;;l:/;/:://wwwv从;;;;;;;;//;;;;ノノ""" ,r'"...::::.. ......::::: ::. _,,,(( :;; .:;,i'::
ル|l从WW;|//vw;W;;;;;wリリリノノ" ,r'":::,,,,,, :::::......:::::: ... ._,,,"( (( ::;;; r;; :: 「一先ず、ぬ〜べ〜と携帯を手に持ち人を探すことにした。」
|l||W从W///W;;;;;wリリリノノ .('"")),r'"::....::(~::~~j;, .:.... ::...... _,,,, ._,,,-":((: (:;;:; Z;; ;; (:: ::;;:
I|l|llij;;;;:/:/'''//Wリリリノノ"ノ(;;;::;;;;;; リ f;;;:;;:::::::リ . f;;::: :;'')) (( ..::从 ;;:f::;;: :( ::::;;;; f;.. ::;;;
l|ll||l|i;;|l;::::|//''''"";;;;;;;;::::::リ !ミ|l lリノ ((从wyル ム;;::;;;::;;;::リ ((:;;;::(::: :::;(:::::;;; :f:::; ;; (::::;::
||l||lji(_);l:l:|/ 〈ミ从WW从ノ jl | ll ,'丁 ト 卅 ji从 个 YwWWリノ v;;;:: ;((;;:::;;;((:;;: :; ゞ::;;;.. ;;::: ;;
l|il|ll|l;;;;:ll::l| '''''|lY彳" ^~''""' ゙゙゙ jl; j| ゙゙゙ ゙゙゙ . ゙~` ゙ "' ' |l; :| " `゙';ミwリノwv从w从wv从w从
|l|lil||i;;;;:ii::h. ||;; :| , -‐ノ 、 ~^゙゙'""" . ,,,j|l; |.. |l:: |ll;:: |ll;;: |ll ;;: ||ll;; i:: |
!l||l|ll|;l;;;i:;;イ , jll;; :j、/ (● ●゙'' `"'' ^' .::jl: jll;:: |ll;;: f:l i;: !: ,
ゝ (__人)
| 、/ ) ヽ
`ー ′ .|)
し' J
589 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:07:57 ID:gd9blQpQ
;;ヾゞヾ(((((((しししヾヾヾ;;:ゞゞゞ((((;;|il!|巛;..;;彡ニミミ;|i|彡彡///巛彡彡彡彡;;;:;。;;;;
;: .::;;;ヾヾ(((((((ししし;;ゞゞゞ::...;;;))))ヾill};;;:;:;;;:;,__ _こ|i|ツノッッッノノノ,.ツ少彡彡ツ;;;
;;:: ;::. :;ヾヾしし((((しし;;.;ゞヾ;;ヾ)))))|;l!|_;;。__;;::.;___;;:,;;|i|ン 彡彡彡ノツミツラフフフ;;
;;::;;:: :...:;;;ヾヾヾ(,__))(((,,;;,.彡..;.;; :|i|l| |!il|√ミミミミミミミニ}i};:;.:: :.;ツ フ彡彡彡彡::;:.フ彡
;;.。;..;;;:..,;:.;;ヾヾヾヾ||;、;;|||;。;..;./:;;;;| il|;;}iil|ミミミミミミミヾ;ゝ|i|ゞ;;ゞゞヾヾ彡彡ソ;:゚;.:.彡彡
;;;;;:;;;;;;:;:;:;,,::::;ゞゞゞ ||ゞ;||.|;;..:;:/;:;:;:;|.,il|;;|l!l}三ニニ==ニミミ;|i|彡彡彡彡ノノラノ;;::;。;,:;(゚゚).;;;:
;;。..;;;:::;.:. ;;;:.゚ヾヾl;;.;{{;;.;||;|;;;/;:。;゙; |;;ll|;;|lil|ツ;: ::;:;:;::;;;;;;:;ソ|i|ヾヾヾゞゞ刀(((彡///;;:; :;;;
;,;::.::,゚::.,;;,,..;;.;,;ミミ;;.;||; ;||;レ;;;; .:::;:*.|;ilii|:;|iil|,,.;;::.ヾヾヾツ>>;;;}i}ツツヾゞゞ;;ワウワウラリリゥッラリリ
::.:.:,:::|;;::;:.:;;;.,,ミ|;|| ..||;。|!/..;;:;::;|;/:::|i!il!};|!il|彡彡ミミヾ彡彡}li}ヾヾヾミ|!;;リリツくララスリ::::彡
ヾヾ|{彡;:;||;::;;:.v|.!;::|ミ{i{;::;:|::>l/;;;;|.lili!|;|;;i|;レヾヾヾ彡彡彡}ili};;Y;;:.ン||ノノノラワリリ彡;;゚,リリ
;:;ヾ{ |彡;;||;;。;:;;|;|.|;;|;|;;||ヾ;;|ミ|レ'"| il!l|;;|;il|;|彡ミミ;;;゚:;:ヾ|;ゝ}ill|;{''"゙;;: ||彡彡ソリスルン||;;:;
;;。:;| ;}彡;||''゙""|;;|.|;{i{;;}i} | }|;:;:;}..i!li| |ili|;|;;(゚゚)ヾゞゞゞ;Y .|ili|;};.;::.;::;彡Yii|;、;;:.;||ツ:.;;||;;.;
;:;.;;{ ;|ツ || .| ゞ;|!|ノノ | ||;*;:!..iil!|.}i!l}.| ゞヾヾ;;} |!ii|| || :|!il| .|| .||;;,.
;;: ;|'''|"'゙''||"'゙''''}'゙''i| i /"'゙''|"'||"'゙|;;il!l|゙|ili|゙{"'゙''"'゙''"'゙''"ヾ"'|;i‖"'゙''"||"|ilil|"'゙'''}|"'゙'''||"'
| | ノ |ilil!} ノi };;lili}.|il!| } }ili} ´` {ilil{ || ノ!、
ノill|i!.、 .{;;;!ili{.|ili{ {:il{
{;;;llil!l|.|!ii|
ノ;;!lliiル;| ii| , − -
| !l| / (● ●
| iil| ゝ (__人)
{ i!l| ハ \
(人 \ル)
‘ー´\__)
590 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:08:18 ID:1Yxa0Mbs
掛け布団くらい持って行け、夜の山は冷えるぞ。
591 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:08:36 ID:qZmfYgyU
持ち人?
592 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:08:52 ID:gd9blQpQ
ゞ;:.;;''/ /!ヾ;;ゝ;./;;:.ゞ:|iii::::| /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::ゝ:.ヾ;;'ヾ;:;;ヾ::ゞ /;;:::/ |il::
;;ヾ;;/ /! !::.:':/;;ヾ:ヽ;|ili::::| /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./;:';ヾ:.ゞ:;:ヾ:.ヾ,, | ./;;:::/ イ;::
;://// ̄ ヾ;;'';ヾ::.|ii:::::| /''"''"゙;:;;_;::;/ヾ;;:ヾ:ヽ:ヽ;;'ゞ:〉;;ヾ';;:::::f /::イ;;::
ヾ;;ヾ;.{ {ヾ;ヾ }ili;:::| / ゝ;;ヾ;:,ヾゝ ゞ;;:ヾ,, |il:ヽ;;:::::::::::::!゚゚)/::/ |ii:::
ゞヾ;ヾ{ {;:);:)ゞ ヾili::;;;7 ./ ゞ:;ヾ;;ヾ ゞ:;;.ヾ|il::::ヽ;;:::::::::|/;;ゞ;ヾヾィ;:::
ゞ;'::ゞ//,,._ }lii:::::レ' (;;ヾ:.ヽ /ヾ;:'ヽ;,.._ |li!::::::|ili:::/:::rー''ン ィ;;::::
;;';.ゞ//ゞ;;:.ゞ:ヽ |lii/ ゞ;;',ゝ;:ヾ ∧::ヾ;;:ゝ;;);:ヾ |lii::;;:::}/:::∠ -;;ヾ;ゝ.|;;:/i
;:.:゙;'{ {:;.ヽ,_ レ ゝ;;ヾ:.ゞ;;ゞ:ヾ |::ii|ゝ;;:);:;ヽ,,_ }ili:レ'";;_;;;;;_::ゞ;;ヾ::ゞ |;/iili
::.';//;:;.:ヾ:.ヽ /;,;. ゞ;;';ヾ;ヽ }::ii} ヾ;:.>;;);;ヾ,._;;;;:::f::.:..| |;|ilil:
//ゞゞ;);'':ゝ / ノ:.:.:.:.:.:.:) / |::ii| ヾ;:;):;;ヾ;;ゝ::::|.:.: | ノ;ヾ:ヾ|;|iil::
/ゝ:.;;ゞゞ;:;ヾ;;ヾ:/ ''"'''"゙゙ ./ . |::ii| ノ;ゝ;ヾ;);ゞ.!:.::.| ミ;;:ヾ;:':..|;|ii:::
ヾ;/::),,.,_ ):.ヽ / _,,.,.,,.{::ii{,....,,_ ,,..., |iliiヾ;)|:::.:.|,,ノ;;:.:ゞ;;ヾ||ili:::
,,.,,._ /:.:.:.::.:.:`:.:.:) / ,';;:;.:;:.:}::ii}:;:;:;;;','';::;:':., |ilili:::::::|:::.:r;;:((;;゚゚::ゞ::;|ill::::
";;;;:.:;':;";:,,_ /:.:.:.:.:.:.:.::.:f´ /"''""'"'''""|::ii!'''""'"''"'''"|ilillil::::{::.((;;('':;;(';;ヾ;:::}iil::::
r;:.;;ヾ;;';:.;ヾ;ノ,,、,,.,__,.:.:.::.} / ノハソゝ iliilili:::::}:.:.:.:!,,ミ;;ゞ:ヾヾ|ii:::::
;:;;l;;/;';,.-''"ゞ;;ヾ;;ゞ:;ヽ:.,' ! wfノillili:::::::{ゞ";;ヾ;;ヾ::ゞミ}ii::::::
;;(ニ二二二二ニ)、ヽ;ヾ ! {ililiil:::::::::::} ゞ;;ヽ::{;;《::/ii:::::::
ノli:::lli:il!::l::l!lli::}::il!{;;';ヾゝ {Wwrrfw - − 、 ノiliWfwjivfwWWfゞ:.:ヾ::{ilii::::::::
il i!li!::l!|lil!l:::li!::ヾ::li} wWfjwy ● ●) ヽ wWvyrjfwWwwyWjrf/iili::::::::
WfjwvrwfywWwwfij )^wVwfjwyw (人__) ノ Wwf/iliil::::::::::
/ ヽ
(| , し'
ヽ(_ノ
593 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:09:55 ID:1Yxa0Mbs
持ち物を持って、人を探しに行ったってことでしょw
594 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:10:26 ID:gd9blQpQ
;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;; ;;;;;;
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;:iii| /;;ゞ゙:;ヾ|flli:: ... . 丿 . . . . | |:: ,i;;;:;iii;i:i| :: |:;;:iii' ..::|iiiiiii;;;;;((,,,);;iii|;ゝ;;>;ゞ;ゞゞ|llliii' :ヾゞ;
::iii| ノ /...:::.|li:: ... ||Y.||〆;;; 丿: |,i;,.:',:i;;i| ::::: |:;:;ii| :::|iiiiiiii;;ii;;~~~;;ii|: 〉;|/;/ ::: |lllliil 、,,. |
::;iii"´/:::::::::|:: ... . '¨`ソヽ:::丿.イ :: |::;.....;i:;ii| :::: |:;:;ii| :::|iii;;iiiii;::;:;;;;::: ;;|/ii;;:i( ::: |llliii| ::: |
:;;iii|~ ::::::::: |''".. . : :: :,,. . ./、| .ノツソ::ソi;iハヽ、|:;:;;ii| ::|iii;;iiiii;::;:;;;;::: ;;;|:w::wWW:..|lllllii|、,,. ノi
:;;;ii| ::::::::: /... . '¨`ji: . .. ;;||; :: :`) "''''''"|M|i;;iiii;;i:i;;:;i:;;::;M从ww,,. ゙'''''''''";;w;W
;i;('') ::::::::: |li:: ... . (;; ヾ ヽ `r ,,.::.;;'' ;;:;: :::''.;;'' 从W从;;:人::;;ヾ、;ヽW:w :W;;w;W: w; 「……小一時間程歩いてみたものの、人の姿は無い。
;:;iii|....::::::: ノli:: ... . ,,-^〜"、,,:;;;, :`ヽ ;wM:w::wWW:;;w;W:W;; w;W:w;;wWW;;: w: w;;w ww;;
;iilli;ゝ ,、,,.、|lyiji: . ..../;;⌒`;;゙';;: ヽヽ) :ソ"゙`''`´'''`"´`"”``´`". . .. .: :::: :::::::: ::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: それどころかどんどんと剣呑な雰囲気の方向へと進んでしまっている気がする。
''''''''"wMw|li::; ;. .. (.;;(::(r⌒ノ:)ヾ〆( :'. .,: :'. .,:wiiw , -‐ノ 、:::: ::::::::::::::::::::: :: 一度最初居た場所に引き返すべきだろうか?」
wW:w;;w'´||l: : :: ヽ::)’ゝ:jj丿ソ;;丿: : :. .. ,,/ (● ● . .. .: ::: :::::
w;Ww` |li::;; /yゝヽ〃: :; ;;/ヽ:::::: ::::::::: : : :. ... ゝ (__人)
w;''" ,,...,,||l (::;;; :ヽ((:::)ソ)..)ソ): :::::::::: ::::: :::::::: : : :. .. | 、/ ) ヽ
;´.. 丿::;;;,!j )::; :: :⌒ヾヾ\ソ ::::::::::::::: :::::::::: ::::: :::::::: : : :. .. `ー ′ .|)vvlMv,;.;'"'';,.;,;
,.., |::;;; :: :: .( . .. . ( :::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::::: ::::: :::::::し' J . .. .:
ソ::;;,!; ; ソヽヾ ⌒ヽ. ::ヽ⌒ヽ,:::::::"´``゛゜''';:;''ー'',:;-、,-、,,;;;-:;_;_,、、,,-、...wiij;;w;W
,, ..,,/ (::⌒));;; .ノ. ..r∂丿ソ )ノ⌒ヽ、ヽ,-、 ,;;;;;;;:::::'''' vWWwjjwvjiiijw,.、,、,,v
ノ;::;;; :: ::_,,r''": (::⌒)); "r _,,r''"/゚。::::;; \) ,.、、,,-、;; wWW:W;;w;W: w;;从WW从W;
,:;-/ソ:::。゚。::::;; : :: :( ( (ヽ( (::⌒));;; ヾ、__. ''''::::,,, wwW从wWW从wWW从
/⌒´"_,,r''":;;:: 丿 (;; ヾ ヽ ;;||;ヾ´⌒`ii-、(;; ヾ \⌒"-、 ,Mmγ⌒;;ヾ))ヾ));、w
:;;:::/´`ソ,、’::::;;;,!j ijiw::::ノwヾ iji|::::( ヾ:: ::;;;,!j ijiwijiwソ,、::ヽ;-;,-;;.、、wwW((ヾ*;";"i";*ヾ从ヽ
595 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:10:37 ID:qZmfYgyU
ああ、勘違いしてたw
596 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/07/07(木) 23:10:58 ID:AsptSN5s
14へ行け!
597 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:12:05 ID:VsjUG5hY
14は死亡……いや、なんでもない
598 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:12:36 ID:gd9blQpQ
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;:iii| /;;ゞ゙:;ヾ|flli:: ... . 丿 . . . . | |:: ,i;;;:;iii;i:i| :: |:;;:iii' ..::|iiiiiii;;;;;((,,,);;iii|;ゝ;;>;ゞ;ゞゞ|llliii' :ヾゞ;
::iii| ノ /...:::.|li:: ... ||Y.||〆;;; 丿: |,i;,.:',:i;;i| ::::: |:;:;ii| :::|iiiiiiii;;ii;;~~~;;ii|: 〉;|/;/ ::: |lllliil 、,,. |
::;iii"´/:::::::::|:: ... . '¨`ソヽ:::丿.イ :: |::;.....;i:;ii| :::: |:;:;ii| :::|iii;;iiiii;::;:;;;;::: ;;|/ii;;:i( ::: |llliii|゚゚):: |
:;;iii|~ ::::::::: |''".. . : :: :,,. . ./、| .ノツソ::ソi;iハヽ、|:;:;;ii| ::|iii;;iiiii;::;:;;;;::: ;;;|:w::wWW:..|lllllii|、,,. ノi
:;;;ii| ::::::::: /... . '¨`ji: . .. ;;||; :: :`) "''''''"|M|i;;iiii;;i:i;;:;i:;;::;M从ww,,. ゙'''''''''";;w;W
;i;('') ::::::::: |li:: ... . (;; ヾ ヽ `r ,,.::.;;'' ;;:;: :::''.;;'' 从W从;;:人::;;ヾ、;ヽW:w :W;;w;W: w; 「……良し、そうしよう。
;:;iii|....::::::: ノli:: ... . ,,-^〜"、,,:;;;, :`ヽ ;wM:w::wWW:;;w;W:W;; w;W:w;;wWW;;: w: w;;w ww;; ベッドを木の下に動かせば風なども防げるだろう。
;iilli;ゝ ,、,,.、|lyiji: . ..../;;⌒`;;゙';;: ヽヽ) :ソ"゙`''`´'''`"´`"”``´`". . .. .: :::: :::::::: ::::::::::::::: :::::::::::::::::::::
''''''''"wMw|li::; ;. .. (.;;(::(r⌒ノ:)ヾ〆( :'. .,: :'. .,:wiiw - − 、 幸い道は覚えている、生き物を刺激しないように静かに戻るとしよう……。」
wW:w;;w'´||l: : :: ヽ::)’ゝ:jj丿ソ;;丿: : :. .. ● ●) ヽ
w;Ww` |li::;; /yゝヽ〃: :; ;;/ヽ:::::: ::::::::: : : :. ... (人__) ノ
w;''" ,,...,,||l (::;;; :ヽ((:::)ソ)..)ソ): :::::::::: ::::: :::::::: : : :. .. / ヽ
;´.. 丿::;;;,!j )::; :: :⌒ヾヾ\ソ ::::::::::::::: :::::::::: ::::: :::::::: (| , し'
,.., |::;;; :: :: .( . .. . ( :::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::::: ヽ(_ノ
ソ::;;,!; ; ソヽヾ ⌒ヽ. ::ヽ⌒ヽ,:::::::"´``゛゜''';:;''ー'',:;-、,-、,,;;;-:;_;_,、、,,-、...wiij;;w;W
,, ..,,/ (::⌒));;; .ノ. ..r∂丿ソ )ノ⌒ヽ、ヽ,-、 ,;;;;;;;:::::'''' vWWwjjwvjiiijw,.、,、,,v
ノ;::;;; :: ::_,,r''": (::⌒)); "r _,,r''"/゚。::::;; \) ,.、、,,-、;; wWW:W;;w;W: w;;从WW从W;
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599 :
ゑ
◆xo75/KfIq2
:2011/07/07(木) 23:14:00 ID:gd9blQpQ
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.ィ圭洲; /淤l圭l丞 「私がそう決め振り向いた時だった。
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,ィ劣斧ア [代 ,攷圭斧:a´ {会ュ。. 大きな何かが私を押し倒し、地面に強く身体を打ち付けさせられた。」
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600 :
名無しの魔法少女
:2011/07/07(木) 23:15:09 ID:1Yxa0Mbs
クマどころか、野犬相手でもアウトだろうなー。
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