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偽物(コピー商品)売却市場copy-shopping
1 :
清水 雪奈
:2011/04/30(土) 17:01:14 ID:T6wBtsrs
偽物(コピー商品)売却市場copy-shopping
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店舗運営責任者 清水 雪奈
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200 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/14(火) 15:08:07 ID:.wEce8.E
とてとてとてちてた
201 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:17:03 ID:.wEce8.E
懐かしいの発見。どうせ当分書かないだろうから尻切れまで晒す
202 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:18:09 ID:.wEce8.E
階層と階層をつなぐ階段を下り、階層と階段を隔てる隔壁を解除し、四人の男女がその場に現れた。ただの一般人ならば立っただけで周囲の気配に圧殺される場を、彼らはまったくの自然体で歩き出す。
「さて、管制君。マップと敵の位置を頼むよ」
各学年の主席のみでメンバーを固めたパーティー【勝利の塔(ア・バオ・ア・クゥー)】のメンバー四人は二日の時を掛け、アリアスレウズ三十四階層に到達した。
『はい。皆さんのPADに三十四階層のマップを送りました。その階層にはミキサージャブはいないので、三十五階層に向かってください』
「へいへい。わかってますよっ、と。オレたちゃ学校の掃除人ってねぇ。でぇ、他にモンスターいんの?」
『前方に亜人種の【ナイト】の群れがいます。数は八。その先、角を曲がったところにある建築物内には彼らの住処があります。雌を殺すと後の補充が面倒ですので気をつけてください。そこを通りすぎたら次のモンスター情報を送ります。あと、付近には先日補充したばかりのフロアボス【ナイトリーダー】がいます。武器を破壊すれば数時間は住処で不貞寝するので本体を殺傷しないよう注意してください。いいですか。くれぐれも雌とフロアボスを殺さないでくださいね』
学園アーリデイズの十九学年主席、リエン・滅道・カネキリは歩く自分たちと等速で移動するウィンドウに移る赤髪の少年。ザイン・ヤンスフィードに面倒くさそうにへーいっよ、と手を振ると、次の階層やこの階層の調査のためか、ザインは一礼してウィンドウごと消えた。
八院の中でも武闘派で有名な豪人院の分家、ソレイル家の長男、アーリデイズ二十学年主席のドライ・炎道・ソレイルはリエンの振る舞いに呆れた視線を送ると。自分たちの後ろを全くやる気がなさそうに進む二人の少女を一瞬だけ盗み見た。
出来すぎた人形のような美しさを持つ。Sランクの修道女、アリシアス・リフィヌス。そしてその隣で退屈そうな素振りをしながらも、周囲に先日、学園都市で発表された最新の魔法技術のレポートを大量に浮かべ、それら全てに目を通している黒髪の魔法使い、戦霊院那岐。
アリシアスは街中で着ていたローブとはまた違う、ランクの高そうな空色のローブと、数多くの武具を見てきたドライが名称すらわからない、清浄なオーラを発する杖を持っていた。
(かつての主の武具を自分の物のように。……裏切り者め。まったく那岐も八院ならばそれを咎めるべきだろうに)
内心の不満を飲み込み、笑顔を浮かべ。きちんと振り返る。
「戦霊院。こちらへ来たらどうですか、あまり離れすぎるのも問題ですし」
ドライが、多くの八院が嫌悪し、孤立していたアリシアスを、当時ドライとリエンの二人だけしかいなかったパーティーに誘ったのは一人だった彼女を哀れんだからではなかった。
その地位と権勢を利用するため。もちろん、面と向かって協力を要請しても断られるに決まっていた。だから表やら裏やらでリフィヌスが自らのパーティーにいるということを喧伝した。それだけで他の分家のみで構成されたパーティーは彼らに道を譲るようになった。全ての分家は八院全てに従属する。いくら簒奪者であるリフィヌスがひとつの分家すら持っていなくとも、全ての分家はその不文律には逆らえなかった。流石に八院が主催する【天の門兵】や【鳳の翼】などのシンボル持ちのクランには通じなかったが、当時のドライはその結果だけでも己の野心を満足させることができていた。
「パス。せっかくナビがいるんだから。せいぜいだらだらさせてもらうわ。それよりも、敵の排除よろしく」
「クスクス。残念ですわね。愛しの那岐先輩に振られてしまって」
この二人と話が通じないのは今更なのでため息すらださない。ドライは曖昧な笑顔を浮かべ、内心の怒りを面に出すことはしなかった。
203 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:18:31 ID:.wEce8.E
「はは。いや、心配ないようならいいんだ。じゃあ私たちは先の敵を排除にいくから」
アリシアスに対する怒りを面に出すことはしない。彼女の怒りを買うことは適当ではない。戦闘ではなく政治の面で、アリシアスは那岐より使える人間だからだ。
入学して以来、どのパーティーにも所属しない魔法使いとして有名だった戦霊院那岐を、自分達のパーティーに連れてきたのはアリシアスだった。しかし、アリシアスに貴重な武具を積み、望みが薄かった戦霊院の勧誘を依頼したのはドライである。
もちろん、八院の鼻つまみものであるリフィヌスの勧誘が成功するとは思ってはいなかった。アリシアスに依頼をしたのは依頼の失敗を用い、今まで使っていた八院の名前以上に権力に融通を利かせる取っ掛かりを作るためであった。
貴重な武具を消費するとはいえ、権力さえ得れば同ランクのものなら取り返せると知っていたから惜しくはなかった。依頼の失敗が前提だが、当時は戦霊院を本気で欲しがってはいなかったし。また、依頼自体が断られる可能性もあったが提案に痛みが伴うことはないから気軽にできたのだ。
愚かな成り上がりのアリシアスは見下すような、嘲笑うような表情を浮かべながらも依頼を受けた。
そうしてなぜか勧誘できた戦霊院那岐。予想を外れ、勧誘できた少女に、ドライは当初、有頂天になった。振るう権力が増えたと思い、リフィヌスを追い出そうとも考えた。
が、数度の邂逅を経て、気づく。戦霊院那岐もアリシアス・リフィヌスと扱いの難しさは同じことに。
もとより自身より位階の高いもの達を自由に扱えるとは考えてはいない。それでも何度か武具や金品を積むことで名前を使うことをアリシアスは許したし、那岐も同様だと思っていた。否、気位だけは高いアリシアスより容易いことだと思っていた。
当初、ドライは那岐が他のパーティーの八院たちと同じく、パーティーに所属する分家を手足のように扱い、己の家の権勢を用い、他の勢力を牽制し、十五、六の子供には過ぎた金やアイテム、権利や特権を入手するのだと思っていた。そこから気づかれないように自分たちの取り分を集めようと思っていた。が、戦霊院那岐はそれらの一切を行なわなかった。暗にドライや明にリエンが薦めても、一切手をつけなかった。
だから、ドライたちも戦霊院の権力を一切、扱うことはできなかった。気まぐれに、嘲るように、餌を与えるように力を利用させてくれるリフィヌスと違い、那岐はいくらドライが礼を尽くしても、自らの家と戦霊院の分家の利益になることしかしなかった。次第にわかっていくことだったが、戦霊院の利益になる行動はしても、パーティーに所属している那岐個人の利益になることすら一切しなかったのだ。
絶大な権力を持つ二家の権勢の傍にいようとも一家の、一部しか扱えない。アリシアスによって、分不相応な権力の端をほんの少しでも経験してしまったドライの内側には、紛らわせることのできない野心が燻り続けていった。しかも、以前と違い、膨れ上がった野心を満足させる方法が存在しない。唯一の薬たるアリシアスは常に野心に権力の味を忘れさせない程度の力しか与えてくれなかった。
外に出すことも出来ず、日に日に膨れ上がる野心。ドライの中で、歪な感情が育っていった。それを自覚しながらも、ドライにはどうすることもできない。だが、男の性か、野心は今以上に権力を扱いたがっていた。
憮然とした表情で戻ったドライを見て、リエンが馬鹿にした表情を浮かべた。
「だァホ。ったく、アイツ相手にただ口説くなんざ意味ねぇだろ。それに、戦霊院は八院の正統だ。奴にはきっちり貞操帯が嵌めてあるはずだぜぇ。つか、な。オレァどうでもいいんだが、これ以上権力拾ってどうするつもりだよ?」
「分家の血には反逆防止用というよりは忠誠のための首輪がある。私たちがどれだけ彼女より優れた武力を持とうとも、おもねる程度しか行えないぐらいに強力なものがね。しかし、私のそれは他より緩い。緩いが故に、分不相応な望みも得たくなる。自分が、八院に加われる、かも、なんていう、馬鹿な望みを。だから、こんな近くに機会があると、だ。それを見逃すなんてできないんだッ。……リエン、私は戦霊院、いや、那岐の夫になりたい。そうして、八院に名を連ねたい。戦霊院の一員に加わり、思うが侭に権勢を振るいたい。そう思うことはいけないことなのかい?」
204 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:18:44 ID:.wEce8.E
言い切ったドライは真剣な目でリエンを見たが、先程より馬鹿にしたような嘲笑を見、恥ずかしがるように視線を逸らした。己の大それた考えは知っている。それでもドライは自身の奥底で蠢く欲望を止めることができないのだ。
アリシアスの力を利用し、何もせずとも家を継げる実績を積むことができた。このまま順調に進めば、卒業までに軍の主要なポストにつける。また、今回のような点数稼ぎを繰り返せば、予定よりも更に上にいくことができるかもしれない。
それでも、それ以上が欲しい。アリシアスのような裏切り者でさえ手に入った権力。上手く立ち回っている自分なら、更に先へ。正統を継ぐことも不可能ではないと。ドライの中には確信があった。
リエンは野心を恥じながらも、それを否定することができない男を、見えないように哀れんだ。
「ふんッ。馬鹿が。好きにすりゃいい。ただ、オレもちったぁ甘い汁吸わせてもらうぜぇ。心護院は単純馬鹿な豪人院より面倒なんだ」
「ふん。嫌な嗤いだよ。だが、それこそそちらも好きにすればいい。私も、ね。あの生意気な裏切り者と同格以上になれる未来を想像すると、どうにも胸の奥のトキメキが止まらないんだ」
「ハハハッッ。トキメキって。ハハッ。そりゃいい。オレも心護院のお嬢様を組み敷ける未来があるならおんなじような気分になるわな。ハハッ。ハハハハッ」
二人の言葉は静かだが、熱に溢れて、そして密やかだった。だからか。背後の二人に音が届くことはない。
男達の将来、夢、希望は際限なく膨らんでいく。
205 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:19:03 ID:.wEce8.E
「どうしたの? 今日は気分がよさそうじゃない」
前方で不穏な会話をしている二人がいることを知らないのか、二人の少女はのんびりと歩を進めていた。
一人は全身に青を纏った修道女、アリシアス。学年十七の主席の座にいる彼女は先日とは違う迷宮用装備に身を固めている。
「……そう見えますの?」
不思議そうに首を傾げるアリシアスを見返すのは、腰まで届く黒髪に、八院の家の者特有の端正な顔、そうして何もかもを見通すような黒瞳を持つ戦霊院那岐。彼女は全身にぴったりとフィットするラバーのような素材の水着のようなスーツを着用し、その上から体の線が出ないように、リーンナイツ製の、やたらと内ポケットなどの収納スペースの多い漆黒の魔法使い用コートを着込んでいる。
「ま、普段よりは。少なくとも今日は妙にヤル気があるじゃない」
アリシアスは首を傾げつつもその理由に思い至り、穏やかに微笑んだ。パーティーを組んで以来、パーティー行動中には一度も見たことのないそれを見、戦霊院那岐は驚愕を表情に浮かべる。
「……驚いた。精神が隙だらけよ。あんた」
「クスクス。久しぶりに気分がよくなってしまったのは本当ですわ。それに、真相を知っている那岐先輩はわたくしを陥れようとか考えませんから。見られてもかまいませんの」
「ふぅん。ま、四鳳本家の決定には逆らう気がないけどね。ただ、気をつけなさいよ。ただでさえあんたは敵が多いんだから」
漆黒のラバースーツに赤い薔薇を模した刺繍が全面に施された漆黒の外套。片手に赤と黒が螺旋状に絡まりあった長大な杖を握った那岐は、最新魔法理論を表示していたウィンドウを全て消すと歩きながら自身の長い黒髪を手に取り、枝毛を確認しだす。
「でも、どうしてソレイルの好きにさせてるわけ? そもそも武門の戦霊院と違って軍医のリフィヌスにはダンジョンに潜る理由がないから、パーティーに所属する必要だってないでしょ?」
手に取ったまとまりに枝毛が一本もないことを、自慢の黒瞳で確認した那岐はまた別の一房を手に取った。
「いくらあんたが嫌われてても所属を嫌がる連中がいるわけないしね。本気だせば失われた五体だって復元できるんだから」
そうして特に悪意も善意も浮かべていない目がアリシアスを見つめる。アリシアスはその真っ直ぐな視線を少しだけ見返すと正面を向き、はっきりした口調で告げた。
「何事にも対価が必要ですわ。そして、リフィヌスもただで遺産を管理できてるわけじゃありませんの。果たさなければならない使命をきちんと四鳳家から賜ってますわ」
「ふぅん。ま、聞かないけど。それがソレイルと関係してるわけ、か」
「ええ。少しぐらい八院らしく振舞わないと引っかからない人がいらっしゃいますから」
そう、と呟いた那岐は結局一本もなかった枝毛に安堵しつつ、正面を向いた。そうして、野心というよりは欲望に最近支配されてきている男たちを指差す。
「で、あれ。どうにかしないの? なんか最近うっざいんだけど」
「適度に肥え太らせてみたんですけれど。ふふ、調子に乗せすぎましたわ」
「あ。やっぱり確信犯」
「そんな呆れた口調で言われなくとも……。ただ、分家でないものがその名を声高に囀ったら反応なさるか試して見たくて餌を与えてみたのですけれど。でも、もう潮時ですわね」
まるで使い終わった雑巾でも見るような目で正面を見るアリシアスに、那岐は呆れた顔と口調で呟いた。
「悪趣味」
206 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:19:20 ID:.wEce8.E
無数の石造を模した建築物が並ぶ三十七階層はアリアドネと呼ばれる蜘蛛型モンスターや、獅子や巨象の頭部を持った亜人種などが闊歩する都市タイプの階層。いくつもの建築物があり、それを利用した戦闘が行なわれるために前の階層と違い、天井が高く設定されている。
背の低い建物が両脇に並ぶ通路をドライたちは固まりながら歩いていた。
「見つかんねぇな。死んだ連中と相打ちで死んだとかねぇんかよ?」
『いえ、反応は捕らえてますから。そうですね。そろそろだと思うんですけど』
コートを道具袋へ転送し、白い金属性の細い布を大量に巻きつけた軽鎧に着替えたリエンは。ザインへと問いかけた。空中に浮いたウィンドウの中でザインは否定しながらも、手馴れた動きで周囲の端末を操作している。それらを横目で見たドライは覇道四重奏のコートを丁寧に畳み始めた。
「ミキサージャブの仕掛けも切ってるってことはないのかい?」
階層が変わり、出現モンスターが変わったせいか。ここより前の階層と違い、一体でも旧世界の戦車程度なら余裕で潰せるモンスターたちが四人に近づいてくることはない。管制側で、モンスターに仕込んである人間に対する敵意を排除しているせいもあったが、それがあろうとなかろうと積極的に敵対行動を行なうはずの肉食系モンスターすら近づいてはこない。
下等なモンスターと違い、優れた戦闘力を持つが故に、モンスターたちは四人が自然と放っている威圧感から彼らの正確な戦闘力を把握できていた。そうして、どれだけの犠牲を払おうとも絶対に敵うことはないと本能で知ったのだ。
ザインの確認が終わり、四人がそれぞれ浮かべるMAPにモンスター表示を示す赤い光点が灯る。
『いえ、きちんと作動しています。ああ、捕捉できました。その通路を進んだ先を右です。そこからだと建築物に遮られて見えないと思いますが。反応は出てますので間違いないでしょう。距離は五十メートル』
「近いな。何故捕捉できなかったんだ」
丁寧に畳まれたコートがドライの所持する思考操作型のPADにより地上にある倉庫へと転送される。本格的な戦闘準備を始めるためだった。ザインが状況を把握するための数秒の間にドライの長身を、背面に鬼に縊り殺される戦士の図を見事に描いた全身鎧が包み込む。
ぎちり、と赤や青、黒や金などの色を使い、遠めにも美術的価値を認めることのできる鎧に包まれたドライはその端正な顔を、鎖で背面へと流れていた兜で隠した。
特殊な能力は一切なく、単純な耐久のみでSランクにまで上り詰めたハルイド工匠製全身鎧【滅亡せし御門】。それを纏ったドライは己の獲物であるSランク突撃槍【堕ち逝くテンペスター】も転送する。
ドライの準備をザインがウィンドウの先で待っていた。
『これは、機械が故障していた、というわけではないですね。単純に、マーカーが重なってたために感知しにくくなってただけみたいです』
「回りくどい言い方するなっつぅの。はっきり言えや」
戦いの空気を感じ、リエンは腰の刀を鞘から抜く。剣牢院商会謹製のSランク太刀【虹刃(コウハ)】だ。
『そうですね。いえ、この距離なら直接見てもらったほうが早いでしょう。ああ、先に言っておきますが、食べられているほうの転送は切っています。多少は腹が満たされていたほうが闘争心も減るでしょうから』
「食べられる? 何の話?」
207 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:19:43 ID:.wEce8.E
そうして、前衛二人の間から、那岐が疑問を上げた時。彼らは出会う。
【掻き混ぜ喰らう者(ミキサージャブ)】、突然変異のミノタウロス。密林に隠れ、前線兵士を大量に喰らった様から固体名とは別の二つ名までつけられた異色のモンスターを。
四人は音を立てないようにし、角を曲がる。そうして、背の高い建築物によって、遠目からは見えなかったそれを直視し、その固体と出会い、全滅したパーティーの末路を知る。
「げぇッ。……ああ、つか、そか、だから死体が回収できなかったんか」
「あら。ソレイル、怪物食いの貴方と同類ですわよ」
「リフィヌス。貴方は私を馬鹿にしているのかい?」
ガシャリ、と突撃槍を構え攻撃体勢をとるドライ。同じくリエンも刀を構え、疾走の姿勢をつくる。
「遊ばないッ!! アンタらッ。気づかれてるわよッ。【火炎弾】ッ!!!」
ダン、と足踏みで周囲の魔力を整頓。杖の一振りで自分の陣地を構築。直後、ウォン、と魔力が空間を歪め、那岐の周囲に十以上の魔法陣が一瞬で発生した。
那岐がロッドを構えた方角に、複数の爆音を後にしながら目標地点に炎の塊が放たれていく。スロットの力もあるだろうが炎系中位の魔法を詠唱無し。【力ある言葉】のみで発動する様はSランクに相応しい。
ヴォォッォッォオオオオオオオオオ!!!!
戦斧を片手に巨象の頭部を持った亜人を足から喰らっていたミキサージャブは迫り来る火球の群れを一瞥すると跳躍し、周囲にあった建築物の壁を豪腕で貫く。更にそこから跳躍し、壁と壁を用い移動していく。敵を失った火球が空しく空を切った。
「あいつ、逃げッ」
「追いかけッ」
「慢心は罪ですわよッ。来たれ、死の刃。【力刃】。那岐先輩ぃ!!」
既に突撃していたリエンが叫び、突撃槍を持ったドライもその判断を否定しなかった。が、アリシアスは瞬時にミキサージャブの目標を察し、杖の一振りで無目的に浮遊する円形の刃を大量に空中にばら撒く。
「そうかッ。リエンッ。戻れッ!! 奴の目標は後方だ」
ずんッ。と、全身を浮遊していた刃で切り刻まれながらも、アリシアスと那岐の背後に黒色のミノタウロスが降り立つ。
ヴォォオオォオォオオオォオオオオオオオオッッッ!!!!!!
咆哮と共に戦斧が振り上げられた、那岐へと振り下ろされようとするそれを阻止せんと魔力の刃が襲い掛かる。刃の全てを喰らいながらも漆黒の刃は振り下ろされた。
「―――ッ! 【堅盾】ッ」
208 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:20:02 ID:.wEce8.E
振り返りざま、バックステップで後方に下がるも、那岐の身体は未だに殺傷圏の中にいる。魔法陣が集い、防御壁を生み出していくが、圧倒的な撃力と尋常でない気力によって操られた戦斧が発生した瞬間にそれらを駆逐していく。
「戦霊院ッ。糞がッ!!」
【嵐】属性の加護をかけ、風のごとく速度をあげたリエン。面に包まれ表情は見えないが、全身を魔力と気力の両方で強化し、リエンに劣らぬ速度で駆けるドライ。技量の全てを駆けて那岐の元へと加速していく。が、それらは一手どころか二手も三手も遅れていた。慢心によって、だ。そうして、このままでは那岐は死ぬ。殺される。確実な未来を予想し、絶望しつつも速度だけは上げていく二人。既に那岐の死のうとも驚愕だけは顕さない覚悟が二人にはできていた。
だが、後衛二人の表情は変わらない。むしろミキサージャブを褒め称えるような表情だった。よくぞ本当の敵を見破ったものだと。
敵手の表情など毛ほども気にしていないミキサージャブは発生しては駆逐されていく防御壁とともに魔法使いの身体を両断しようとした。瞬間。
爆音と共に、ミノタウロスの右足の肉が吹き飛んでいた。
――――――ッ!?
刹那、ミキサージャブの身体が戦斧ごと跳躍。直後に牛鬼のいた場所に大量の火炎弾が着弾していく。先程空を切ったものだった。那岐はあの致死の中にあってもコントロールを忘れていなかったのだ。
「大丈夫かッ!!」
「役立たず。仮にもリーダーを名乗るなら戦場を把握しなさい」
ぐっ、といつか己の伴侶にしようと思っているものからの辛辣な意見にドライが面頬の奥から苦しげな声を漏らす。
「とりあえずそこの短慮たちよりかは知恵が回ることも確認できましたし。それより那岐先輩。アレ、何か隠してますわ」
一瞬の攻防で感じ取った彼我の実力。この程度の身体能力を持つ敵であったならばAランクを多数含めた三十人規模の先頭集団が敗れることはない。パーティーリーダーや副リーダーが無能であったならばそれも否定できるが、資料を見る限り、最後の最後まで生き残っていたティンベラス・セブンクォーターという生徒は無能ではなかった。
それに、彼らは最後に単位の全てを払ってまで救援を要請している。
それほどの戦力を相手にしたはずなのに、四人の前にいたモンスターはなんら重傷を負っているわけでもなかったのだ。だから確信できる。敵は何かを隠している。必ず奥の手を持っているはずだ、と。
209 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:20:17 ID:.wEce8.E
アーリデイズより南方、アウグスターの地を流れる巨大な川の中州。そこに生息していたモンスターたちの生態系の頂点に立っていたのは複数のミノタウロスたちだった。
十数年前、無数のミノタウロスの中で長とも呼ぶべき肉体を誇った牡のミノタウロスが牝のミノタウロスを孕ませた。赤子は意識と食欲を感じた瞬間に母親の腹を内側から食い破り、自力で死体を貪りながら這い出てきた。
周囲で呆然と新たな血族の誕生を見ていたミノタウロスたちを生まれながらの怪力と食欲によって駆逐した彼は、彼を優しく育むはずだった土地で思うがままに親族郎党血族たちを喰らった後、様々な土地を渡り歩いた。
そうして、数度の四季が流れ。彼が強靭な皮膚と他を圧倒する膂力、彼の父親だったものが宝としていた一族伝来の戦斧とともに他者を殺し喰らうだけの生活をしていたとき。勢力圏を延ばしてきた人類と遭遇することになる。
それらは彼からすると小さな種族だった。自分達と構造を同じくしていたが、彼には思いもつかない知恵を働かせ、たびたび彼を悩ませた。そして、彼に劣る体格を持ちながらも、彼をすら圧倒する力を持つものも数多くいた。
だが、彼はそれらの全てを森に隠れ、不意を突き、各個に喰らうことで撃破していった。見逃す気も、縄張りを変える気にもなれなかった。彼らの全ては小さいが総じて気力と魔力に満ち、彼が戦闘で負う欠損以上に彼の食欲を満足させた。
いつしか、戯れに臓物をかき混ぜるようにして喰らっていた彼を見た偵察兵からミキサージャブという名を与えられる彼は、ケシイドの森の主と恐れられるまで小さな種族――人類――に被害を与え続け。
白い衣を羽織った、奇妙に恐ろしげな生物に、生涯初めての敗北を経験する。
それ以来、ミキサージャブの奥底には敗北感がこびりついた。この妙な空間に連れて来られ、初めての戦闘では食欲の赴くままに喰らい、貪ったが。彼を目的とした四人組が現れた際に、その敗北感が囁いたのだ。力を隠せ、と。
ミキサージャブがこの狭くも獲物に満ちた空間に封じられた際に与えられた戦斧【漆黒の咎】は、所有者の意思を汲み、能力の発現を制限させることが可能なものだ。同時に、ミキサージャブは食欲に関する事項以外ならば、自身の身体の全てを自在に扱うことができる。
戦斧の力も生来の力も両方も発揮せず、ただ獲物が油断するよう。自らが彼らを害することができても、殺すほどの力を有していると悟られないよう。被害を受けながらも、それによって揺らぐ理性を排さないよう。慎重に慎重を重ねてミキサージャブは闘っていた。
その結果が、今の状況だった。獲物たちは全く力を出していない彼の全てを計った気になっている。愚かにも真正面から対峙している。
彼を劣った生物と見、彼の目的を察しない、警戒しつつも油断しきった獲物が四匹。
ヴォオオオオオォオォォォオオオオオォオォ!!!
歓喜の声を上げる彼の目の前に、金属に包まれた長身の戦士と風のように速く、鋭い刃を備えたオスが立った。その後ろにやわらかそうな肉を持った魔法を扱うメス二匹が下がる。先程は惜しかったが。特に問題はない。彼の目的はあのメス一体ではなく、四匹の獲物全てである。だから、足が速く頑丈な二匹を潰してから逃げられなくなった二匹を喰らうべきなのだと。攻撃のためだけに能力は使うべきなのだと。彼は腹の底にこびりついた敗北感に導かれるままに攻防を繰り広げていた。
210 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:21:05 ID:.wEce8.E
左右を背の高い建築物に囲まれた場。戦斧を構えるミキサージャブに向けて、前傾姿勢をとりながら駆け出したリエンの全身から刃が現れる。
一瞬前まではただの細い布に見えた刃の群れはリエンの纏う鎧、リッツヴァライ工房製SSランク防具のひとつ、軽鎧【刃金の疾風】の機能だ。
「はッはァァぁぁあァ!! 次は逃げんじゃねぇぞォオオオオオオオ!!!」
「さて、私も行かなくてはな」
続くドライも突撃槍を構え、魔力とオーラ、二種の肉体強化を己に施す。
「戦霊院、私達に加護を。リフィヌス、君は支援を頼む」
それだけを後方の二人に告げ、己が信仰している宗教の聖句を一言だけ呟いた。
「死を与え、血肉を得ん」
一個の金属の塊はその巨体からは在り得ない速度で駆け出していく。
「まったく、懲りない奴ら」
呆れの含んだため息を突きながら、大量の防護壁を周囲に纏わせた那岐は床を杖で一突きし、周囲の魔力を大量に集めると一息に詠唱を始める。
「狂騒し、狂想せよ【狂想兵】人の外の力【蛮人膂力】浮遊する風【見えぬ疾風】混ざれ金剛【刃を通さぬ皮膚】克ち得ぬ慟哭【八倍天秤】炎の死者、水の踊り手【炎護水盾】あがな―――」
補助魔法の連続が敵へと向かって走り続ける男達に掛かっていく。撃力増強二連、速度上昇、耐久強化、クリティカル率上昇に属性防御。連続詠唱とも言うべきそれらが男達の能力を飛躍的に高めていく。
「大盤振る舞いですわ、ね。では、こちらも」
とん、とアリシアスも那岐から多少離れた位置で杖を突くと己の領域を確保する。那岐ほどの術者の傍で魔法を扱えば自身の魔法が影響を受けて崩壊するからだ。
「天を貶め、地に這い蹲り、宙を睥睨する瞳」
アリシアスの本分は回復や治療だ。那岐のように強力な攻性魔法を放ったり、スロットを使用したとはいえ、詠唱を短縮、カットしながら魔法を放つことはできない。
そもそも学園都市内の数多のパーティーの常識では神術師に戦闘での活躍を期待していない。神術師は戦闘用の魔法など手慰み程度にしか扱うことはできないし、接近戦など論外で、パーティー全員が生きて帰るために必要な人材だ。だから、それを失う可能性が一割でもある戦闘に投入するなど、賢明な学生ならば誰も考えない。愚策としかいえない指示だ。
「百四十五匹の蜘蛛、二百九十匹の蛇。捕食者たちの宴」
だが、詠唱を続けるアリシアスのランクはS。纏う防具も常識を遥かに越えたEXランク、聖鎧シズラスガトム。異界の大地母神の名を冠するローブの形をした鎧。数多の防具の頂点に達したそれは所有者に絶大な力を付与する。
スキル【生命賛歌】。本来、遠くはなれたパーティーメンバーを捕捉し、回復魔法を施行するためのそれは、使用対象と発動する魔法を変更することにより、強力な攻性スキルへと変貌する。
「鏃の海で獣は謳う」
杖先より光輝属性特有の光を撒き散らしながら、それは生命賛歌の力を用い、アリシアスから遠く離れた対象へと発動する。
構え、向かってくる二人の戦士に向けて戦斧を振り上げるミキサージャブの真上。唐突に発生する十を越える純白の魔法陣。それぞれが膨大な魔力を持つそれは、「【銀の錘】」【力ある言葉】によって、用いられ、ひとつの巨大な円錐を生み出す。
アリシアス・リフィヌスは、
ヴォオオオオオオオォォォォオオオオオオオオオオオ!!!!!
数多の致死が向かってくる。ミキサージャブの元へと駆けていく。
「どう。その生意気な知恵以外に何か隠してるなら出し切りなさい。でないと、殺しきるわよ」
那岐の呟き。先程見せた力。たったそれだけが体勢を立て直した
銀の円錐は頂点をミキサージャブに向け、空中より落下した。
この辺りまで書いてたっぽい。
どういう話だったんだこれ?
211 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/15(水) 00:45:07 ID:.wEce8.E
_________________________________________________________________________________________________
○馬要らずの重騎士
ドライ・炎道・ソレイル(豪人院)二十主席
属性/色【無】/祝福【炎】/生体【炎】(炎は豪人院と分家の正統属性、誇り)
豪人院の分家。とりあえず優男。ジョブは重騎士。ハルイド教徒
武装は武具工匠ハルイドの突撃槍【堕ち逝くテンペスター】、Sランク パイルバンカーを仕込んである
柄以外を回収できなくなるためその後は、工匠ハルイド製、Sランク突撃槍【解体されしベルッツァンネル】(風のように軽く扱えるが、並の金属より重い、また熱を孕む)を扱う
鎧は工匠ハルイド製Sランク全身鎧【滅亡せし御門】(頑丈。とにかく頑丈。浮遊はなし。重くはない)を装備
身体改造は骨格及び神経血管各種身体能力成長項目【炎獄階梯】全十三段中、九段目
細胞内オーラ開放率調整【豪人ノ果て】全九十九歩中、五十六歩目
スロットは【ハルイド教秘儀実践】(A)(モンスター食っても大丈夫)
【炎道】(SS)(撃力上昇・任意で魔法系の炎属性付与)
スキル【騎士の心得】(心に抱く騎士っぽい何かで筋力とかオーラ量が増強。とりあえずSランクが扱うなら普段の1・6倍程度は上がる)
【豪人院】(社会的地位というかなんというか、分家の意地。豪人院がパーティーリーダーの際、命令に従うなら士気上昇。逆らうと士気が下がる)
【ハルイド教徒】(モンスターを食べることができる。超人化しても精神が砕ける可能性が下がる)
【気の心得】(攻撃にオーラを付与)
____________________________________________________________________________________________________
○歩く刃。走る剣閃
リエン・滅道・カネキリ(心護院)十九主席
属性/色【無】/祝福【嵐】/生体【心理】(心、精神の関係)
心護院の分家。とりあえず軽薄そうだが情には厚い。礼を尽くしたが【月下残滓】を譲ってもらえず、その上、罵倒されたため、リフィヌスとの相性は最悪。ジョブは刀を扱える軽戦士。侍ではない。心護院のパワー部門。
武装は剣牢院商会刀剣部門のSランク太刀【虹刃(コウハ)】(振った刃の跡をオーラでできた虹色の刃が追う)
接触後は正宗重工製Sランク太刀【守斬(カミキリ)】を装備(オーラ系スキル【斬撃】強化付与)
リッツヴァライ工房製SSランク軽鎧【刃金の疾風】(戦闘時、全身にSランク以下の装備武器一種の武具特性を反映させる刃を展開する。当然、調整は必要)
魔鉄重工製Aランク追加魔導装甲【風の鎧】(閑話、面白全滅日記に詳細あり。ミキサージャブ戦闘時の死亡フラグ?)
身体改造は部位変質型【心護の盾】全身ではなく筋肉と皮のみ
全身チャクラ開放型【虎ノ門】十二段階中六段階
骨格改造に【鉄の骨】二十八段階中十八段階目の【ミスリル】を使用(魔法金属)
スロットは【滅道】(SS)(任意で魔法系の精神破壊が可能・人間に対しての方が効く。また使用者が魔法系の専門ではないためサブウェポン程度の能力)
【嵐の加護】(S)(精霊の守護を受ける。速度上昇、風による防御。魔法系)
スキルは【軽戦士の心得】(速度上昇・回避上昇)
【気の心得】
【心護院】(豪人院の心護院版)
ついでの情報
212 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/17(金) 00:13:09 ID:.wEce8.E
,..-─-..,,_
/ `~'-.,_ ,,..-―-..,,_, '´_ '二二 '_ `ヽ,、
. ,i' ~'''‐‐'''~ ,.r'''~/ <><><>ヽ、`ヽ,
i'_,,,,..-i--i ┌‐ii‐┐.┌.┐.┌.┐_i' / / , l  ̄ ̄ /:l:':, ';_:.. ',__ノφφφ~ヽ
| |三l三| |l三l三l三l三l三l|ヨ/ / li .| .l::_L -,‐r:i.L::. i||=━━━━!!!!!
. --━━〇!. └‐''‐┘└.┘.└.┘,' .;' _L,=i i ::|' !_,L,,,_.l::.|;|:::|,‐- .φφφ__ノ_
!、, '" ,,、◎ 。 i, _,._='--..,l ::l ::..´l !,L,,_: l ::::lZi;;;;;:::i゙'|:.:!;l:::l ` 丶
ヾ 、 `” ◎ ,!,"´ .| ::| :l ::::. Z゙l;;;;;:iヽ;:::| !:::::::!::::::l;::::|`丶、.:;. `ヽ
`゛''-''==='''‐'" ':,:..:';:.ヽ:::..', ':_::! ヾ `"´':::'/-┘:::::!l/ /
. 丶\ ヾ:;:\::\:ヽ,, _ ''/!:/:::/:::::|/ /
\ 丶 /:::/:.:'|!゙'r-ヽ .._ //::/:::l::/ /
/.:::/,.-ァ=r-‐ノ ゝ/::/一'´ /
/..::ノ´ ゝ,ヽ ‐'´,'.:::,' . ..:..:.::/
/..::/ _,.ィ「ヽ` ‐- ,' :::l..:.:/´.;ィ´
/..::::::/ r‐'´/ j.:!:. 丶 i .::.| 丶.::/i |
. _ イ..:::::::/::/ {:.. i.. ..:::'、. l .:::l::::::::7 i l
.  ̄ ‐-!...::::::::..::/ ,ハ::.::.l:!:::.:::.::、:::.::.:| :::|::::::/: i '、
ノ..::/.:::/ .!.::〉::.:!i::.: 丶::、! ::i:.::/:i::. i ヽ
. /::ィ´ヽ,.〈 j.:/.:: ! 丶:| .::!'´.::.:i::. i \__,.
// ハ:ヽ ノ;':|: ! .レ´ノ.:::.:::::i:.:. '..ヽ:. ヽ
ノ , ':::::::::`/;'.::! .! :. `}::.:::.: ::、::. ヽ:.ヽ、:i
/:::::::::::::://..::j i :::. ヽ::.:::: .::!::: ヽ::V !
!:::::/::: //::.::/! .! ::::.. ヽ:.:: |ヽ:. ヽハヘ,
ノVィ::/イ.:::/:.' i| .:::.::: 丶: i i::. ハ::V
,'/ !:.:j .: !| .. ...::::.:::::: ヽ i l::. .| !::!
{{ |.::;' !l ::::.:::.::::.::: ',. ! !::.j j;ノ
V .:!| ::::::.::::.:::. ::. ::.. ; i }::ノ ′
. / .:!l:..::.::::.::::.:::::.::. :::.::.. y,ノ´
. ,' .::l:!::.::::.::::.::::.::::.:;__:::.::.. l
{ _,. -──-==ニ二二_」  ̄ ‐- }
. `i /‐- .._\ |
| / ヽ. |
ルカ可愛い!!
213 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/17(金) 00:38:57 ID:.wEce8.E
ニ=- /
,、‐、 ニ=- /
,ヘ´、`ヘ, ニ=- /
レィ ´ `>´ゝ、: / /
/ /」Lルr‐- }: }ヘハ ′ / 「らせん階段」……! 「カブト虫」! 「廃墟の街」!
〃 厶イぅr ´以リ 目´/ / 「イチジクのタルト」! 「カブト虫」! 「ドロローサへの道」!
{ トヽ{ r= 、厶イiiケ ,/ 「カブト虫」! 「特異点」!「ジョット」! 「天使」! 「紫陽花」!
-‐====―-乂{∧ V ノ厶イ::廴__∠‐--‐… : : : :  ̄`ヽ: :ヽ
/ (: ( x≦´ -―…‐ァ=ニ二フ´ ゞ==イフ: : : : : : : : : : : -‐‐ァ: : ハ 「カブト虫」! 「特異点」!「秘密の皇帝」!
′ ){: :/ -==圻´/ノ /: : : : : : : : : : : :/ ー=彡: ノ:ノ
{八 { イ ヾ===4: : : : : : : ー==≦´ ̄`ヽ
ヾ 圦 ヽニ八: 、: : : : : : : : -=ニ⌒ヽ:い
〉ム フ ー`ー-‐=ニ jノリ
rt'′ゝ} =Ю-‐フ ー=彡
〈ヾ_」 「 ,ヽマ´ゝ
ム x≦-‐__アv>=-、
ム ∧/ニア´><ヽニニ}__
Y<{ニ/l∠ニニニ}}ニ}レニニヽ‐-、____
N>K 厶‐-=ニレ4ニニZ´_∠ニニニ7
-=ニ斤‐‐レΞ>‐ァ―--、____ノニニニ7´
∠ム-―≦ニィ-ヘ / ////////Kニニニニヽ
/-=≦ニア´ /77∨ ,'//////////Kニa
{{/∠ニニ{ /////∧ {////////////K
214 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/17(金) 00:40:32 ID:.wEce8.E
r'´ ̄Y´`ヽi´ ,ゝ- 、
r「,‐!-=======‐-_/ ̄ヽ-.,_
i/ \ /´\丶
/ / / \ ヘ ヽ
、______彡 / / } } V´ 〕 , 幸せになる方法。
`¨¨ア ′ ‘ / ' i V `ハ ‘,
/ / i ; // //_| .v ノ, ’ 人々を真に導くべきもの。
│ │ 厶孑ヤ/ | } ∨イ ‘,
| i iト、__| |i | / 仏弐弌ト| , [ト廴 ‘, 人類が到達すべきもの。
| | ]「\[八 | ′笊うλリ / 从//}八 ‘,
| 人 |ィ笊うがゝ|/ 弋'/ソ' //'/// i|ハ , 理解には及ばないわ。
|! \乂弋'/ソ / / '厶,// | ∧ ‘,
|人 个トミ ' 厶イ / ̄ア 八い∧ ‘ 全て私が行っているから。
、 |人 、 ア / /}/ / ′ | |ハ ‘
\乂 > イ / / / | |
ヽ个トミX≧=- イ__,」厶/ / / | } }
リ \Y=ニ二ニニ== ! 厶/ / | リ ′′
,厶_ _. く,Y⌒Y _> >/ 厶==ミノ/ / /
(⌒¨  ̄ ヽ、人;;;人> / /_),,,,,,,,,,\ヽ/ /
, -‐´ ̄( > ./ /),,;;;;;;;;;;;;;;;,,∨/
_,xi,;;;;;;;;;;;;;;;/ ァ / / /,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
-===≦,,;;;;;;;;;;;;;n / , /};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
,. '" ,x;;;;;;;;;;;;;;;;∨ // / {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
/ -=≦〆,,;;;;;;;;;;;;;;;;;{ // / ∧ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;」
/ '" /,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;从 ./ ∧};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
// /,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,x仁ヘ / / / ∨;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
∠,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ∨)>ヽ ヘ ./ / / .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
/ 〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ // Y ′ , 〃 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
,/ マ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヘ / / } ゙ {{ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
マ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,ヘ ,/ / ゙ | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソ
/マ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,`、 / ' ! .| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ
/ マ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ / | | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| \
/ マ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ / | | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| \
ルカ可愛いってことだよ!!
215 :
名無しさん
:2011/06/17(金) 00:41:56 ID:G0BN0zhs
こっちで使ってるのかw
216 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/17(金) 00:43:15 ID:.wEce8.E
暇なんだよ。00安価まってる間
217 :
名無しさん
:2011/06/17(金) 00:44:37 ID:G0BN0zhs
ルカどんだけカブトムシ好きなんだ・・・
218 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/17(金) 01:08:02 ID:.wEce8.E
, -――--――- 、
_ / ,. -― 、 ,>‐ ¨⌒ヽ
/ / -‐ 、 . l `、
/ , ―-、、l l .,ィ>―-、 イ/:ヽ
,イ ___ { ,. =ヽ\イ/ ./ __ \_ノ: :へ:_}
// /-―-、 \_ ∨:::::、:::} ` |/::::::::∨ /⌒ヽ: :「
〃 { {′ /:::::ヽ |:::::、:';:乂_ノ::::::::、:::: ∨´ ̄ ̄ヽ
(〉'´ ̄ `ヽ/:::::::::i::::::\_ノ、ャ十ト::::';:::i::!::::::::::';:::::ヘ _ノ QBが良く聞く東方ヴォーカル
/_ _ノ:::!:::::::l:::::::::::、:::ハ::::!:从:_:|_:|」::::::::::::';::::::ヘ ̄
乂  ̄Τ:::::::::'、:,ィヤ":、::::ヽ::∨イfcハ l::::::::::::::';::::: ヘ ホンノタビビト 原曲【ラクトガール 〜 少女密室】
゙ ー‐┤::::'、: ::\::\::>‐'´ ′弋__シ i :::::::::::: ト、:::::ヘ
|::::、::ヽ、;イTfcハ /::::::::::::::::|:::ヽ::::ヘ
ヘ:::::\/::ヽ弋_ン /::::::::::::::::::ト、:::::、:::ヘ
\_/|:::::ハ =@` __ ./::::::::::::::::::::|:::ヽ::::'、::ヘ
|::::::::::ヽ、 ` /:::::::::::::::::::::::!:::::::\:\ヘ
|::::::::::::::l::>ー--ァイi:::_:, へ,ヘヘ-、―ァ::::::_ , ====、
、、iヽ、 |:::::::::::::::i::|⌒>r'"` .!:{__ア ! i. l. |ニ∈三二二二二二二)
| |li i l\ / \ |::::::::::::::::l::!´ l /!:::/ __ノ/- 、: ̄`::、‐==='
| |l! i i i l\./. \ !:::::::::::::::::i| ,!/ Y /:;' }\ ヽ::::\::\
| |l! i i i !/ \:::::::::::::::| /ハ _| イ:::::/ /\ ヽ ∨:::::ヽ::::\
| |i! i i/ \:::::::::ト"/O ハ_/! |-―'"7〈 >"レ l::::::::ハ\:::\
| |!/ \:/ / / / / /{::! l⌒: : :l,.r'"〉 .! !::::::::: | ';:::::ヽ
\\ /¨:7 ̄ ̄ ̄ | | ! : : : :! | j i / ::::::::: | i:::::::l
\\ /⌒: :| ヽ| ト、__ノ / / / /:::::::::::::::| |:::::::|
\\r、 / ) ,..、 ,イ:::\: :./ ,.l .l::::! / j { |:::::::::::::::::| !:::::::'
\い/ / / 〃!-/::::::::|:ヾ /::| トノ / / .} !::::::::::::::: l /::::::/
ヽ.| !/ / / .,':::::::::::|::::', /:::::l /iヘ⌒!^ヽ! l:::::::::::::::::' /:::/
`ー、_/|:::::::::::::l:::::ト- _'::::::::l / |. ∨ /l. l::::::::::::::/ //
/:::::::::::!:::::::::::::::::::| ヽ:::∧ /\ \∨ ! /::::::::::::/ ′
i::::::::::::乂:::::::ノ!::ノ、 7/\ ヽ i/∨:::::::::::/
219 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/17(金) 01:10:58 ID:.wEce8.E
,/寸三三三三三三三ミ:、 -----===ニ二 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽヾ二二{ i、
ノ寸三三三三三三ニ込 ---==ニ二___ \、 \ ' , | ||
:、ィ' 寸三三三三三三ニ心 `'< ヽ !! /
ニミ、ニ. ≠=Y三三三三三三弍 \、 ∨ ||/
三弌'. →《三三三三三三三Y \、∨ } /
三ニ:Y',- ¬《三三三三三三三! ヾ { / / QBが良く聞く東方ヴォーカル
三三! !=‐ ‐-{三三三三三三三} ヾ,==、/
三三| |-‐ _,.⊥. -==- 、三三丑 ノ=={ アイ・ウィッシュ・クロス・フェード
三三! !´ / `ヾ三ヲ ,.ィ⌒ヽ =爻艾ミキ
三三メz'´ ,′ |、 ヽ、 ∨} _ノ '. 彡ムvミぇ 原曲:恋色マスタースパーク
三互,' ,/ ,|ヽ、 ', ヽ_メ、 > マ¨´ __/⌒ヽ} ムマ
ニフ l i! {廾=-\ヽ,r云ミx.Y )j! `=-‐- 、 ハv′
へ、| j.|ト、.'vf云ミ、`゛仗し} }|,ィ'}ノ! \. 、 i ハv′
、、 ノイ八{ヾ.代し} ゞ=イ ハ ,)ヽ }| } .上ァ ハV
ヾ>''三:7\', `¨____,.ノフ!{ | (__ }. 八{ ,イ´ ハV
>'三三‐{| ,》、 ヾニ.._,x<乂{`ー'´,レ')ノ \{ ,ハV
三三三:乂.{(、,>'´ ̄ `i¨'}‐┴─‐----─‐………─-- ....___fセ《
三三三三{ 弋{ `¨´ { | 冫
三三三三≧=j、 ==ラ、,}:ャ‐z─‐………─---─……¬¬z‐yン
三三三三三才!ヽ._ / :` : X、 八V
三三三才''" | : : :`ー '" : : : : :ヽ: :`ヽ、 ,イヾV
三才''" | : : : : : : : : : : : : : :\_:._;フ /‐-、'{
∨: : : : : : : : : : : : : : : :\_ ヽ>'′
∨: : : : : : : : : : : : : : : /
220 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/17(金) 01:14:21 ID:.wEce8.E
____
|i、____| nnnnnn !r=≦三三三ゞー-.、
===弐ニ 三三三三三三三三三三}:::::ノ
`ー──セ:::7  ̄ ̄{ ア`ャて¨´
r.、___,.. ,.ィ |__j  ̄マ/ハ
{三三三} =|三三三ニ≦|_j `¨′
`¨マハ ゞ-}ム! ゞ′
`´ |ム! r=ー--n___r,__
____ r==ー-----------≦ニニニニニ三〕 〔ニ=〔二___
|i、____| nnnnnn !r=≦三三三ゞー-.、 `¨¨´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゞ=ヾ三三三てヾ三三ト;ニゞ== だが、一番良く聞いてるのは
===弐ニ 三三三三三三三三三三}:::::ノ {川≧j マム
`ー──セ:::7  ̄ ̄{ ア`ャて¨´ / / マム Kalafinaの magia である。
|__j  ̄マ/ハ / /{ ` ′
`¨′ /、 __,.r =''´__,. -‐''´::::/ ,r ´
__,r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.,ノ
,.' ,.ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く
r-- 、__n___,.__,.ィ:::ト;ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー.、
r.--.、______,.---------i===n!三!ir=={::ハ::j iァ ヾ::::::::::::::::::::::::::::::彡´ ̄`ヾj
ゞ==''------------、ニニニニニニニニニ三三三三二二二二 )}ヘ::::::::::::::::ミヾ´ ̄ヽ.
ゞ=======ヾッー-<{ =テ>ー<}ヾニニ 彡¨.7!ー、:::::::、 __ \
└ ‐-イノ-≦ツ `''、 ノ / ! `ー- 、:::::ヽ ',
`'' ..、 _ヾ / :リ \::::} }
__ ,.-..、,.化 ヾ=' {∠,.ィ≦ `) }/
={らニニニニニゞi,ィ!:::::::::`ゝァ ヽ.__ソ / ノ
└─ t_ァ=irァ-、j/`ヾ:;:::刈ャミ ヾ ,r=彡´
| !i レ:::/ ` '' ー-ヘぇ、_j,イ
7::::;.' ';:::::::::::!
/:::/ ,ィ';:::::::::!
/:::;' {:';::::::::!
ム::::j `¨¨´
`¨´
221 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/17(金) 01:17:20 ID:.wEce8.E
_/::::::::::::::', でも、なんつってもやっぱりオレは白雪姫がサイコーだぁああーーっ
_...-――‐=''"":::::::::::::::::::::::::::::::', 世間のヤツらはよォー、オレたちのこと、
<'"":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r−、:丶 眠ってる女の子のパンツの中に入ったりして遊んでるなんてよォー、
\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人○)::::::::ヽ いろいろ黒い噂立ててるが、チクショウ!事実無根ッ!
\::::::::::::::::::/ ̄丶:::::::::::::::::::::::::/,:::::::::} プラトニックな関係だよなぁー、オー。
〉::::::::::::i ○ l::::::::::::::_::-''"., '::::::::::::\ / 二二、ヽ
__ /:::::::::::::::`::−_´:::__::-''"_..-''":::::::人::::::::\ .// / /
r―丶\ ./:::::::人:::::::::::"'''':---:''"::::::::::::::/ \::::::::\// / /
| 丶∨:::::::/ 丶、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', \:::::::::"'':::'':::-::::::/ ./__
| /::::::::/、 "''―,':::::::::::::::::::::::::::::', ∧::::::::::::::::::::::::::/ ./:::
丶_ _ /:::::::::/ヽヽ. ,'::::::::::::::::::::::::::::::::', // \::::::::::::::::::/ ./::::::
ヽヽ::::::::::::/ ヽヽ ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::', ,',' \:::::://:::::::
:::::ヽヽ:/ l .l /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ',', //:::::::::::::
::::::::/ヽ // ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ',二二二/ \::::::::::
::/ ヽ二二/ ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
222 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 01:41:05 ID:l7khhqGY
何を言っているのだQB……
223 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 18:53:53 ID:AsptSN5s
−弐/
―――死ぬべき人間は、誰だったのか。
その日は、飼っていた猫たちに餌を与え、テレビとパソコンの電源を落とすとベッドに向かった。
観光街の多い、片田舎の地方都市。温泉で有名なその土地の片隅に構えたアパートで、俺は眠りについた。
夢は見なかった。
−壱/
【全てが終わった後の話】
【誰もが終わったと確信した後の話】
彼は帰ってこなかった。会長も帰ってこなかった。タカぼん、いや、連理貴久とはあの時、私が逃げ帰ったのが最後に出会ったときだった。
私が強制的に元の世界に帰らされた後。彼女はひっそりと私の魂の奥へと帰って行った。
そして一週間ほどで、あちらの世界で知り合った多くの人も帰ってきた。
世間的には大事件だったけれど、彼女彼らと出会って事の経緯を聞く気にはなれなかった。
きっと彼らは何も知らないから。
真相を知っているはずの人間は帰ってこなくて。
一番真実に近かった彼は、既に彼ではなくなっていて。
そして、私が、信じていたかったあの人は、嘘をついていた。
……、ごめんなさいと言うべきか。
すみませんと謝るべきか。
どうでも良いと振り切るべきだったのか。
私には、何も思いつかない。
ただ願わくば。あの人が死んでいるようにと。あの人が殺されているようにと。あの人が、憎くて、憎くて、憎くて、愛おしくてしょうがないあの人が。
きっと彼に殺されたことを。深く深く祈っている。
二度と会えない、あの人。
連理、貴久。
こっちでちょくちょく書いていこう。というか、外部に保存。地下小説スレ
224 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 18:58:04 ID:AsptSN5s
修正
−弐/
―――死ぬべき人間は、誰だったのか。
その日は、飼っていた猫たちに餌を与え、テレビとパソコンの電源を落とすとベッドに向かった。
観光街の多い、片田舎の地方都市。温泉で有名なその土地の片隅に構えたアパートで、俺は眠りについた。
夢は見なかった。
−壱/
【全てが終わった後の話】
【誰もが終わったと確信した後の話】
彼は帰ってこなかった。会長も帰ってこなかった。タカぼんさん、いや、連理貴久はあの時、私が彼を憎悪し、対決し、逃げ帰ったときだけが最後の、唯一の遭遇する機会だった。
嗚呼、彼を真正面から殺害できた最後の機会だったはずなのに。私は失敗したのだ。
そして私が罠に嵌められ、強制的に元の世界に帰らされた後。彼女はひっそりと私の魂の奥へと帰って行った。
それから一週間ほどで、あちらの世界で知り合った多くの人も帰ってきた。
世間的には大事件だったけれど、彼女彼らと出会って事の経緯を聞く気にはなれず。私は誰にも会ってはいない。
きっと彼らは何も知らないから。
真相を知っているはずの人間は帰ってこなくて。
一番真実に近かった彼は、既に彼ではなくなっていて。
そもそも、私が信じていたかったあの人は、嘘をついていた。
……、ごめんなさいと言うべきか。
すみませんと謝るべきか。
どうでも良いと振り切るべきだったのか。
私には、何も思いつかない。
ただ願わくば。あの人が死んでいるようにと。あの人が殺されているようにと。あの人が、憎くて、憎くて、憎くて、愛おしくてしょうがないあの人が。
きっと彼に殺されたことを。深く深く祈っている。
二度と会えない、あの人。
連理、貴久。
私は、彼を裏切るべきではなかっただろうか?
225 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 19:00:55 ID:AsptSN5s
_ _
r‐fァ┴‐く}┐
rラ'´ `マュ
__ / / / | /ヽ. ト、
}} ̄ ノl / / ム|l j/ナ! } |N
__ヾ. |/|l i/__ |レ-=jノハ|j、 或る従者の閉塞的結論
. /⌒ー' / リj小、 _, 彳 ノハ) 原曲:月時計 〜 ルナ・ダイアル
ヽ_\ 〈l ハNハ{≧--イ /彡' \
 ̄`ヽ. ヽ 「:F 〔X〕ノl{::::|‐┐ 》 割とよく聞くようなそうでもないような東方ヴォーカル
. 「f ̄ヽ》 i´|::l__/∧∨:::::{ } l{
ヽ.) _/ |:::〈./::::〉.〉::::ハ \ `ー=ミ、
「 {:::::::::::::::::::::::::::| ` く }ハ
| V::::::::::::::::::::::/ f丕〉 __r‐'
. 辷丕辷ハ:::::::::::::::::::::{_fゾ´∨
. / / ,ノ::::::::::::::::::::::\ノハ ∨
/ / 〈:::::::::::/ ̄\/{.! ‘, V
f厂 ̄ ̄ ̄ ̄/`ー< ̄ヽ/ / \ ∧ V
|{ / ̄ /_/ \ \‘, ヽ.
V/ / / / l |`\ \ i
\ / / / | j ∨ ヽー'
/:`ー‐一'^ーy'⌒ヽ〈___/⌒ヽ_/:::::/
'二 ̄ ̄`ー⌒ヽ___::::::::::::::::::r─、_::ノ ̄
` ̄ ̄\ ', ` Τ二 ´/
. \ V:::::J::::r::::;'
〈\ V:::::|::/::::;'
`ソ i::::::l::i::::/
\〈|:::::::::::/
|:::::::::;'\
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;:::::::::| `ヽ\
,':::::::::::! _》 \
/::::::::::::lア´ ̄ ⌒} )
/::::::::::::::l\,ノ⌒ー'´
/|:::::::::::::://
ヽ |::::::/::/
|:::/::/:〉ヽ.
/}/::/}/_,ノ
`ヽ|::/ / ̄
____ノ´∠二´__r─、__,,
r─‐v'´ ̄-=============`ー'=ニ二⊂ユ___
`匸j´( ̄ ̄L__厂 ̄ ̄ノ ̄ ̄ ̄ ̄c-’ノ'
226 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 19:02:32 ID:AsptSN5s
〈:::::::::::::::::::::`::::::::::::::/
_,, -‐  ̄ ` ヽ、::::::::::::::::::/
, -‐_二 \::::::::::/\
// ̄ / ヽ二ヽ::::|
/' / / / イ 、::::::ソ;:!
,ィ / / / / /゙ / !´ヽ:::::\ そんなゆめをみたの - lonely dreaming girl -
|ヽ _/ /{ ! /| / | /! | l |:::::::ヽ::::::::\
\ l / ̄l l !ヽ/|! | /_|_/! | /!::::::::::゙、:::::::::::\ 原曲:おてんば恋娘
-‐|lニ二| ヽ |分 | ! /ニ=、! /l | l |:::::::::::::゙,:::::::::::::::〉
/ , -─ /l l|以 |/ 代ソ> / / !ヽ:::::::::::::l::::::::::ノ _,, --─ィ 割と最近は余り聞いてないけど
| /_ー、二/ ∧ l ー''/ / /! |\\_ノー-</ / /
/l ̄ \\ l | ∨\ ヽ ー=ニ-'' , イ│ |─--\ / `ヽ / / 一時期聞いてたような気もする東方ヴォーカル
/ / ̄ Y | 〈 ̄ヽ Y / 〉、`ー┬/ / / j l / |/ / l /
〈ノ\ _/ヽ!M\ ノ_ノ' / ノ、_/ -ニ、 ̄/ / _ノ/ ! / l /
\ │/ ヽ二ニミヽ/,イl/└─-、 ヽ〈 ノ゙/ \ l/ l/
lYl ̄ 、-─‐‐_|ニ// / ノイ::::ヽ〉' \/_ ,, -‐i'' ̄
|! | ∩ l/ ̄ ヽ/ / ヽ |:::::::/ / _〉_ノ__
| ヽノ ! 〈\_{_ /ゝ l}::::::: . /ヽ ̄ ̄ /__\
、 〈 /< ィ゙ー''ヽ_〉__ノ::::::二 ̄ \ ̄/ /
\ \ l::└〈イ`7ノ、 〉\::::::: :  ̄ ̄ ̄/ / /
\ \ !::::::::l/ /ーv'´::::::、 \ /_/__/
\ \l:::::::/ /:::::::::::::::::: .\_ヽ/ヽ─── --- 、
\ `ヾ /::::::::::::::::::::.!\ \ /l
\ /::::::::::/:::/! | \ \ / |
|` ー-‐ ':::::::::::/::::::/ | ! \ / \ l
|::::::::::::::::::::::::/:::::::::l l l __ ヽ / \ |
|:::::::::::::::::::/::::::::::::| | ヽ  ̄/ `ー────`
227 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 19:05:41 ID:AsptSN5s
-──- 、
_/ _, \
-< ̄ ̄ ̄  ̄/
/ \ / ∧____.ノ
| ○ `ー一 ′ />ミ==--=
\、十, ____/:::::::::::::} ̄`丶、
/` ̄ --=≦ア´:::/:::::::::::::::/::::::::::::::::ヽ
/ /:::::/::::::::::::::::::/::::::::l::::::::::::::'.
`ー──ァ彳::::/:::::::::::::::::::;イ:::::::::::}::::::::::::::ハ コトノハ
イ: ̄ア´ ̄:アフ´/ /::::::::::∧:::::::l::::ト{ 猫の羅針盤
/::/::::/:/:::::ィ笊寸 イ:::::::/⌒}::::::j::::|::ヽ
_ イ::::::イ:/:::イ::::::::l 辷ン  ̄ ̄ cァx/::::ィ:::::ト、::}
/:::::::_厶イ:::l:::::::::| ヒン_/:::/::|/:/ノイ 共に原曲:キャプテン・ムラサ
/)´Y::::::::/::::::j::::::从 、 ′ 7 ̄:::::lレ'
//:/}::::::/:::::::ハ:ト、_, (_ア ..イ:::::::l:::::| 地味にキャプテン・ムラサ原曲は
____∠ -- イ:::::/、ヽ、> -─<:::ノ::/}:::/ ノリの良い曲が多い。
`Y  ̄:.::./ 厶イ:.:.l|:.\ />、:\::イ:/、/´
'.:.:.:./ Y:|:.:.:.:.\ ヽ、:/ーァ'.
>′ , __ノイ≦三 ≫、 」=..イ、 \
/ ,. < `ー┬r<二二アfこ∧ \ \
/ /ーヘ i // ノ::ハ::} 、 \
/ / ト、__.〉:.l /::/ }j l ヽ
. l `< Y、__.ノ /:::::/ ,イ /ヽ、 、
\ \ 、 `ー /:::::/ /::{ / /´ }
\ >-‐┐ __>─ ´::::/ /:::::| ! / , ′
\_/:.:/ ̄V´::::::::::::::::/ ヽ::::l.,ノ |f二ミ、/
\/ r‐┘r‐<二´ }::| / ̄ ̄Y
r─-.、\/:::/ `ヽ、 /::j  ̄ ̄`7
 ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、 `Y // r‐r┘
\ rく‐ァ 、 ハ┘
`} ̄ ー' >、____/ \へ、__
「 ̄ ̄ ̄ア´ ̄`丶、 >'´\ヽ:}
/≧=-=-'′ > 、 -───┴ミ、
__l >ァ-、 >- 、
/:.:| /:/:.:.-‐\ //:../ ̄
__」.:斗 ___ /:/..<:.:.:.:.:.ノ_ノ/:.:/
l:./:/ ! / -=====}-─:ノ:/ l`ヽ/三三≦ノ
|:.\> /.;:'/ ̄ ̄}7:.:.:.:.:.:,イ /
>'´三三≦:.:./  ̄ ̄´ | /
(:.:‐┬、:.:.:.:./'、 | /
 ̄  ̄ ヽ、 l /
228 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 19:08:40 ID:AsptSN5s
┃ ┃ っ. ┃
┃ ┃ _,, - ‐ー‐- 、 っ. ┃
┃ ┃ _ / \ っ ┃
┃ ┃ _,.....:::::´::::/ , _,,、,-z __,、 、ヽ. ┃
.______┃ ┃______(::::::::::_: -冫ム くヘ_>ー'、`ー゙ ヒノ~)_`7.__┃
.______┃ ┃______ 〉≠::"_::>〉 ー フi llヽヽ ヽ |´___┃
┃ ┃ //ィァ::´::::::::::l l ムヽ、人ルヾヽ l 、ヽ ┃
┃ ┃. `´ /::::::;::::::::::::ViVリl(◎) (◎) l ' i lヽ ┃
┃ ┃ /::::::/ヾ::::::::::::ヽr!//////////l | レ' ┃
┃ ┃ l::::::ム、_ヾハ;∧リi::ゝ、 ⊂⊃ ,ノ l / , ハ ┃
┃ ┃ リ::::l 'ー l:::::レ`i ャ イ゙ヽ人l'--‐―ー―-、-‐
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`/´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ヾ:丶 ⌒ヽ ノ::::::::::l Χ _ l}: : ヽ !
| `''_`云´‐'"lハ:;;::ノ'´/ハヽ`': : : ハ |
| /´ Z_ハノ´,∠ハゝ:);;ハ i;;ヽ: : : : :) |
| / ノ |;;;;| / l: : : '7i;;l l;;i´、 : : :l |
| l / o!;;;;! .〈,,rzzi: : : i:l;」 l;」: i": : l`⌒7 |
| }z|. |;;;;l )´ ̄'; : : '; : : : :j : : :j l |
| /ノ o !;;;_i_ ', ', : : !: : : :!: : : iヽ l !
| ノ ゙>zz, rl;;;;`'i゙ l /',: : :! : : l: : : j: : :ヾ、 !
| ,...-<.、ノ ̄ `'!;;;;;;;|' ! /: : :l : ;_ゝ く;_:_: ): : : : :iヽ、 |
_____ノ__ _ノ:::::::::::::::::::`丶、_ヾ;;;j__ !/: : : :~l, -ヘ,-'‐-i: : : : :、l/.―ー┼
/ /::::::::::::;:::´::::::::::::::::::::::::::ヾ:::∨ : : : : ヽ_)_LLLr': : : : : :ヽ
/ /:::::::::;:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l
/ /::::::::::::://:/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
/ ∠⌒ゝ-、//:::L:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠: : r; : :z:、: :/: z: : : : - : :/
TUMENECO
次発 ワタシ37号
原曲:ヒロシゲ36号 〜 Neo Super-Express
割と好きな曲。東方ヴォーカル
229 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 19:10:17 ID:AsptSN5s
あ、お勧め曲とかあったら紹介してみるといいんじゃないかな?
ここは自由スペース。東方以外でもいいんだぜ?
230 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 19:45:21 ID:AsptSN5s
零/
前提の話。
機械文明ソシエトは終わりの危機を迎えていた。異世界からやってきた魔王により―――略―――で―――中略―――なため、―――略―――が、必要であると悟ったのである。
そして機械文明ソシエトは劣勢からの挽回を期し、―――略―――。こうして文明を破壊することが望みの魔王ウェンディサークを倒したのであった。
本題。
俺が受けた説明は長かったのでいくつか省略させてもらうが。
俺たちが連れてこられたのが魔王の残した最後の軍基地。通称覇王の塔、知能を有する高度な機械の侵入を拒む呪術的な結界の張られた塔らしい。
そしてこの星を支配している種族が、地球での人類に当たる連中。機会文明人だ。
機械文明ソシエトの人間は機械文明人であるため当然ながら、身体が機械であるらしい。故にあちこちで突っ返した魔王軍の拠点の中、覇王の塔だけ攻略ができなかった。
別に彼らも一個ぐらいなら拠点を放っておいてもよかったけれど、魔王の連中むかつくから残党もぶっ殺しときたい。なんか他の軍基地の情報からすると将軍クラスの将官が挽回を期すために冷凍睡眠されてるっぽいし。自分たちの世界をぐちゃぐちゃにされたので、どうせなら最後まで始末しておきたい。
そういうわけで肉の身体を持つ人間を他所から持ってきて、攻略に当たらせることにする。
これ決定。お前らには拒否権ねーよ。拒否したら銃殺な。うまくいったら土産つきで返してやるよ。ついでに塔周辺の施設は自由に使え、お前らでも使えるようにしてあるから。
ということを言われて、まぁ、そういうわけであるのだ。
『ほら、こいつがお前の支給品だ』
「あ、ああ、……支給品、ねぇ」
231 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 19:45:33 ID:AsptSN5s
最初に俺たちが召喚されたのが巨大なモニターの備え付けられた、大きいスタジアムほどの広さのある無機質な大広間だった。そこからぞろぞろと出てきた先にあった廊下や部屋。そこからまたいくつか歩いた先にあったこの施設の出口に近い、無人のカウンターにぽっかりと開いた穴の前に立つと、無機質な機械音声が無愛想に言葉を伝え、穴からずっしりと重いリュックサックのようなものはき出してきたので受け取った。
受け取ったリュックサックは重い。果てしなく重い。俺が運動不足気味なのを排除するとしても、5キロから10キロぐらいはあると思う。正直な感想は、こんなもん持ちながら行動なんかできるかよ、というものだった。
しかし不満顔をしつつもその場からすぐに離れた。俺の後ろにも大量の人間がいたからだ。そう、大量の。
別に俺一人がここに誘拐されたわけではない。老若男女、流石に赤ん坊はいないが、小学生や中年のおばさんなんかも混じっている。皆、不安そうな顔で日本人らしくカウンターに並んでいた。俺の前に支給品を貰った連中も支給品を抱えながら不安そうな顔で目の前をうろうろしている。
支給品を貰った後は個人の裁量で自由にしていいと言われているが、たった一人で行動することもできない人間が多いのだろう。そりゃそうだ。これはゲームや漫画などでよくあるデスゲームなんかとは違う。ゲームではないのだから攻略法なんかはないし、そもそもゲームっぽく考えられる人間なんかが都合よく身体を鍛えているわけがない。さっさと行動するより人間同士で集まって集団を作るのが一番なんだろう。
「……そういや」
とはいえ、こんなぱっとしない連中と群れて時間を潰すわけにもいかない。リュックを漁り、案の定この塔周辺の簡単なガイドを見つけ出す。俺の行動を見ていた連中が慌てて自分の荷物からガイドを取り出しているのが見えた。
荷物を確認する。こんな簡単なことも思いつかなかったらしいが、当然か。攫われて、説明を受けて、心の整理もできていないんだから。それに、そもそもなんでこんな場所にいるのかもわからんのだ。
建物から出て、あちこちを見る。建物の出口の前には、広い空きスペースと建物を外から囲む柵が見える。それと、遠くをみればよくわからない素材でできた真っ白なビルが建ち並び、整備された道路らしきものが見えた。ふと、今出てきた施設を振り返ればわざわざご丁寧に日本語で『軍司令部』と看板がある。
あまりの達筆に呆れながら手元のガイドを見、意外にこの都市が広いことを知る。……歩くのは、嫌だなぁ。
周囲を確認してみれば、出口の辺りに支給品を受け取り、中で群れずに外に出た人間が何人か見えた。もうグループを作ったのだろうか? 剣らしきものや銃らしきものを持ったそいつらがバス亭らしき場所に向かっていくのが見えた。
……剣に銃ねぇ。支給品なんだろうか?
というか、これだけ文明が発達しながら支給された武器は剣? 兵器関係はよくわからないが、どうなってるんだろう。
首を傾げながらも施設の隣へと歩いていく。ガイドには大きく駐車場と書かれている場所だ。頼めばバイクぐらい借りれるだろうと思ったんだが。
232 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 19:45:44 ID:AsptSN5s
『車は一台レンタルで一日1000クレジット。バイクは一台レンタルで一日500クレジットになります』
「金を取るのかよ」
無人のカウンターから聞こえる無機質な声の姿の見えない誰かに突っ込みを入れる。が、当然反応は返ってこない。そういえば、説明をした奴もそんな感じだったな。大量の怒声やたくさんの泣き声になんにも反応を返さなかった。
諦め、ため息をつく。
しかし、レンタル制か……。
クレジットというものは、たぶんここの貨幣なんだろうが。
「ったく」
一応、リュックの中身を漁ってみると、あった。財布らしきものだ。ただ、財布の形をしているが開いてみるとまったく違う形状だったが。
札入れも小銭入れもない。ただ単純に30000クレジットと表示されている液晶に似た画面だ。
「ちなみに、バイクとかってレンタル時間切れたらどうなるんだ?」
『超過一時間ごとに所持金から自動的に100クレジット徴収させていただきます』
質問に返ってきた音声に少しだけびっくりしながらさっさと聞きたいことだけを聞くことにする。
「……そりゃそうか。で、クレジットの稼ぎ方は?」
『月に一度、30000クレジットの支給があります。また、塔内部で敵を倒した証や回収した情報などを軍司令部に提出することで報奨金を得ることもできます』
「……こういう情報はどうすれば手に入るんだ?」
『施設の人工知能に聞いていただければたいていの質問にはお答えできますが』
なるほどね。なら、とりあえず。
「車を三日貸してくれ。それとレンタルの延長はどうすればいい? またここに来る必要があるのか?」
『いえ、それでしたら宿舎からも手続きが可能です』
「宿舎? それは、聞いてないんだが」
『ガイドに鍵が挟んでありますよ』
確かに、道路で寝るわけにもいかないだろうが、部屋が支給されているのか。こんなの言われなきゃ気づかない、ことでもないのか。
ガイドのページを捲ってみれば、確かにカードキーらしきものが挟まっていた。ついでにカードの挟まっていたページに宿舎らしき場所の地点がある。……なんでガイドは紙製なんだろうか。
時間もかからないだろうし、聞くだけ聞いてみるか。
「また聞くがなんでガイドは紙製なんだ? 随分発達した文明みたいなんだが、ところどころアナクロだよな?」
車やらバイクやらは、まぁ、体の構造が違うだろう俺たちに合わせているんだろうが。どうせ外見だけそれっぽくて中身は違う気もするし。
というか、ガイドは別にパソコンやカーナビの地図みたいに液晶っぽいので表示されていてもいい気がするが。
『……あらあら、これは』
「どうした?」
『あ、いえ』
「……? (故障か?)」
『そうですね。クリスタル製の地図でしたら施設内のしかるべき場所で購入できますよ』
「……? 買えってことか?」
『はい』
「ならいいか。地図だけなら必要じゃなさそうだしな」
『地図だけ?』
「……、」
『……』
「車、貸してくれるか?」
『え、ええ、はい』
……なんだか未熟な奴だな。
声の出ていた場所からごろりと転がってきたキーをとり、ずらりと並ぶ20台ばかりの車の中の一台に入る。……しかし、参加者に対して車の数が圧倒的に不足しているような気もするが。ガキやらジジババを抜かしても500台は欲しいだろうに、でも、それにしてはさっきのバス待ちの連中は借りなかった。って、ああ、誰が金を出すか、誰がキーを持っているかでもめるのを避けたんだろうな。
それに車の数が減ってきたら管理者のほうで足すだろう。たぶん。
「車の運転なんか久しぶりだな」
大学入学時の暇なときに免許をとって以来だから、三年ぶりか? キーを入れて、ブレーキ踏みながらドライブにギアを動かして、と。恐る恐るブレーキを離せばするすると進んでいくタイヤ。
「おー。すげー」
動いてる動いてる。やっぱ別の文明でも動くんだなぁ。とりあえず、向かうなら宿舎だろう。店に行く前に俺が買わなくちゃいけないものを知らなくてはならない。
ああ、財布を見たら3000クレジット減っていた。ううむ、まぁ、車の供給が確認されるまではずっとレンタルしとく予定だから問題ないか。
供給について聞けばいいことに気づいたのは、市街らしき場所に出てからだった。
233 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 19:49:02 ID:T6Pbp47c
じゃあ、おすすめ紹介してみる
amazarashi - 夏を待ってました
→暗めのロック。PVが2010年文化庁メディア芸術なんとかで大賞とってる
strawberry record - 蚯蚓の骸
→退廃的なポップソング。エレクトリニカ気味でかっこよい
BIGMAMA - かくれんぼ
→疾走感のつよいロック。ヴァイオリンが印象的
9mm Parabellum Bullet -Mr.Suicide
→ダサ系ロック。聴いてるとくせになる
凛として時雨 - JPOP Xfile
→男女ツインボーカル。声高すぎ
People In The Box - 完璧な庭
→スリーピースバンド。変拍子と奇妙な歌詞が素敵
FAT PROP - close my eyes
→ピアノロック。外国人かと思ったら日本人だった
234 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 20:00:54 ID:ErW.2diE
マトリョシカ、裏表ラバーズ、結ンデ開イテ羅刹ト骸、ペテン師の笑うころに、HAKOBAKO PLAYER
全部ミクだが。
235 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 20:03:17 ID:ErW.2diE
んお。なんか英傑貼られとる。
昨日読み返してみたばかりだから個人的にタイムリー。
236 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 20:07:03 ID:AsptSN5s
>>235
地味に修正作業中
誤字あったら頼む。別に読まなくても大筋は変わらないから読まなくても問題ないけど
237 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 20:07:16 ID:AsptSN5s
ちなみにここはフリースペース。
自由にお使いなさい
238 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 20:27:10 ID:ErW.2diE
>>231
>リュックサックのようなものはき出してきたので受け取った。
リュックサックのようなもの「を」はき出して、かな。細かいけど。
ざっと見たけれど、それ以外には無い、と思う。
239 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 20:29:08 ID:AsptSN5s
>>238
お、サンクス修正しとく
240 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 20:42:03 ID:AsptSN5s
壱/
で、だ。
生命の果実×9
活力の果実×4
強腕の果実×3
頑健の果実×6
俊敏の果実×4
知識の果実×6
豪運の果実×1
傷薬×3
ポーション×1
ダガー×1
宿舎とやらについて、大量にある部屋の中から、カードキーに刻印されていた自分の部屋の番号を見つけ、鍵を開けて中に入っていろいろ見て特に生活用品を買って来る必要がないことを知り(備え付けので十分に事足りるようだったから)、改めてリュックの中身を空けて見て、中に入っていたものをまとめてみたところ、ゲームでいうところの消費アイテムと装備アイテムがこの二つだった。
他にも浄水器や水筒やらたいまつっぽい電灯やら回収したアイテムの解析をする装置やらなんかもあったりして、重量に見合った効果を期待してくれそうである。
流石に重いだけはあったようだ。
さて、説明書きによるところの果実とやらは放っておいて、ダガーとやらを見る。
ダガー。ダガーだな。別に小さな刃物というわけではない。少なくともナイフよりはでかいし、これで斬ったら人間ぐらいは楽に殺せるだろう。しかし、その、魔王軍とやらの兵隊はそんなに弱いのだろうか? 職業軍人でも傭兵でもアスリートでもプロレスラーでもない、ただの学生だった俺がこんな刃物一本もって挑んで倒せる程度の生き物なんだろうか? そもそも相手は、普通の生きものなのだろうか?
首を傾げながらガイドを見て、首を傾げる。ううん、ああ、ただのダガーじゃなくて、えっと刃が高速振動するから相手がすげー硬い装甲でもきちんと破壊できるわけね。……ふーん。ま、俺がそんな危険なもの持ってても扱いを間違えて自分を切りつけて死ぬだけだからな。とりあえず俺自身が戦うなんて案は却下なわけだが。
で、と。えーっと。後は、傷薬ね。これは使い方を覚えておこう。ついていた取説をとりだして熟読しておく。なるほど、傷薬は傷に塗る軟膏タイプで、血止めや肉の代わりになる外傷に対する万能薬。ポーションは飲むだけで失われた体力を回復してくれる内側の万能薬なわけだ。内臓が損傷した場合も飲めば超科学(ポーション、傷薬に含まれている治療用のナノマシン)でなんとかなるらしい。(なんか機械生命体用ではなく、もともと野生動物用の薬とか来歴に書いてあるが、まぁ、奴らにとっちゃ人間なんか猿の亜種なんだろう。胸くその悪い話であるが)
で、と。次はこれか。果実(りんごやバナナ)の形をした、変な機械。食べれば人間の体を強化してくれるらしい。
NAME:連理貴久
HP 10/10
SP 3/ 3
腕力 4
硬度 2
俊敏 3
知能 7
運勢 3
能力 【暴君の目】機械式五十三層封印
【暴虐の腕】機械式四十一層封印
【支配者の杖】限定解除一部使用不能
【魅了の魔眼】レベル3 種族:人間
種族:下等機械人 種族:魔族 にのみ有効
【いつか見た景色】機械式八十八層封印
【レベル制限】稼働中
【経験値非効率】稼働中
【■■■■■■】機械式≪絶招≫封印
241 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 20:42:13 ID:AsptSN5s
ちなみにこれがガイドに挟まっていた俺のデータ。果実を食えばパラメーターの数値が上がるらしい。なんというか、元の世界にあったゲームみたいな奴で全く機械文明らしい、現実味のないスペック表示である(とはいえ、このデータもいろいろはしょってる。もっといろいろ数値があったが、到底俺に理解できるデータじゃなかった)。
あと、こっちの能力とやらは、なんか、封印多すぎじゃね? 中学生が考えた名前の能力が多すぎるしなぁ。……使い方がわからない以上放っておくしかないが、経験値非効率とか、レベル制限とか、これは俺だけなんだろうか。先を想像すると憂鬱になる能力名だ。黒字で塗りつぶされてるのを見ると沈むしかないし。
使える奴は練習すりゃ、武器になるんだろうかね? 種族:魔族ってのは今から向かうだろう塔の中で有効になるのか。首を傾げつつ、とりあえず果実を一個食ってみることにする。
当然、豪運の果実だ。
HPやらSPやらは戦わないと決めた俺には関係ない。身体の硬さや俊敏、知恵だの腕力だのも、関係はないだろう。もちろん、喰えば有利になるだろう代物だし、たぶんこれは最初ということで俺たち人間がまともに戦えるようにするために調整するための品だ。恐らく、喰わなければ今後死ぬような目に遭うんだろう。
しかし、だからこそ、今は喰わない。
「まずくは、ない、な」
むぎゅむぎゅと生で食ってみるものの。豪運、というわりには味はしょぼい。まずくはないがお茶が欲しくなる味である。
「身体に、変化は。ないな」
尻尾が生えたり耳がでかくなったり鼻が取れたりする様子はないようである。眼に見える変化がないことに不安と安心を同時に感じる。支給品ってことは多分効果はあったんだろうが、運がこれであがったんだろうか?
残りの果物はリュックに仕舞い、武器屋やら道具屋やらに向かうことにした。そういえばどうして、軍施設なのになんで武器屋に道具屋なんだろうか?
なんとなく釈然としないものを感じながらもリュックを持って車に向かうことにした。
それと周りを見てみたが宿舎を利用しているのは俺だけらしい。他の連中は何をしてるんだろう?
242 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 20:51:44 ID:8febjNLE
>>240
の
期待してくれそうである。
は
期待させてくれそうである。
じゃない?
243 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 20:59:54 ID:AsptSN5s
>>242
修正!!
,ィ=‐
,ィ777チ777>、
イ////////////ヽ、
ハ////ハ///l、l//,l//ヽ、
l/////l‐lトミ|、|ヽ////ミ=- 『主役のめだかちゃんを差し置いて、僕だけmltがわかれてるなんて』
ノ/////|` ` ヽ! リ.|//ト、
从f.Y:ト| 、_`,. 、__!」;ハl、 『善吉君が知ったら憤死しそうだね(笑)』
´ ト|-、  ̄ .l l/. ハ
__,l| ヽ、―‐ .イ|;;;, , l
,|、`ー--`ー_チ |;' | lハ
_,.イ///777] Y「77,'|;; | lハ
,r=チ//////////,L」///,l;;;;l;;, V,;ヽ
|/ヽ`ヽ/////////○//,l .l;;;;,, .V.ハ
|,|//ヽ,'ヽ////////////; l'' V .〉
fチl!///ハ l'//////////'';;;; | l;/!
|≧ミ=-チ!|//////////`zz'|__ / |
///////Vミ////////○///|l/ミ=イ//リ
///////,ハV/////////////|ヽ/////
.//////// ∨////////////l、` ̄´
//////// 〉////////○//ハ、
.//////// l///////////////l
//////// ///////////r‐v//ハ
244 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 21:02:58 ID:39XO/xKE
Plan Doll
原曲:人形裁判〜人の形弄びし少女
I Wish
原曲:平安のエイリアン
Sword of Valiant
原曲:有頂天変〜Wonderful Heaven
オススメオススメ、業者スレとは一体なんだったのか
245 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 21:03:50 ID:ErW.2diE
その他とクマ―で分かれてるもんなぁw
246 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 21:06:50 ID:AsptSN5s
,' ,' , -ー'_ニ二ニニ,'__ー_-_ 、
! l-ー―― //_´ `'-`、、 _
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く::::::::::::::::::/_ ,-t__l...-、__ }¨::::::::::::::::::::::::/
` 、:::::::::::::'ー-- '´:::::::::__::::__ ̄¨::´__::::_::::ィ' ´ 東方ヴォーカル:get along in life
`¨,T:.ー-―rtTfT:.:.:.:l ヽ:.:.:.l',:.:.l.:.:.:l:.:.:.:ヽ、:.:..:.ヽ、_ 原曲:黒い海に紅く 〜 Legendary Fish
l:.ハ:.:.:.:.:.:.:.',、:.:lヽ:.ヽヽ .゙、_!_',:.!:.:.:.ヽ:ヽ:.:.ヽ;!ヽ、:.:.`:'ー.... _
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お勧めお勧め
247 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 21:32:11 ID:AsptSN5s
弐/
施設の中でも武器や道具を扱っている部類の店に入る。恐らく探さなければ見つからない名店とやらもあるような気がしないでもないが今はガイドに記された店に向かって進むことにした。俺の予想通りならガイドに載っている店に今しか買えないものがあるに違いないからだ。
それがどのようなものかは未だわからないが、推測通りなら時間が惜しい。
それに、それがあるならばきっと俺が薄々抱きかけている想像は、的外れじゃないことの保証にもなるのだろう。
車を運転しながら道具屋に向かって進む。回りを見てみるが、人はいない? ガイドに載っている塔攻略の為に利用が推奨される店は俺の目の前にある道具屋と武器屋だ。殺到するとまではいかないが、数人、数十人は押しかけていてもおかしくはないはずなのに、と首を傾げながら車を駐車場に停め(ちょっとバック失敗したけど車はそんなにないからいいだろう)、道具屋と看板のある店に入った。
「また、カウンターだけ・・・・・・。機械文明人はいないのか?」
別に俺の首に爆発する輪っかがあるわけではないが、これだけの施設を用意した連中だ。塔を攻略しなけりゃ開放してくれることはないだろう。もしかしたら一生このまま、なんて可能性を考えて嫌な気分になる。それを抜かしてもこの施設の中で快適に暮らせるようにならなくちゃならないんだ。
小細工でいけるところは小細工すべきだろう。俺の予想通りならたぶん、誰かを出し抜いてでも手に入れるべき何かがある。
『いらっしゃいませ。何をお求めでしょうか?』
店に並ぶ、見本品の入った指紋ひとつないガラスケースっぽい何かや壁際に並ぶ自動販売機などを見ながら六つあるカウンターのひとつに向かい、腰かける。ここに来るまでに何回かあったように、カウンターにはスピーカーと何かが出てきそうな穴があるだけだ。
座ってからすぐにスピーカーからは音声が流れてくる。
これは人工知能? それとも機械文明人だろうか?
聞いても素直に答えてくれるとは思わないが、無駄ではないだろう。
「人工知能か?」
『はい。ワタクシはこの道具屋【リフレッシュ】の店長を勤めますDXY‐0935と申します。どうぞよろしくお願いいたします』
「うん。連理だ。タカぼんとでも呼んでくれ」
『はい。タカぼん様』
「早速で悪いが、カタログを見せてくれ」
『はい。こちらになります』
壁に現れた穴からばさりと落ちてきた本を手に取る。
「結構、多いな」
『そうでございますね。105,363種類の探索用アイテムが当店にはございます』
カタログはそこそこの分厚さがあった。
傷薬をざっと見てみただけでも。
248 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 21:32:23 ID:AsptSN5s
傷薬(軟膏) 1,000クレジット
傷薬(錠剤) 1,000クレジット
高級傷薬 12,000クレジット
傷薬@ハイエンド 26,000クレジット
傷薬≪始まりの庭≫ 38,000クレジット
傷薬≪骨拾い≫ 38,000クレジット
傷薬≪世界の終焉≫ 38,000クレジット
ポーションなんかも。
ポーション 6,800クレジット
アップルポーション 12,000クレジット
オレンジポーション 15,000クレジット
パインポーション 20,000クレジット
ネクター 30,000クレジット
マジックポーション 50,000クレジット
ポーション≪終焉の理≫ 150,000クレジット
ポーション≪断絶の使命≫ 150,000クレジット
ポーション≪炎上せし宇宙≫ 150,000クレジット
ポーション≪融合する世界≫ 150,000クレジット
というか、高いな。高価すぎる。
「これは、購入できる品なのか?」
『どういった意味でございましょうか?』
「俺たちは、これを購入できるだけ金を稼げるのかって意味だが」
『購入資金に不安があるようでしたら軍司令部で特別任務を受けてみたら如何でございましょう?』
「特別任務?」
ゲームなんかでいう依頼やクエストみたいなものだと思えばいいのだろうか?
『未だ到達階層のない段階ですから任務数は少ないでしょうが、ただ敵軍の情報や物資を回収するよりかは報酬が得られるでしょう。それに特別任務の受注は先着順ですが、今は誰も受注している様子はないのでタカぼん様がお好きな任務を選べると思いますよ』
「・・・・・・まだ?」
どうしてか、相変わらず店に人が入ってくる様子はない。何か俺が見落としていることがあるのだろうか?
「他の人間は何をやってるんだ?」
『他の方、ですか? 少々お待ちください』
カタログを眺めながら応答を待てば、店長AIは得心したように映像を壁に映し出したようだった。
「軍司令部に人が集まってるな。バスにも乗らないで何をやってるんだ?」
『そうでございますね。声を大きくいたしましょうか?』
「頼む」
なんだ。もう集団ができてるのか? 見れば、さっきのバス待ちの連中が見えた。結局、乗らないで他の人間の推移を見ることにしたのか。
俺も宿舎に向かわないで軍司令部に戻ればよかったのか?
249 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 22:34:07 ID:ErW.2diE
特に意味もない、人狼の村人日記
【一日目】
この村に人外のものがやってきたらしい。
天狗とはいえ、なりたてで妖力もない私にとって、
人狼は天敵に等しい。
はたして、私は生き残ることができるのだろうか。
【二日目】
今日、村の住人で毎日、怪しい人物を処刑することになった。
そんなことをしても狼に蹂躙されるだけだと思ったが、
以外にも皆が賛成した。…あまり強くない人狼なのだろうか
とりあえず、
占い師によって人かどうかあいまいになったモンキーを吊るすことになった。
【三日目】
ル―ミアが噛まれた。これは彼女が人間であり、
狼にとって不都合な存在であることの証明と言える。多分
霊能者とも結果が一致したし、彼女が本物なのだろう。
と、いうわけでもう一人の占い師、魚顔の住人を吊るすことになった。
250 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/18(土) 22:39:29 ID:AsptSN5s
いあいあ! はすたー!!
___
//\\ /\
// \\.//\〉
/ ./ ,..::'"´l ̄ ̄\>-─t
| | /::::::::_;;」>-─┴‐-<._>
|_/ />::''";;;::: -───-- 、;::::\
,..::''´::ァ'"´ \:::::\
〈:::::::/ / ./ /| | , .|ヽ;::::':,
ヽ7 .! !/ -!-‐'|/|. /| / |:::::::〉 ← 魚顔の住人
/ .| | ィァ‐テr‐、!/ /-/| ,ハ/
/ , | | ゝ‐゚' 'ァテァ'//イ
/ /| , .! ! ''" , `' !'| | /
| ,' | /| | |\ _ ゙,ハ| |'|
|/! /|ァ'´ ̄', .ト、,\.,_,,. ,.イ| ! !.!
|/rァ'´ ̄`-、\|\\>'ァ‐-、 ! .レ'/
l7´ ̄ ̄`ー|_/\ \_|/ ´ミ{`ヽ'
/ `!_」 r| rノ i. |
ヽァ'7´ ̄|--、 ヽi´ \__,イク, ∨\_
´ /´ ̄`\ ト、,_ |、 ヽ-/]二ハ、_/ ̄\ _
ヽrヘ /∨\,_∨ `ァー-イ ハ  ̄\/\/ /`ヽ
\|\- /_,∧ !/ |\ イ _!、 `'< ̄\_|
「:ト、
|: l `ヽォ
/¨ヽ. / ∧
/: : : : : :" / 、 ← 魚顔の住人
(・):(・): : : { /7
∧ ノ、: : : : : : : : : :/!
「 ̄ヾ! | { 、二二 フ: :/〉:∨
}>: : :.| 7r‐一:': : : レヽ ハ
ノ: : : : : \ "j: : : : : : : : : : : ハ
 ̄ ̄`ヽ: : \ /: : : : : : : : : : : : ハ
\: :∨: :ィ: : : : : : : : : : : :ハ
ヽ: :/ j: : : : : : : : : : : :ト、:ヽ
¨ /: : : : : : : : : : : : : l>: 〉
/: : : : : : : : : : : : /:/
i': : : : : : r 、:_:_:/: イ
|: : : : : : :!>: : : :/: :|
251 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 23:02:12 ID:SMA0mnrU
イクさんを魚顔とかてめ
252 :
名無しさん
:2011/06/18(土) 23:02:14 ID:LEFoARnM
衣玖さんかわいいよ衣玖さん
253 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 01:36:21 ID:VsjUG5hY
衣玖さんが……魚顔?!
254 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 02:05:26 ID:AsptSN5s
>>253
が
、\:::::::::::::::\\:::::::\
`ミヘ、ヽ::::::::::\\:::::::\
ィく、:`ヽ、:、:::ミヽ\\:゙、::\
フ、::::::::r‐、_;;:r-‐‐┴-、',:`l!
-‐‐‐‐- 、/ ゙、_.r|{´/:,:'/``ヽ、 \j
\ | ゙、 .〉 '|::/ ヽr‐、\/´ヽ
::::::\ l ヾ '´ `゚、'_ノ"ヽ::゙:、 俺が遅い?
 ̄``ヽ. 〉. r‐、__、 | ゙,::| 俺がスローリィ?
ヽ ,.イ‐| `ァ l``' l::!
/ /、ノ ヽ.__/ |.ヽ、 l:|
. / ヽ. |‐'゙_____ /l::::| リ r‐、_ :
/ l | ´! ,`´ノ::/ : rr‐-、`、
ヽ、 ,' ! ゙、 / // _ `'r‐、ヽ|
`''ー‐--/ |__'、 / |〈 r'´ノ、__ノ ) ゙, :
/ | O`〉/ |:::| : l ´ rヽ /
〈 | // ゙l:| | / |
\ |'´/ | l| ヽ、( /
// ´| ヽ | /´{ `ヾ. /
‐-、 O/::/ | ヽ|、 / ゙、 /、
_O /::/ | `、 / \/ ゙、
''"´ 〈::〈 | /-‐'´ ` _,〉
O |::| | / /´
!:l ヽ、 / /
,,. -‐'' ´ ゙、゙、 | ./ /
に見えてしまった。orz
255 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 08:02:15 ID:G0BN0zhs
そういやアニキ、も魚顔だね
横顔と後ろ髪ががリュウグウノツカイに・・・
ttp://ord.yahoo.co.jp/o/image/SIG=143lda5e3/EXP=1308524028;_ylc=X3IDMgRmc3QDMARpZHgDMQRvaWQDYnV6ejAyTXRtMkE1MXg3eE0EcAM0NE9xNDRPbDQ0S200NEt3NDRLbTQ0T080NE9FNDRLcjQ0S2sEcG9zAzE1BHNlYwNzaHcEc2xrA3Jp/*-http%3A//www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/exhibitions/special_ex/2006sinkaiten/image_exp_specimens/regalecus_fig2.jpg
256 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:13:45 ID:AsptSN5s
参/
糞ッ。なんなんだこいつら。俺は隣にいる幼馴染と顔を見合わせ、うめき声を小さくあげた。
「よし、全員の支給品を集めるぞ。隠すな! 隠すとためにならんからな」
剣を持ったおっさん連中が、集まっていた参加者連中からリュックを奪っていく姿が見える。軍司令部の入り口はおっさんたちが剣を持って封鎖していた。バス亭らしき場所にいた連中も追い立てられ軍司令部の塀の内側に入れられてしまっている。
「機械文明人は俺たちが塔とやらを攻略すれば開放すると約束した。しかし、だ。よく考えてくれ。私たち大人の男や運動能力の高い人間を除いた子供や老人にそんなことができると思うのか」
横暴だが、その通りの言葉を聞かされ、ざわざわと困惑したような表情があちらこちらにうろついている。
何が言いたいのだろうか。この人は。
「現実は子供のやってるゲームではない。現実に剣やらナイフを持って戦うことができる人間など一握りに過ぎない。君たち、剣を持ってみたことがあるか。生きものを殺したことは?
ないだろう? 君たち民間人がそんなことができるわけがない。戦闘は兵士や武将がやってきた。当然、持ってた武器もこんなちゃちな、安っぽい刃物ではない。大ぶりの刀に鍛え上げた拳だ。そんな私たちにこんなガラクタを持たせて戦え、と。拉致してきた癖に大仰なことを言う機械文明人に私たちが従う必要なんてないはずである。
否、ないのだッッッ!!」
ざわざわと響いていく声。広がっていく理解。中には同意の声を上げている奴もいる。
ああ、そう。そうだ。そうだよ。俺たちが武器持って戦うなんておかしいよな。絶対におかしい。
肩に担いでいた支給品の重さを思いながら言葉に頷く。そうだ。そんなの、絶対におかしい。俺は、こんなものもっていたくない。家に、帰りたい。
見上げれば、演説をしている細身だが、頼れそうな雰囲気の男は、更なる言葉を続けていく。
「だが、だ。従わないことは私たちの命がなくなるということだ。
家族のいるものがいるだろう。友人のいるものがいるだろう。家に、帰りたいだろう?
ここで従わずに反乱を起こしたとしたら、無事私たちは帰れないだろう。少なくとも、多くの戦えない人々は死ぬ。
最悪、全滅するかもしれない」
悲観的な内容。悲観的な空気。演説を聞いていた周りの人たちも沈んでいく。そうだった。ここに連れてこられて暴れなかったのも、抵抗しなかったのも、支給品を受け取ってしまったのもすべてはそのせいだ。最初の説明のときを思い出す。機械の声によって造られた硬質な、冷たい空気。弱者の本能が感じた、逆らえない気配。
やつらには逆らえない。
そうして、みんなが感じている無力感や絶望で、空気が澱む中、演説していたおっさんが小さく頷いた。
だから、それを避けるためにも塔を攻略しなければならないと。
そして大きく声を張り上げた。
「だからだ! 私たちは戦える男を集めた。ここにいて剣を持っている連中だ。女子供に戦わせられないと立ち上がった連中だ。
・・・・・・私たちには、命の危険があるだろう。腕や脚を失ったりする不具の人生が待っているだろう。それでもだ。女子供には戦わせられん! 私たちが戦う。そうしてお前たちを日本に返してやる!! 約束しよう!! お前たちの代わりに戦う人間がいることを!!!」
ああ、と言葉が漏れる。ざわざわと、信頼できる人間に対する感謝の念があふれていく。
尊敬できる人がいる。尊敬するべき大人がいる。大人が、大人としての義務を果たしている。
俺は、自然とリュックに手を伸ばしていた。
隣の幼馴染にも手を差し出す。あの人たちに余計な手間をかけさせるわけにはいかない。
「ひ、ひぃくん?」
「茜。リュック、渡しに行こうぜ」
「え、と」
「鈍いなぁ。あのおっさんたちは支給品を渡せば代わりに戦ってくれるって言ってるんだよ。いい人たちだよな。尊敬できる大人だ」
「え、っと。ひぃくん。あの、」
「支給品、渡しにいこうぜ。ほら、他の人たちも行ってるし」
周りを見ればリュックを持っておっさんたちのほうに向かっていく人がぞろぞろいる。主婦っぽい人や、そいつらに連れられたガキどもだ。老人連中も中にはいる。少な目に見ても、五百人を超えていた。中には周囲の支給品を集めて代表して持っていく人もいる。
俺の想像を裏付けるように周囲の人々も動き出していた。
すごい行動力のある大人がいるものだと感動していれば、幼馴染が隣でごそごそとやっていた。
あきれた声が出てしまう。何をやってるんだこいつは。
257 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:13:55 ID:AsptSN5s
「茜? 何出してんだ?」
「え、あ、うん。ちょっと私物入れてたから、取り出してたの」
「何をしてるッ! 支給品は皆のものだぞ!!」
「え、ああッ。す、すいません」
ごそごそとやっている茜を黙って見ていれば武器を持ち、支給品を回収しながら歩いていたおっさんが怒鳴ってきたので茜に先んじて慌てて謝罪する。ごそごそやっていた茜と一緒に、私物を入れていたことを説明したらその人もなんとか怒りを納めてくれた。
「まったく、しょうがないな。私が君たちの支給品を持っていってやろう」
「あ、本当ですか。ほら、茜。お願いしようぜ」
「え、あ、う、うん・・・・・・」
その人は気にするな、と笑顔で言うとほら、と手を差し出してくる。俺は自分の支給品を。茜はゆっくりと、まるで抗うかのように、支給品を胸に抱えかけて―――
「どうしたんだ?」
「なん、でもないよ?」
俺の疑問には答えず、ゆっくりと差し出した。
おっさんはふん、と鼻を鳴らし。俺は、手間をかけさせてしまったことに、自然と頭を下げていた。
「ありがとうございます。ほら、茜も」
「あ、ありがとうございます」
「いい、いい。だが、今後は不審な行動を取るなよ。こんな状況で俺たちも気が立ってるんだからな」
「はいッ。すみませんでした!!」
「す、すいませんでした!!」
再び、いい、いい、と言いながらおっさんは回りの人たちからも回収した支給品を重そうに持って、演説してるおっさんのほうに向かっていった。
「ど、どうしよぅ」
「茜? どうした?」
「・・・・・・な、なんでもない」
「私たちは団結してことに当たる。戦えないものが戦えるものの世話をし、戦えるものが優先して戦う。子供老人ではなく、俺たちが戦う。君たちはそのサポートをしてくれるだけでいい。まずは支給品を有効活用するために集め、食糧衣服住居も全体に配給するよう組織を作る。規則などもおいおい決めていく予定だ。当面は不自由かけるだろうが、皆よろしく頼むぞ」
最後に、おっさんが俺たちに頭を下げる。そうして、自然とぱちぱちとあちこちから音が聞こえ始めた。拍手の音だ。俺も手を合わせて、叫ぶ。
「頼んだぞぉおおおおおお!!!!」
「おおおお。武満将軍! 万歳ッ。ばんざいぃいいいいい!!」
「任せたよッ!!」
「みんなのためにもねッ!!!」
拍手の音があちこちから聞こえ、大きな大きな歓声がいっぱいに広がった。
皆の顔に笑顔が戻る。こんなところに急に放り込まれて不安だったけど、なんとかなるかもしれないって希望が湧いてくる。
歓声や笑顔が周りに満ち、未来に展望が開けてくるのが理解でき、人間は絶対に負けないのだと、確信が、あふれて来るのだった。
258 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:15:11 ID:AsptSN5s
>>255
. ∧ ', ` 、j \
/ ', ヽ ` ̄`ー――--、
. /. ヽ ヽ ヽ、
l ヽ. ヽ 、、_ ヽ ,イ
! \ ヽ ヽヽ、 ヾ--、、. レ´ノ
_」 \ ヽ ヽヾ 、__ヽj./ ノ__
`ヽ:::::.. ``ヽ、`ヽ ヽ
_>:::... \ T ̄ ̄``ー----T\ミ ヽ
'´ ̄>:::... ::... ヽ! ヘ. k \ ヽ
7:::::::::::::::/⌒ヽ 「 ̄ え二ニヽ、〉 ri. \ ヽ
``<::::::::::::::.l i⌒.l ! l!ii.ll ‐r-。--、 ノ 〉 \ヽ
>M:::::::l.! j ! 川l! ー`―― _〈゚ム `\
/´`ヽ、ヽ::::ヘ\!´ l!ヘ !. l. /
/ ヽ 人 W. l/
ノ ヽ.〉 ,. ー.、j
__ / ヽ ´ヽ、___,イ
'´ ∠_ ヽ ,-‐/
 ̄ヘ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ. ヾ 、 l
/ 〉 `ヽ、 ヽ \ !
/ ヽ 〉 ̄\___,j
/ ヾ
/ ヽ
/. /
↑ 言われてみれ、ば・・・?!
俺のアニキがこんな魚顔なわけがない
259 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 12:19:46 ID:V80M1udE
QBもスクライド見ようぜ!
260 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:23:49 ID:AsptSN5s
肆/
「あ、あはは、あっははっははははははははっははははは。ば、馬鹿だ、馬鹿が大量にいる。く、く、くくくくく。あははははははは」
ダンダン、と音を立ててカウンターを叩く。腹が、よじれ、よじれ、あはははははははは。
すげー。あの演説してるおっさん連中すげー。支給品一気に全部奪いやがった。30人ぐらいの集まりで。だいたい900人ぐらいから。
で、そいつらの支給品一人で均等にわければ。
「一人支給品30セットか。うわぁ、うまいことやるなぁ」
しかも同時に反抗しそうな連中から戦力を一気に奪っている。
笑うしかない状況だ。
「いやぁ。どうすっかねぇ」
こりゃ、まともな手段じゃ対抗できないだろう。争う必要はないが、あれの組織に入る必要も認められないからだ。
それは単純な話で。
(食いつぶされるのは御免だな)
パシリは性に合わないのだ。
「うん。店長」
『はい。如何なさいましたか?』
「護衛って雇えないのか?」
『護衛、ですか?』
「ああ。俺の代わりに塔内部で戦える奴だ。ここのカタログにはないが、施設内には何かしらそういうものがあるんだろう?」
『・・・・・・・・・そう、ですね。ございますが』
やはり、な。予想通りだったことに頬が緩む。同時に、ひとつの考えが浮かんだがそれについては置いておく。
「うん。どこで雇えるんだ?」
『ここでございます。正確には護衛や傭兵ではなく、AI搭載型の肉人形でございますが』
「量産できない。命令を聞かないと複雑な行動ができない。そういう奴か?」
『ッ・・・・・・?!』
「うん? それとも実験の結果たまたまできた実験兵器ってところか?」
『これは、驚きましたね。そうです。その、三体しか生産できなかった肉人形が当店に一体ございます。隣の武器屋にももう一体』
何に驚いたのかはわからないが、頷いておく。問題は値段だが。
「残りの一体は?」
『軍司令部の特別任務の報酬に』
「そうか。で、値段は?」
『7,500,000クレジットになります』
「・・・・・・・・・高いな」
『とはいえ、性能は折り紙付きでございます。一階層だけならなんら改造をしなくても一体もあれば進めるでしょう』
「なる、ほどな。つまり買われるとまずいわけだ」
『は、はぁ? それでもワタクシに質問された方にしか売れない仕様となっていますが?』
「聞かないわけがないだろ。誰だって傷は受けたくないからな。よし、買った」
あっちの集団だったら高いが、買えない値段じゃない、という奴だろうしな。それに三体しかないなら買うだろう。確実に。
『はぁ? タカぼん様の所持金では足りませんが』
「果実類をここで売る」
ちなみに、果実類は購入できる。糞高いが。
店にあるリストを覗くと。
生命の果実 1,000,000クレジット【残10】
生命体の結晶 5,000,000クレジット【残01】
活力の果実 1,000,000クレジット【残10】
技能力の魂魄 5,000,000クレジット【残01】
強腕の果実 1,000,000クレジット【残10】
豪腕の熱血 5,000,000クレジット【残01】
頑健の果実 1,000,000クレジット【残10】
鋼鉄の魂 5,000,000クレジット【残01】
俊敏の果実 1,000,000クレジット【残10】
神速の瓶薬 5,000,000クレジット【残01】
知識の果実 1,000,000クレジット【残10】
深遠の紙片 5,000,000クレジット【残01】
強運の果実 1,000,000クレジット【残10】
豪運の果実 5,000,000クレジット【残01】
これだけが現在購入可能なステータスアイテムらしい。
そして、【残】があるということはつまりこれも生産できないアイテム類か、それともこれを作るのに費用が馬鹿みたいにかかったということなんだろう。確かに、生命を無理やり強化するんだ、それなりに手間が掛かってるんだろうな。
「売値はいくらだ?」
売値も今までのシステムやアイテムの形から予想はつくが。
『パラメーター上昇系アイテムの売値は買値の半額になりますが・・・・・・。もしかしますと、もしかしますか?』
やはり、な。
「うん。知識の果実を一つ残して残りは全売りだ」
鞄からごろごろと色とりどりの果実を取り出していく。全部で31個だ。
261 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:24:00 ID:AsptSN5s
『15,500,000クレジットになりますが? よろしいのでございますか? 一度売ったら恐らく当分は買い戻しできませんよ?』
「うん? そのためにわざわざパラメーターのアップをこちらが判断して行えるようにしたんじゃないのか? その、肉人形たちも同様だろう。クレジットを稼げる人間に効率的に稼げるようにするための代物じゃないのか? もちろん、俺みたいな人間がいることを予想して、初期の支給品を売り払えば買えるように調整してある。・・・・・・あと、果実類は時間が経てば補給されるってことも予想済みだ。それともここにつれてこられた人間が死ねば補給される仕組みになってるのか……」
最後は独り言になってしまったが、人工知能らしき店長は納得したようだった。
『そうですか。そこまでお考えになったのならこちらからはもう言いません。もちろん、その考えの成否はタカぼん様に実感していただくしか回答を提示できませんが。
果実類の補給については週に1度、果実が10個、その上位アイテムが1個補給される仕組みとなっております。もちろん、人もそのときに100人ずつ補給する予定でございます。
では、こちらが15,500,000クレジットとなります。肉人形を買われますか?』
「ああ。頼む。あと、これも」
『ええ、この様子では必要でしょうね。承りました。少々お待ちください』
あの集団のせいで面倒なことになった。宿舎が使いにくくなったが……。宿舎ならば飯は出るが、どうすべきか。
考えていると、ガタリ、とカウンターに人間大の穴が開き、そこから静々と人間らしきものが歩いてくる。肉人形、その言葉の正しいゲテモノのような生物兵器。その物体の手には俺が頼んだもう一つの品もあった。
「肉人形とは、言ったものだな・・・・・・」
『造型の変更用のチェーンキットは別売りになってますので。お値段、お聞きになりますか?』
「あ、ああ。・・・・・・いや、まだいい」
金もないんだから。しかし、何も言わない人の形をした肉の塊を見て、俺は首を傾げるしかなかった。一体、何を考えて機械文明人はこれを作ったんだろうか、と。
一応の説明書きを見てみれば、なるほど、こいつらの構造は俺たちとほぼ同じらしい。機械ではなく、肉の脳を搭載している。ああ、だからこそ、そこそこの知能を持ちながらも塔に入れるんだろうな。
【連理貴久 は 肉人形 を手に入れた!】
NAME:肉人形二号
HP 200/200
SP 100/100
腕力 30
硬度 30
俊敏 30
知能 10
運勢 0
能力 【自己再生】
【進化型人工知能】
「よし、手に持ってるものを寄越せ」
「・・・・・・・・・」
無言で手に持っているものを差し出してくる肉人形。うん、言葉も覚えていないようである。というより発声器官がないんだろう。
それでも知能はあるのか、手を差し出せば肉人形は俺に携帯電話に似た機械を手渡してくれる。
指で画面を触ってみれば反応するらしく、ぽちぽちとアイコンを押して操作を確かめ、慣れたところで操作を始める。
アクセス、軍司令部。特別任務閲覧。
これは300,000クレジットと高めだったが、この都市のいくつかの施設に遠隔でアクセスできる携帯端末だ。今の軍司令部には近づけない。あの施設の探索は全然やっていないから残念だが、恐らくあいつらは当分あそこを拠点にするに違いなかった。今行ったら捕獲されて財産没収されるだろう。
多少の待ち時間と共に特別任務が表示された。
任務名 塔内部探索一階層
依頼者 機械軍団総司令
詳細 塔内部の探索を頼む。
しかし、貴様らの義務じゃな。わしが依頼すべきこ
とではない。
つまりこの依頼を受けられたものは幸運だというこ
とじゃのぅ。
ワッハッハ。
報酬 10,000クレジット
傷薬3個
特記事項【先着一名まで】
任務名 塔内部機密文書回収
依頼者 機械帝国諜報部部長
詳細 塔内部にある機密文書の回収をお願いします。
とりあえず現段階ではなんでもいいです。
地図や作戦の書かれた文書など発見できればボーナ
スをつけます。
報酬 24,000クレジット
エーテル1個
特記事項【先着一名まで】
262 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:24:10 ID:AsptSN5s
任務名 塔内部モンスター討伐
依頼者 機械軍団第一軍団長
詳細 塔内部の敵軍の討伐を頼む。
そうだな。一番弱いゴブリン連中を30体ばっか倒
してきてくれ。討伐の証拠は連中の耳を提出してく
れればいい。
異世界の戦士よ。期待しているぞ!!
報酬 30,000クレジット
筋力増強剤1個
特記事項【先着一名まで】
任務名 貴重素材を入手してほしい
依頼者 機械軍団第二軍団長
詳細 ・・・・・・コボルトの脊髄に稀にできる、……輝石の回
収をお願い。
報酬 45,000クレジット
魔力増強剤1個
特記事項【先着一名まで】
「これで、いいのか?」
とりあえず四つあったので全部の依頼を受けておくことにする。
「・・・・・・ん?」
俺が依頼した後に、依頼の部分に受注者有りとロックがかけられた。どういうものなのかと思い、操作してみるが、これ以上の受注ができないようになっている。
なるほど、これも目端の利く人間に優先的にクレジットを回すための仕組みなんだろうな。
『タカぼん様』
「うん? どうした店長」
『肉人形のユーザー登録をしておいたほうがよいかと存じます。無登録では盗難にあうでしょう』
「盗難……」
黙って静止している肉の塊を見て首を傾げた。こんな大きなものを持っていく人間がいるのか? と考える前に結論。
まぁ、いるわな。連中、車だって盗む時代から来てるんだ。
「どうすればいいんだ?」
『タカぼんさんのDNAを与えればそれで所有者と認めますでございますよ』
「店長って時々変な喋り方するよな。というか、・・・・・・こんな肉の塊じゃなきゃどっかのゲームみたいな設定方法だな」
とはいえ、こんな肉の塊にキスやらエロエロなことをする気にもなんないので手に唾液を吐き出して顔面に擦り付けてやった。
『本人登録が確認されました』
「ああ、ありがとう。じゃあ武器屋にも向かってみるわ」
『はい。ありがとうございました。またお越しください。タカぼんさん』
「うん。またな」
そういうわけで武器屋でも同じやり取りをして肉人形を入手する。ついでに武器をいくつかとそこそこの防具を買っておく。全財産をはたけばそれなりのものが買えただろうが、初日で素寒貧はまずいから。安めのを見繕う。ついでに肉人形用にも買っておく。
【連理貴久 は 肉人形 を手に入れた!】
【連理貴久 は 装備 を整えた!】
263 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:24:20 ID:AsptSN5s
NAME:連理貴久
HP 10/10
SP 3/ 3
腕力 4
硬度 2
俊敏 3
知能 7
運勢 13
能力 【暴君の目】機械式五十三層封印
【暴虐の腕】機械式四十一層封印
【支配者の杖】限定解除一部使用不能
【魅了の魔眼】レベル3 種族:人間
種族:下等機械人 種族:魔族 にのみ有効
【いつか見た景色】機械式八十八層封印
【レベル制限】稼働中
【経験値非効率】稼働中
【■■■■■■】機械式≪絶招≫封印
装備
右手武器:バックラー
左手武器:ボウガン
頭装備 :レンジャーゴーグル
胴装備 :レンジャースーツ(上)
腰装備 :レンジャーベルト(予備ボウガン有り)
足装備 :レンジャースーツ(下)
アクセサリー1:携帯端末
アクセサリー2:強運の指輪
NAME:肉人形二号
HP 200/200
SP 100/100
腕力 30
硬度 30
俊敏 30
知能 10
運勢 0
能力 【自己再生】
【進化型人工知能】
装備
右手武器:ロングソード
左手武器:ヒーターシールド
頭装備 :ナイトヘルム
胴装備 :ナイトアーマー(上)
腰装備 :ナイトアーマー(下)
足装備 :ナイトアーマー(下)
アクセサリー1:強撃の指輪
アクセサリー2:強撃の指輪
NAME:肉人形三号
HP 200/200
SP 100/100
腕力 30
硬度 30
俊敏 30
知能 10
運勢 0
能力 【自己再生】
【進化型人工知能】
装備
右手武器:ロングボウ
左手武器:バックラー
頭装備 :弓師の帽子
胴装備 :弓師の服(上)
腰装備 :ツールキット
足装備 :弓師の服(下)
アクセサリー1:命中の指輪
アクセサリー2:回避の指輪
264 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:25:17 ID:AsptSN5s
>>259
スクライドはなぁ
というか、昔のアニメってあんまり見ないんだよな
26話で13時間ぐらいか。ちょこちょこ見るならともかくなぁ
265 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 12:34:51 ID:V80M1udE
>>264
まあなあ、時間かかるのが難点だよな
そういやタカぼんのスキルに【空の玉座】とか【ヘルメスの杖】とか入ってないね
この能力覧はスキルとはまた別なのかな
266 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:49:01 ID:AsptSN5s
>>265
小説版はアクティブスキルもパッシブスキルも入れてないんだよね。
どっちかというと
能力【開放】
黄金の銃 を【解放】している。
通常ステータスの 腕力+50 硬度+100 知能+200 俊敏+50 運+100
HPとSPを増大。
また、全属性の弾丸を自在に扱える。
これ関係のみ。
付随するスキルがいろいろ作中で出てるだけなのさ
267 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 12:51:57 ID:qBMxknp.
>>266
そういえば書かれてなかったね
まあ多すぎてもじゃまになるだけだからそれくらいがいいのかな
268 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:53:08 ID:AsptSN5s
>>267
登場人物のステとか小説だといちいち設定してないし。
それはそれとして
269 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:53:19 ID:AsptSN5s
人狼終わったあとに、不思議なダンジョン系のフリゲやってさー
例えるなら
. - 、
. |\ ri=x/ ⌒ヽ
斗一 ー 、:H//:、 /|:'⌒>.、
//=ニ二ア:ヒ{/: : 〉 ¨ ̄ j/⌒ヽヘ
. /_:〃___ . .:/.:∧ :/ . : ∧r=ミ:ノ7 _
-< / ∧__{: :{_|ミr―ェァァ:厶イエ>く __ //
. / . :Y . :/: / ̄l:」ミ三/¨´ / }-八:_ノ ト:{ く:_/、
/ {_r=ニ二}. : : :/=┤:'⌒〈^)-{. イ.:/ / : . /八: : . :.
∨、rく>='⌒ー< 「 : \=二彡ー- :Y-/ ̄¨ 、 l
. ` ヘ/_>´ ○ヽ:ヘ : : ::} // ̄ 、 :j:/ _ ヽ}
{_) _○ヘ: } }、 ヽ : :|:'/.: `:{ 〈__:>.x<ヽ
`ーく\_>く¨ノ /::> .ノ{{: : / `ー―<´ }//⌒:.
`´ 〃/ィ小、`r:>==r‐<ノ ` r< {: : .
∨:{ レヘ: \_彡':  ̄/} \ ` \: ',
|八{^くヽ、{ . : /:| \∨:\__〉、
l: :{:`ーく<二二´_ノ} `ヘrく>、>」
: :∨ } :}______く __ ゝr'⌒\
. 八: :`く//. : . . . :/ :. { :_ソ-} ヽ
ヽ// . . : : :::/ .: } /{ゝ:く\}
イ/ . . : ´ ̄}<_| : ′ ヽ\>‐'¨
/. :/. : : ´ :/ {__/ `´
/. : ::/. .:/ //⌒ヽ〉\_
. ∠:.. : : : :/ .イ<¨\ .ノ} }ヽ_ _
__r〈: ::} 厶-‐=ニ 、 : ::} /´:∧、ノヘ} )〉
. { yヘヽ|__:/ -―>=' イ〉´__/∨\{:/'
\__〉:/ . ´ 八__ノく {`. ::/´
`¨¨¨¨¨´ `¨¨´
クレイジー・ダイヤモンド
と
/\
_/ ヽ
乂ー┐ ト, 〉
. ___∠フ⌒ く ̄八ヒ:く
|:.{/´\:/\-、r¨\>、
|:/ .:  ̄\:/ヽ:ヽ }-}
/ス_:: ..:: 人ヽ:-‐}ノーjー}、
. /:' :/⌒>ミ彡:\l―}:个/:/ }
く{__:/ / ヽ: : ヾ∧ーl:十{イ/:>x
/_ /「  ̄]:. ∧-ヽ:.ヽ}、: . ヽrァ=┐
{ : :/ \_〉ニ}rvくx\_/{:{ミ'/
| :/ /¨ヽ-=ニ>‐ヘ\:〉¨⌒´
ヒニ} {()=ニ}ヽヽ\:/ ノ \
「Y⌒>、 ∨\/ `|ーく彡 :. :: ヽ
∨ヒ:ヲ′ /Τ´.: / {\ :.\ :.
 ̄ { .:l : / \ : : :. 、 ヽ
| .:| /{ __.. >x_ ◎}:、
. r‐} ::} /7厂 {:. . .::}ヽくj /
入◎_>く-=ニニ二二>'⌒´
/:ヽ ヽ//.:ノ
. { ノ/ :{:У
「 / :/
. } :} /
. / :/ /
┌r◎イri{
∨ヘ>┘
. 八ニ7
{ニニ{
. ‘<⌒l
. \〉
ザ・ワールド
のディスクを入手して、お、これ行けるんじゃね?
マジ行けるんじゃね? クリア。とか思ってたらさー
270 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:56:51 ID:AsptSN5s
/{__ }\
〉.: } }、ハ :. ヽ}\
{\ { .: {ノ/丿.: } ヽ}、
:. \}: ∨ :. .: 丿,〉
}ヽ :. \ \:. :: {_八
八 :|\__:. }〃 }: . \)\
}\八 :.} .:/ノ{{/,二ヽ }vヘ, } ほら、喰らいなよ
} :.ヽ } \_\{ ノ{ {r<」ノ.:,__}_丿
⌒ ー=ミ 7⌒彡 :し ∧}{/
┌r―< _∨__ .:/ .:..{_タ八
「L}_厂/ニニニニ\.: く
|_} >┴―=ミニニニ} __,r┘
/ニニニ/ニニニ\人 ,Jニニ\
/ニニニ/ニニニニニニ\〕爪ニニニニニ}
′ニニ{ニニニニニニニニ}Oヽ\_ニニノ
|ニニニニニニニニニニニー〈ニニニニニ/
|ニニニニニ\{ニ/}「ニニニ\O}/
|ニニニニニニ,)八ニ}ニニニニニ}ノ____ . -‐=ミー 、r‐r┬<
|ニニニニ//ニ,ニニニニー/ニニニニニニニニニニ}⌒ヽ}⌒〕} |r┐
|ニニ,/ニ/'ニ∧ニニ{_/ニニニニニニニ:{o{ニニ{ ..二)ノ ノ} |
斗<ニ,/ニニ//∧ニニニニニニニニニニ乂_>‐┘`丶、  ̄ /
/ニニニニニ/ニニ/ニニニ\ニニニニニ/ ̄ `¨¨¨´
/ニニニニニニニニ/ニ{ニニニニニニー‐<:|
. /ニニニニニニニニ/ニニニ}ニニニニニニニニニニ|
/ニニニニニニニニニニニニニニ{ニニニニニニニニニニ|
〃⌒¨二ニ=- ニニニニニニニニニ}ニニニニニニニニニニ八
{{: . \ニニニニニニ{ニニニニニニニニニ,/ニ}
狂戦士化くらってさー
271 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:57:05 ID:AsptSN5s
i;;;;;:! i;;;';;;;;;;;';;';;;;;;;;;;;;::';;;;;;;;:::':::::::;;';;;;;;;;;;;;;;::::::'':::::::;;;;;'';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'';;;;;;;;;;;;;;;;;;::::
. i:';;;! /;::;;;;;;';;';;;;::';;;;;;':;';;;;;;';;;;;;';;;;;';;;;;;;:::::'';;;;;;;;;;;;::''::::::::::::::::::::;;;;;;''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:'''::::::::
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. ,!, .!_,/ ヽ、 ̄/f´ ̄ヽ__!::::::::::;;;;i _,,i,_ .!`i、 ` ,!` .;
`ヽ,ヽ <,ヽ,/.//-'、 i:::::::::::::;f" ', i `7 ,' '., ,! ',
i,_`i-′/,ム i ̄::::::::::::::f ', f'´ヽ,__f .; i, ',
`.、f´r'´、 `.、___,!:::::::::::::::;;;;! ; .,,,,,,,i、 ,! ,!'i,
`丶、.` 、__,!`ヾ;::::::::::::ト-.| __;_ .| ' ,`ヽ,/ i 'i,
. `ー'´ `、::::fヽ、i i `ヽ, / .,' .! .'i,
'ト-'.r、,f''''ヾ、 ,i>´ / i .'i,
'i, i 'i, i>.'´ _,,..r'´ ,/ .'i,
`'ト、__,i,'>'´ _,r" ,r‐'´ /
`ー┬--'´ '´ ,r<__
`7、 ,/ヽ、 `ヽ,__
. ,f" `ー---'´ ,'ヽ、  ̄`ヽ
/ ,' .:::: , ' `ー-、`、
/ ,' .::: , ' .:::::::;'`ヾ、
. / ; .::::: ; ', ' .::::::::::::`::::::i
/ .; .:::: ', ' ::::::::::::::::::::::!
バーサーカー状態!!
272 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 12:57:27 ID:AsptSN5s
::::::/::::/ /:::::/::://:::/// /> - 、 _
:::/::::/ /:::::/::://:::/// /フ i Y ` ー 、 _ __ __ 、、
/::::/ /:::::/::://:::/// /::/ /r ト-、 7 rェ-r 、 _ 人_/ 人_/ | `` 七__
::::/ /:::::/::://:::/// /::/ i / / オ r- 、 _ .V `- ' /` ー- 、 ノ ノ k_ノ や (メ )
./ /:::::/::://:::/// /::/ iオ/ r--ミミ、 `T ー--ヲ-一<____.>´フ
. /:::::/::://:::/// /::/ /iY >、ェr、_>Y // / ス r--´ / /三彡i三|
/:::::/::://:::/// /::/ / V i i v x_.ヘ==ミ、_ / ,r'ミ三彡' ̄
:::::/::://:::/// /::/ / オ 〉 ノ イ r−-ミこ、、ゝ〈三三z' ,イ´
::/::://:::/// /::/ i / // /r=、 / r' !ミェ‘、__ヨミ .彡)ミシ´ノ / / 七_、 =l= ─っ _L -っ ヽ , /
/::://:::/// /:〈イ i/ //. //イ>( iイ__ノ , ィ レ'ノェノ イ、 (_| ) 、_ Y_ l__, 、_/ .
::://:::/// /://:! . / / i .i ∧><、_L -一' ノ イ テ- ´:/ ヽ
: /:::/// /://:/:V i i 入 ! ト、 ト、ニ`ー─-、i r' イ__ノ´/: : : /r、
/:::/// /://:/:/.i i iイ i ナ、 `-、 `ーテ一| , / / /: : : /
隣のフロアに待機してた店主攻撃して死んだ
273 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 12:58:21 ID:qBMxknp.
ひでえwwww
なんて罠だ!
274 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 13:03:39 ID:AsptSN5s
ひどいよな。
三時間ぐらいつぎ込んだのにー。うわーん
275 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 13:09:16 ID:AsptSN5s
._.. . -―――ー __
../´ `\
/ ._; _ ヽ、
l .ヽ / i メ、
.! ヽ ../ |. 十
| i r-、_ノ V ヽ、,ィへ、 | | ナ ははは どうした?
│ ゝ .i r__二_〈VV〉f/,二__γ/ |r-、
.l ン'´ ̄´′ 、 `` ̄`ヽ\ ´| i ほうれ父が参ったぞ
./⌒l '´ _( i レ )、 i /
| ( /ト、__,ノ\ / / そなたの父が参ったぞ
ヽ | | ,i l ] ゝ | |
| | 〈 iァー=ニ二二ニ=-一ァ〉 | ├'
しヽ、 ヽ \_____/ / |
/|.:\ ー┬―┬一 /\
/: : |.:.:.: \__´___`____/:.:.:./\
: : : : :\:.:.:.:.\ /:.:.:./::::::::::::ハ
: : : : : : :\:.:.:.:.\ /:.:.:./::::::::::::::::リ;;;\_
\: : : : : : :\:.:.:.:.\ /:.:.:./:::::::::::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;
: : \: : : : : : :\:.:.:. /:.:.:./::::::::::::::::::::::/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
童心さんマジ婆娑羅坊主
276 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 13:18:39 ID:AsptSN5s
英雄編は童心さんが頑張ってるからちょっと、村正やってくるか
277 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 13:43:11 ID:ErW.2diE
,.、 i! .,r<´:::::::::::::::::::::`>、 iト、 //
i `ヽi!`i,./:::::::::::`::::::::::::::::::´::::::::ヽ i i`Y´ ./____
__'; ヽ、 i,./:::::::::::::::::::::::::::;:::::::::/フ'`ヾij / /
ヽ,.二三/ .::::::::::::::::::::::::::/ ,' .i '´ .,-<.,_
,r'´:::::::::::::`"'''- .._::::::::::::i、 (、 .ノ'''""::::::::::::)
`'''- ..,_::::_:::::::::::::::::::::::::::::`-<:::>ー':::__;;:: .- '´
ノ´  ̄i 7、ー、-----ァ‐,、<ヾ;´ヽ:ヽ.,__
-‐=シ'i:::::i::::::i::;r' xr、ミ:::::;;;シ,rxi iヽ';::::i:::i:::::ミ、 ̄
レi::ヽ::i!弋ニVシ ヾ:ソ iヒVシノヽ::j:::i::∧ `
./ ∧ソンヽi ///////////// /レ:::::ソ:::ヽ. 、
./ /::::::::/;::::::'.., r‐‐‐‐v-、 ..シ::k:::::::i!:::';:::ヽ、 ヽ;.
i! ,.-'":::::::::::/:j:::::,'r‐,>.、i、 ,,人ヾミi!::::::::i!::::';::::::::ミ、 ヾi
', _, -''´ソ:;r=、:シ'´;':::シ'´ ,イ' ;. `¨¨´ソ ヽ_ `>ソ'へ 、:::'::;::::`ヽ、.,_ ,j;i
、二ニ=,.シ::/:::/ 三i_ik∠__///- . ,. i!、,r<i:::;:i二 `ヽ;:ヽ、:::::ミ'''=====シ´
/:/:::;r' i!jミニ=i!_)i/:>、,.`___´_,,...j人三r'シ )ァ┐ ヽ:::ヽヽ、::::ヽ、
/:::::/ :::::;' _ ノヘ';ミ `ヽ`i:::;'´ .`::il;' ;:::レシ/:/i ヽ、. ';::::::ヽ、`ヽ、:::ヽ、
../:::::;'i':::::::;' ', ミ;, .〉、ヽ、. l:::i :il! .::::/ /:/i∧シ'./~ l':;::::::::ヽ. ヽ、::::
/:::::;'.i::::::::;' ) >;':∧ヽ. ∨;:、 _,:i!、 ...::::::_.iシ:/i)'::i!::', i l::::';::':;:::::'., ヽ
::::::;' i:::::::::i /:;:':::/::〉、ヽi!=ニ_‐''''''''゙''゙''''''',.ニシ:/i!.ソ;:::::i:::iヾ、 .,i;::::::::::';::::::',
:::: i. i:::::::::iゝァ'´ :i::;':::;':::/:i:ヽ、ヽ._  ̄ ̄ ̄ ̄ /ノi!イ::i!:::::i:::i:;:::ヽ-:'::i!:::::::::::ヽ::::';
i::::i ';:::::::::i /::::i i∧:i// ::i!l ;〉、ミニ、.._ i _/ンi!シ 〉::',::i!l::ソi ::::::::::: i;:i:::::i:i!l, ';:::',
ヽ::i ヽ:::: i'!: :i!::シニi土ニ=-'´ヽ、ミニ=ii!回ir'ソ' ニ=≡シ''<>'/`ヽ,:::::::::::i i:: ::: i!l '::::i
ヾi ヽ::>-''''"´~ .i ミニ-三ニ 彡シ,.-' /. ';',>'`'- 、.i::::l l:::::::::i! ヽソ
_,.-''"´ i ::::::__,,.. -‐''´:::::: ::/ i!> 、 /ヽ:i、|::::::i::リ .I/
-'" ,i '、ヽ ,' ,、 .,',' >、,. > 、ミ-,.ソ ノ
,':i ヽ ::::::::::::::::::::::,.-'_)::) ,':,'、 ヽ、 ヽ `ヽ、
i:::;. ヽミ ._,..-'''",r';r'' ..,':;' ´\ / ヽ ヽ ヽ `ヽ
:;:::: ‐ '''""~´ ,';' o i ,'::;'ヽ. ヽ< ヽ ヽ ヽヽ
; ヽ ヽ i:ヽ-:ノ':/<´ ヽ. / i,. ', ヽ ヽ
._ ヽ ヽ ,. ,.-' .';:ヾ./:/ ,>、 ヽ. i ',. ', ヽ
:::"'''- ..,_;............ ,. ァ彡''´ ゞ::ソ'; ヽ./ .i!, ',. ', ヽ
::::::::::::::::::::::`:::::::::::::::::::::::::: _,..-'´,-''´____ /::/ _>、 ヽ. .i.i', ', ', ヽ
_,..-'''"´,.-'''"´ r'´:r''''' /::::/く ヽ,,.-'´ i i ', ', ', ヽ
天子ちゃんはかっこかわいいAAが多いなぁ
278 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 13:44:42 ID:VsjUG5hY
絶壁じゃないけれど胸が豊満って訳じゃない。
……悲しいけれどこれってカワイイよね。
279 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:11:38 ID:SMA0mnrU
____
/ \
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ 20レスくらいお借りしておk?
| (__人__) | 妄想垂れ流すので見たくない人はNGID推奨
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
280 :
QB
◆1QExkr4l7w
:2011/06/19(日) 15:13:56 ID:AsptSN5s
いいよー
281 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:14:16 ID:SMA0mnrU
QBいたのかー。じゃあお借りします
282 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:14:40 ID:SMA0mnrU
. : : . : : . : : . : : . : : . : : . : : . : :_.:_ _;::': . : :. ....::.:::;;;:';':'':'"´: : `_,.,...::.':'"...:.:::;;:;:;';:;':';;:''"´.. : : .. :
. . . . . . . . . . . . . .__,.00':;';'"` .. . ..:.:.:;:;;':':'"´ . _.,..:''"、:.:::.:::;;:;:;';';':''':'"´. : . : . : . : . ::
. . . . . . . . ._「二^^l...:.:.:::.:::;;:;:';':':':'"´. . . . .,.,.;'::':"".`""''''"´ . . . . . . : : . :
. . . . . _,;::."'..:.:.:::.:| | ;‐i::':':'"´ `´ . . . . . . . . . . . . . . . .. . . . ,.,:::
._,. :.':"...:.:::;:;';「二__lニ ニl ,, ,.,.;,;::::,:::::;''" ..:.::;':;
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` ´ ...:.,.._ lニ ニl .., . . .,;:;':"...:::::.;:;:';'"'''` .;:;'r-=´へ、;':'":'" . .
::'".,:::;:':;'' ┌へ、 〈/!_| `゙"´ ´""''''""´ _,/ / ':..ヘ `.\、_
"´'" _,/.::/.:::::;>‐''゙ ̄ ̄ハ .r─r--::;:-.:.、_:: ,<´_,::":/:':::::..`._..::;'".へ'´\/^
_/`yヽ√\ヘヘ:/ ..:::. ...::/ ,::' ..ソ;:::;..i:. . ::...` "_/へ.`ー-v::、,_...:,:_,/:/.:::
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,ノ.::.:::':::.:.:..;;.;;:;::.:./.::、:/´ ̄`\:-:ー:┴- 、 . ; . ; ' : .::/ .::;:.::::.:;:::::.;::':ヾ>ー-
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283 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:15:05 ID:SMA0mnrU
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,r';;;;;;;;;;;;;;;;;;i、
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`i
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, r ' ´ ̄`ヽ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| , -‐゙ぐ、. ,iア
Y´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽl;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l/;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽl゙ .,./ン'" バチッ
バチバチッ .ュ .__..,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l:! ... |il″'″
`゙''ー -'''゙,゙ ー''''^゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`j.!./ .゛ ,
..、 _ / ゙ィz .l′ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
`''" .|,.ヽl. ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ハ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ̄
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ノ;;;;;;;;;;/ ,, -''┴;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ;;;;;;;;;;'.
/;;;;;;;;;;;ノ , il};;;;;;;;;;;;;;;{ '.;;;''ー -'''"゛
/;;;;;;;;;/ バチッ'`-! .゛';;;;;;;;;;;;;;;`i .'.;;゙゙'-、. ..,..
/;;;;;;;;;;;i /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ i;;;;ヾ.l゙ `'" バチバチッ
.
284 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:15:29 ID:SMA0mnrU
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______―――――____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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./ ∧ };;::::::;;;;:} : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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./ ∧ /;;;;:/: };:: / : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
../ \ /;;;;:/ };;;:} / : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: う……あっ……
/ .\ | : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::
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. / ` ヽ };;;;::;;}:<
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______―――━━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____
.
285 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:15:54 ID:SMA0mnrU
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______―――――____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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――――― ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌─────────────────────────┐
│ / ヘヽ',、 U ' // ,':i: . .! ...│
│ ,'. . i iヽ!ヘ. - イレ'j/: l: : .! .│
│ ,. . :.l:.| :|: i: :>. __ . ィ´: : i ': i: |: : .', │ 『――――――――!
│. ,. . : l :| :|: ! ,r.,ヘ. /}ヘ.: :l: : l: |: : : ., │ ――――――――――――!!』
│ / . , -‐| :|‐/::::j 〉ーく /:::::}ー‐-|: |_: : . ., ..│
│ / ,ィ' .} :} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/)/'ヽ|: | `ヽ. .', │
│ /. { .ヽ. | :|::::::::::::::::::::::::::::;/__' }: | .' }. .', .│
│. /. . : :! ヽ. ` | :|:::::::[ /´:::::::`ヽ、/|: }/ ! . .', .│
│,. . . . . .'. |` \! ,::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::ヘ}:., | . . '. .│
│. . ./. ./.! レ!::::::::::::::::::/ ¨¨ ヽ、::::::/j/ j: . . .', .│
│/. ././: :', ヘ:::(ヽ/´ ヽ/ .,: : . . .', .│
│. . ./. ': : : :, `/¨´ // /: : : . . , ......│
│. ./i: ':./: : :ヘ // /,/、 /: : :i: : . .ハ .│
│./. |.{,.': : :.l: :ヘ /`´\. /: : !: } : . |. .! ...│
│' |:i i: : : l : :.ヽ / ` , ': : :.': :ハ: ',.l. .| │
│. |:l l: : : !: : : i.\ /::::\ /i: : :,' : .' ',: ': :.| │
│ .!' ',: : :',: : :.| ` ¨._´゚ ̄。i¨゚`ー_. -‐´ !: :/: / .',: i..j │
└─────────────────────────┘
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______―――――____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄__
――――― ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______―――━━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____
.
286 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:16:16 ID:SMA0mnrU
, -─‐──‐-、
/、ハ, \
/^ < て \
l ./'Y''~ヾ ; l⌒ '"⌒ ヽ、
| ` :::::::::::::::::: |ー \
. ! :::::::::::::::::::::: ,; \ ,rー、
ゝ ::::::::::::::::::::::::::::::::: i'′⌒ ̄ ̄` ̄ ̄ ̄ヾ`ヽ ヽ
( ヽ'"(__人___)"'__ ,ノ ヽ、____"___,、___ソノ__ノ
゚~゜´^i!i!i!i!i!⌒ ´"´´゚^゚^ ~゜゚`´^゙^ ^´'゜´^゚´ '゚^´゙ ^ ゚゜
( i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i! と_
( ̄i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i! ,
`ー、i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i! j
- _i!i!i!i!i!i! ` ー' ̄  ̄
廴_i!i!ノ
─────────────────────────────────────────────────
声が、聞こえる
─────────────────────────────────────────────────
.
287 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:16:45 ID:SMA0mnrU
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______―――――____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄__
――――― ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______―――━━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____
┌─────────────────────────────┐
│ V八{ ィf'7忻 弋zj/っj/::/ ::| ::∧ ::∧ │
│ iハっVソ , ム/7 :l ::::∧ ::∧ .│
│ {/八 __ / |// ::l ::::∧ ::∧ .....│ 『――――――!』
│ . __ }> 、.. __ イ / l :::l__ ::::∧ :::ハ │
│ <二ニ/ __ヽ|__匸ェ __/ヽ__ ム/ l :::l >、 ::}ト、 :::} ...│
│ / `ヽ二二ニフ/◎∨ } ::l >、:::ハ:::}`ヽ │
│ . __{__ /ハ::| 〈 《 ハ 》〉 l ::l r'⌒ i ::V │
│ 〈::::::::::::ー-} |::i V V j/ / | :::jl │
│ }o::::::::::::::::| j/ }} {{ / / | ::::/ .│
│ V::::::::::::::::j } ii∨ii ェ===ェ / |:::/ │
│ 〉ー-一/ハ / o} .:::::::} i::/ ..│
└─────────────────────────────┘
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______―――――____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄__
――――― ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______―――━━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____
─────────────────────────────────────────────────
聞いているだけで、胸が切なくなってくる泣き声
─────────────────────────────────────────────────
.
288 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:17:07 ID:SMA0mnrU
─────────────────────────────────────────────────
……誰の声、だったけ?
─────────────────────────────────────────────────
.
289 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:17:28 ID:SMA0mnrU
┌───────────────────────────┐
│ /::/ .::/: : : /: : : :\: : \ 丶 U , ,': ::/ .│
│. /::/ .::/: : : :/: : : :/:∧>-` ` /}: / │
│ /::/ .::/ ..::/: : : :/: :f∧:. } 丶 ´ /l}/ │ 『お願い――!』
│. // .:/ ..::/.: : : :/: :/l }:. | > _ .ィ: | |! .│
│ / ..:::/ ..::/.: : : :,': :/::li |:. | ト: : 八: :!: | |! .│
│./ ..::/ .:::/: : : : : : イ::::li |:. ト、_ _/ ヘ\ー 、::| j! .│
│ ..:::/ .::::/: : : : :/}::::::::ヘ }:. / \∧`丶V::ヽ 丶ノ │
│ ..:/ ..::/: : : / .}::::::::::ヘ!/fヘ } \ V::::::\ \ │
│./ .:::/: : : / .}::::::::::::∧{{ V f::ヽ }}::::::::::ヽ. 丶 ......│
│ .::/: _..ィ´ }::::::::::::::::ヽヽ {:::::)/l}:::::::::::/ \ .│
└───────────────────────────┘
┌─────────────────────┐
│ ∠二二ヽ ....│
│ ´  ̄` ´ ̄ `ヽ .│
│ / \ │ \_人_人∧从_人_∧_人_从_//
│ ヽ .│ ) >
│ / ...│ < 起きてッ! >
│ /, / / / /ハ } '. .│ < (
│. /// .' { {{||トー }| ハ }}.l | | } ..│ /^Y ̄∨ ̄∨^Y^⌒Y^YY^^Y^
│ /イ { | i! !| ! |{ .リ ,/从从},} } ! ..│ \_人_人∧从_人_∧_人_从_//
│ Y トハ从イリ /メ、 _ 从イ l │ ) >
│ 八 ヽ}≦≠ミ ,ィ≧x n} l ...│ < やる夫ッ! >
│ ./ |ヽミ__ r<7、 ! ! .│ < (
│ / ! !´ニニソ _ く ,ヽ〉}| 、 ..│ /^Y ̄∨ ̄∨^Y^⌒Y^YY^^Y^
│. / r} | ニニ}:、´--` / ノ イ|`ヽ \ ......│
│ / , }' ノ T´:::::{ムミ:{ { /、ハ '. ヽ ......│
│ .′/ /.:く 人:::::;代ン::ゝ≠≦ハ | │
│ { / //::\`く ヽ>:〃 ≠::::::::::::::::::〉 | l .│
│ | l l/ ト、::::::>-ン}ヽイ::::ハ:::::::::> ´ '. ノ! } ....│
│ | l/ ノ `ー- ::::_/ヾイ|ヽ{{ V´ .∧ | ..│
│ |/ / / l.| o!}} ∨ / ∧ | / .│
│ / Y l:::.. |j !lj ∨ /! ハ|从イ .│
│ 、 { / ノ .l o| ∨ } | │
│ \'. イ l .| ヽ ノ .....│
│ ー ! l .o! ` ┬‐ ´ ....│
│ | ノ j 人 │
└─────────────────────┘
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290 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:17:49 ID:SMA0mnrU
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_______/ ─ ─ \________∧,、___
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ (○) (●) \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V`´ ̄ ̄
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/ ッ――!
/ ー‐ \
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
_ '´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>______________
`ー-、__,| `"
|` ー `-<-: / \ .ヽ.'::::::ヽ,.ヘ.i ,.へ,ヽ、'_,.r、ヽ、,..ノ .7
/ ` 、 / ', l.ト、 l::::::/_ゞ ,./、,.ィ7ヽ、,...r7ヽ.、 ,./
` 、 / ', },.-l }.r'´ ヽ.'ェr</ヽ>,、ヽヽ.>ノ } , -、
,. r '´ ヽ, \ l ノ.. '...{,.-z、 、`/イ' <X.>.` ー ' /,.へ
,. r ' ´ ,. r ' ´ .|ハ ,r=\ l , 〈,.. -、ヾV/ ,.r '´::ヽ、 (></:` こ、ここは――?
,. r '´ ,. r ' |、', lj 乂ノ ゝノ,, ,/ ./ ' ∧{ |ir' .,.r´-ー .、::::::ヽ、rヽヾ<>
r ' ´ ,. r '´ |:.:ヽ /` ´ /,,/. ,イヽr'l lノ}:/´ }:::::{/ ,.<ヽ _`
、 ,. r ' ,. - ー ヽ|:.:.:.`ヽ u 人 _ノノ../ ,,' ゝ/'.イ .|ツ´ ., , {:::/ ,、ヽ' .r へ
'| ,. r ´ ヽ:.:.:.:.:_ヾ>-ー.┴`´ヾ´ ,.r ' `/ .l // .Y ,ヽ,.'.,r',.'
..|,. r ´ ,. -ー 、V ´::::::::´ヽヽ、::::::::::::ヽ,/ ,' .l ,.. //./ ヽ、<.<
´ ,. r ´ l::::::::::::::::::`ー、> ' ´ ヽ> 、-. ┴ ;;;;;l /::::l ,/'´\
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291 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:18:32 ID:SMA0mnrU
┌────────────────────────────────┐
│ \:从"" ' /:. // l: : l:. | ...│
│ 八 :.ゝ ‐ /.:イ|: : |: : !:.. 八 .....│
│ 〉、 l > イ |:: |≦ト、_|::... ヽ .│
│ /> =ヾ.ノ_Lrヘ__x< |:: |: / ̄`丶 \ ..│ 『ッ――!』
│ /{(´>─‐‐‐<Yレ'_.|::_|/ ヽ \ │
│ / /´:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\rー 、/ V. \ │
│ / _/:.:.:f ):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l / .::´ }:. ヽ │
│ / /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.f ):..:.:.:.:.:}7 / |: :. 丶 '、 .│
│ / {:.:.:./´ p `ヽ:.:..:.:.:.:.:.:/ ´ l:. :.. |\ ...│
│ / ヘ:.i / Y:.:.:.:./ / ハ: : :. ', | ヽ ......│
│ r'─ ─ 、 > ´ ヽ ノ:.:.:.:/ _/ /: i: : : l | ノ │
│ _ノ `丶f:.:≧ー≦:.:.ノ^ー / /: : :l: : : l | .│
│ 〈 >' ´ ̄ / j: : : :|: : : l i | .│
│ _ヘ____z-‐ ´ ̄ / / ,': : i: :!: : : .′ l | .│
│ f / /、 ′ /i: : :l: :l: : : /.: ,'! ! ....│
│ ノ { ___,,... <、 ヘ 〉 /:ノ: : 八j: : :./.: /ノ } ....│
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│ -―‐- ......│
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│ / \ \ .│
│ / / , ハイ ヽ .....│
│ ∠/ / :/ /.: ト-|: | │ :i: : .│
│ ,':/ :i ::|..::i|.::| i| |: | i | │ :| i | ......│ 『……敵、前方から接近』
│ |:i{ ::| ::|‐八 トi:| |:i -|ハ:|::-:|:: i| i | ......│
│ |八八.::斥テxハ| |ハ斗ぅ示ァ!:: :リ i | ......│
│ \ヽ:弋:::ソ ヒ::::ソ |/.:;': i | ......│
│ ト小ゝ ' " 厶:/:: :i:| ......│
│ |/{ :ゝ - ..ィ::/八:: :i:| ......│
│ |ハヽ:|:::i>:.,_ ´ |:jイ::|::::::: !| ......│
│ |ハ:::|:::i:::::rト、 __ノV|: | :::::i i| ......│
│ / .::| :| イ゙7 爪 ノ:|: |、:::i::. i: .....│
│ ,厶イ| :| / | 人人/ :|: | \i:::. :. │
│ ト、 ,/ ' | :| \乂/|∠ __八 | 丶、::.. .│
│ | \/ ∨ | :| 《 从_》 :i | ハ::::. ..│
│ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ |厂 :l | ,′| :::::、 │
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│ | |j  ̄ ̄ ̄: i{: |:::::::::iハ │
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292 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:19:04 ID:SMA0mnrU
~ ''' ‐- . ,__ .' _ . .-‐ ''' " iiiiii,,、 ,,iiiiii,
冫 ' _ - - - - - - lllllliiil!!!!′ ,llllllll!゙
_ ,,.. -‐ '' " , 'r‐- 、、,,,,,___,,,,_ liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii,,.゙゙゙゙゙゛ ,iiiiiii, ,illllll!゙
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,,;…个>.、 , -‐ミξ_,/ " - . _ ,illllll!゙ .,lllll!゙゙゙゙ ̄´',llllll!゙ ,illll!!´
, '" ` ̄ム ! ,/ .,;__, ヽ ` 、 ` __,,,,,,,,,,,,,,,,illlllll!´ ゙!!゙゛ ,,illlll!゙゛ .ii!!゙゙
ヾ-‐"t'へ、 ,ζ゛(○) ノ /!` ''i、 ` .゙!!llll!!!!!!!!!!!!!!゙゛ ._,iiilll!!゙゙゛ ,,iiii
, ヽ-ヽr-=彡ヲ)≧_=_彡r^〃 ! ! i,iiii!!!゙゙゙´ .,illllll!
, / `⌒ ̄`" `¨¨(会ヲリ^ 'ァ、 ,! ` 、 ゙゙!!゙´
, ,' ' ! r}ゞ/ミミ//¨´ ヽ
, ,' , ; ', ^ー,!ミミ:!'´、 、
, / , ,' ,' ; !ノミ;! 、 、
\ , <二 ̄ ̄≧、>、
≧.、 ,. < `< >、\
/ / 〉 / \ \\ ,
 ̄〈/ / \_,ィ≦
! ̄ヽ\ / ,.r≦二三 7 /
.\ ヽ\ / / ./ / _/_,.ィ.´
.\\ ヽ\ _ ∠___ .∠_/,.ィ≦ ̄ ., -==
\\/ .! /二二二≦≧\. .< / .| ./
ヽ ヘ | ∠ /./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ. .`<_./, - 、 / ̄ ̄| ̄ママ /
.\ .| \ / / /!:!/ ̄i ̄\ | .l .| .| / ヘマ ! __.!__! ! | えっ
\ \ .\ ./_/_/ | |____.!____| | .|>、 | .|.| ヘマ!__!_| .| | .マ
\ \ .\_/ .> !.! ! ! ̄ ̄| ̄ ̄| | .|- 、. | .|.! |.| | | .マ
\_\:<_>'" |.!_ |_| l ./ .| .|! ̄ .| .|.マ //ヽニニニニソ \
,..:<>'´ ー =/リ、ノ./,_ニ三三∠ / /l ∨ \_// .! |三|三三!:三:!!
,. < ./ / [__] [.].[]ロ | //__| ro--o- [__]/ /-|ー―〈 ,r====|____.|三|三三!:三:|__
. / ./ /三 ̄ \/ ̄ ̄`≦ /三三三\__ソ_[_]_[_]_[].マ ./二二二マ |三|三三!三ミヘ_
/ / / \ | /  ̄\ | | / \ ./ >< .マ__/__∠二二二二二二二二二
_ / / .!.| ! i i.! ! !  ̄ i  ̄ | | / ヽ /__ / .-===- / ̄ ̄ ̄
..7O /./\.. ._.ノ .| !弋 ./.| | | i | | ! .l./._/ / ̄ ̄ ̄ ̄/¨\/
/O././7ー=三__ノ |_辷少_ノ..| l  ̄ .!  ̄ .|.,..――――子―!/ ̄二二二 ̄\ .!
.O/.// / . . ̄ ̄\ .┌┐ . ! ! ! .∠ ̄ ̄`ヽー = <_||/三ミヽ ヽ、 .| |
∨// ̄ ̄ヽ..../ ̄ ̄\| .├┤ . ! !  ̄ l,/ ̄ `ヽ`ヽ \ /三三`ヽ、jマ .Y !  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.
293 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:19:26 ID:SMA0mnrU
____
/ノ ヽ、_\ r ⌒j
/( ○)}liil{(○)\ / /
/ (__人__) \/ / / )
| |i|||||||i| / / / / う、うおおおおおおおおお!?
\ |ェェェェ| / '` ´ /
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴
/ > 、 ヽ _  ̄ ̄ ̄)
/ -、 } (  ̄¨´
/ ヽ._ __ \
` --‐'´ `゙' 、_.)
_________________________
________
、 /\: : : : : : : : : : : : : : へ
:.`"‐-、_ |◆ |、: : : : : : : : : : : : : : |
:.:.:.:.:.:.:.:.:\_ , =ヘ: :/`ニニニニニニニニニニニ ィハ !i!i !i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`Y ∨: : : : : : : : : : : : : : :∠ ,
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:」 , へ: :□: : : : : : : : / l
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ゝ / \: : : : : : : : 7 f⌒i / 〉
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!i!i!i!i!i ー\、 , -\: : : : : : ゝ‘-‐” イ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〃 ` ‐-、、 ヽ , - ゙´ /|!i !i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| \ !i イゝニ彡':{f ⌒) , ´ |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ̄ !i!i ̄ r┘: : : : : rゝ=≦ /!i !i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| l ∧: : : : : : :{( ∠、-‐'´l
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|‐-、_ l 、/ /: : : : : : : `¨{{ ) /
‐-、__:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.> 、|V: : : : : : : : : : :`¨¨^i´ ガチャガチャ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.
294 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:19:48 ID:SMA0mnrU
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______―――――____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄__
――――― ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______―――━━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____
/lil ヽ`!i i] ] ,r'`''ー= ..,,_
/ji ヽli、 // `''ー= ..,,__
/!j ヽli |`'iー= ..,,_ /i
l] l] li | | |_r‐、 `''ー=...,,, | : |
il | | |└ '゙ー= ..,,_r‐、`''| : |
,,,,;;ilj/ 三,r!.,_| |`''i └ '''ー| : |
 ̄ / ∨マi.__|ー= ..,,_|゙''ーi::.| :∧ ._
{! ∨マ |_ .| :| |!'´ `ヽ
三ゝ.,_ ∨マ .`゙' | |! ';.
` ̄∨マ三ニ=- ..,,_ |/ }!
`ーt-チ=..,,_ =三' ゝ.,_ ノ
〉';;;;;;;;;/_ノ マ ̄´i
三 /;;;;;;;;/´ ゝ='〈,,. -―- .,__,三ニニi!
,イ;;;;;;;;;;{! `ー-;;}! }!{!=}! /
__,イ{!;;;;;;;;;;;;;;〉、____ `ー--=..,,__,,ノ`ー '/
,r''"´ {!;;,r'´/=,r=ミ;;;ハ }! ソ `ヽ |ミ/
二/´ ̄`ゝ マ'ー';;;;;/ミ /;;;;;;;;;;;〉' \ ~
/ マ 〉'=ゞ;;ー';;;;;;;;;;;;/i ';.、
三,イr===ミ、 }!' `ー-=ー''〈,リ }!}
{!,r'';;;;;;ヽ .}! / /⌒i}!;;マ、 ノノ
_,ゞ;;;;;;;;;;;;}! リ_,/ }!ミi´ソ` ̄`ー‐チ‐ '"´
_,.=ニミ;;;;;;;;;,イ_ノ"´ ,イ=、ノ´ ̄ ̄ ̄´
二/ .}!''/ ,イ,イ//
/ リ,r' `゙`゙`゙
./ /
/ ./
―――━━―――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______―――――____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄__
――――― ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______―――━━――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄____
295 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:20:10 ID:SMA0mnrU
┌─────────────────────────────────┐
│ / / / .:/ :/ | ヽ: `ニ=ー ..│
│ / / 〃 / :/ ..::/ :j .:i: ': ヽ │
│ i ii .:i:―/-.::::/ .::;ハ .:| .:!: ! :i │
│ / / | i| .:i:|.::/|.:::/::ヽ:/ i.::|.::j::i:. | ::i| │
│ __.. -:::‐一'"// .:j i /^|i ::!斥卞ミ::::// /|⌒/::::::;:::::リ │ 『回避成功』
│ /'⌒  ̄ ̄ / .:::, {. (|i.::i:代:.cソヾ ィ尓Y:/::/:::/゙| │
│. // / .:::/ ,′ ヽ|:八| " ,ヒ:.ソイ:::::// | │
│ ,':: / __/ ..::::/ / ::ハ::V "厶イ⌒ ′ │
│. i::::{/.:;;___/ .:::/ / / .:/::∧::', \ `’ ィ 八 〈__ .│
│. |/:/ / .::: / ::::/\i::| `ァ: -<i::i:| \_/∧ ..│
│ /乂{ / ..:::::/ // .:: ∧ |.:|`ー介トV._ ノノi:| 〈└─´ 〉 ...│
│/.::/ ∨ ..::::::/ / / ..:/ ヘ |:リ\{爪\ \八 {_____∧ │
│i.:::' / ...::/::/ ./ /..::イ⌒ V:/ 》《い ∨ `}:ト、_ ∨ ∧ .│
│|.:i |.::: /::/ / //:::| \// ̄〃 }}Vヾマ |:|  ̄∨ ∧ ..│
│|八 :|/|:::i / /:/:::::/| //ヽ 《_\リい. l》 |:| ∨ ∧ │
│ ) { |::/ ///:::/:::: /│ V/  ̄/\∨ト、// / ∨\ ∧ .│
│ 丶 l/ /..::八:::{:::::/ l| ( | ′ ∨/i人_ ノヽ .} ...│
│ / //.::::/:::::ヽ∨| |{ | / o〉=} \ ¬=‐- __ノ .....│
└─────────────────────────────────┘
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
/ / ヽ
/ /..、 ヾ 〃 i
i ノ{:;:;:;:} ii 〃 i
i ゙´ { ゞ'" ツ / i ッッ!!
/` ゝ ´ / /
i ヽ U / /
i } 三 ,../
\____ノ "____ イへ
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
.
296 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:20:31 ID:SMA0mnrU
┌┐┌i ┌┐┌i ┌┐┌i _,,.. -‐、‐-、
|└[][]L.ロロ|└[][]L.ロロ.|└[][]L.ロロ ,r '´ ̄`' 、 _, < 、>、>、> 〉
|┌┤.r‐┘|┌┤.r‐┘ |┌┤.r‐┘ Y Y^´|: /
└┘..凵 └┘..凵 └┘..凵 〉il)、_ }_ヘ| /
ー〉-=,_`''ー=ァ' ∧ /
,. ''゛`゛''': ; . , _,. ''゛`゛''': ; . , _ ,. ''゛`゛''': ; . , _ __ r‐、__/ `7ーァー'´リ ∧._/ 『そこぉ!』
-=,,' . : ; _,;,,' . : ; _,; ゛,,' . : ; _,; r―ァ| .|―――‐┴z='l_j /_,..(`ー/ー=' _/
゛'' -''''゛` ゛'' -''''゛` ,゛'' -''''゛`  ̄`l「 |_rニ、___|三ニ乂/(;;ノ}__r'フ='´;;/
 ̄ `ー'〈`ヾ''=ヾ<=__.{、__,ノ`ー'´;;;;;;;;;;j
\`=、_,=`ヽ;;;;/ ̄ ゙̄);;;r‐' ,}
`''<_/`ー‐ァ ,r/;;,r三彡ー、__
` ̄ ̄,ッニ=ァ' /;;;;;;,、ヘノノ
_,=<´{ Y;;;;|ー'/ /=-‐'´ `ヽ
_ノi=' , l {;;;;;;| 〈/ソ´ ̄ ハ
i゙|;;;{ ', ', ',;;;;|__{ _ _ _ }
└;;;;ー、ヽ _〉´ `|/ー'´_`ー'、ノ
リ/\_{ ̄´ `v´;;;;;;;;`ヽ/
∨ ./ {;{´⌒`};}
,、-、 __
,r'´,.r.'゙二_=
| / | / ,ー _
,\__ノし// \__ノし// 、=ー
/ ..)/⌒ヽ(_ __)/⌒ヽ(_ ',_
< ̄ ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄  ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄
/´ /⌒|「⌒\ /⌒|「⌒\__ ピッ、ガッ!?
/ / / /.iニ(__)ニl .〉、三三´l /| / , |=
/三≡. ! ヽヾ⊥レ'/三`丶\__ノし//´
l_ 'ー-、!  ̄| ̄ 三| / ,, )/⌒ヽ(_
(ニ=、 ヽ=‐__\__ノし// ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄
\ノ〉二--)/⌒ヽ(_ /⌒|「⌒\
い-` ̄ ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄
``¨´ /⌒|「⌒\ ̄
.
297 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:21:00 ID:SMA0mnrU
.,、-ー''ア:;、-'/ ,,、-'7 / ̄/_
ノ ////了 / / ,-ー―" __/
.イ i::/ / / / / ,r',,,,,、- ァ/-z''" /
,| ノ:ノz''"// ,,、-ー ''" ,、-ー''" /// /
,リ /;;;、-''了 / ,、z''"/| / |/ ./ / ./\
i ,、-ー' '"/ / / / // \/;;、-'/
/ 「" ,ノ / / / 、-",、 '
/ / |/ レ / /
| | | /
|/ レ"
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
.
298 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:21:22 ID:SMA0mnrU
┌───────────────────────────┐
│ / / , ハイ ヽ .....│
│ ∠/ / :/ /.: ト-|: | │ :i: : .│
│ ,':/ :i ::|..::i|.::| i| |: | i | │ :| i | ......│
│ |:i{ ::| ::|‐八 トi:| |:i -|ハ:|::-:|:: i| i | ......│
│ |八八.::斥テxハ| |ハ斗ぅ示ァ!:: :リ i | ......│ 『敵機撃破。周辺に敵影なし。
│ \ヽ:弋:::ソ ヒ::::ソ |/.:;': i | ......│ 戦闘終了、おつかれさま。やる夫』
│ ト小ゝ ' " 厶:/:: :i:| ......│
│ |/{ :ゝ - ..ィ::/八:: :i:| ......│
│ |ハヽ:|:::i>:.,_ ´ |:jイ::|::::::: !| ......│
│ |ハ:::|:::i:::::rト、 __ノV|: | :::::i i| ......│
│ / .::| :| イ゙7 爪 ノ:|: |、:::i::. i: .....│
│ ,厶イ| :| / | 人人/ :|: | \i:::. :. │
│ ト、 ,/ ' | :| \乂/|∠ __八 | 丶、::.. .│
│ | \/ ∨ | :| 《 从_》 :i | ハ::::. ..│
│ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ |厂 :l | ,′| :::::、 │
│. | || l | : h::::::::、 ....│
│. | || rーーjノ┐∨ |:::::::::ヽ ......│
└───────────────────────────┘
____
/ \
/ _ノ ヽ__ .\
/ (○)!i!i(○) \ はぁ、はぁ……い、今のは一体……?
| (__人__) u |
.\ )t-ツ /
/ ⌒´ \
\_(__) i\(__)
| |
.
299 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:21:55 ID:SMA0mnrU
┌───────────────────────────────────┐
│ / \ │
│ / . : : : : : : : : . 丶 .│
│ . : : : : : : : : : : : : : : : . │
│ / / : : : : : : : : : |.: :/| : : : : : : : . \ ....│
│ / . : :/ :/: : : : : :l : トV:::| : : : : j : : : : : ヽ \ │
│ /:/│ . :/ :/:_/ : :,'| : l⌒^| : | : : | : : : : : ': ̄ ` .│ 『なにって……
│ i |/|: :| : : /| : /|: `メ:| : | | : | i : | : : : l : : iハ │ 今のは野良ギアのボールよ?
│ i :|: :i : : | ィ半弌ミ/: :| : | | : |⌒ ト : : : : : : : : |: | .│
│ i :|: :ii: :小{ ト-介ト∨|/リ |_/l_|_/|: :∨: : : : : : |: | .│ よく相手にしているじゃない』
│ i (V八ハ│弋:....ソ jィ尓芥トミ/ : : : / : :八| , -- 、 │
│ i i\| i: : :| ` 弋:....ソ彳 : /:/│/ (_(⌒) ) ...│
│ i |八:.小 " ' ` 厶イ|/| l/ 「r'´ ..│
│ j . :i │ :N、 __ / : : j/: | |」 .│
│ / . :.i . : | : :|:`ト イ : :/: i│ 0 │
│ / : : : : : :| : :「`| 丶、 . . :´ : |/|.: : :i│ ......│
│ . : /: :/ :| : :|`ヽ `爪|: : :i : : :|: : |.: : :i│ ......│
│ / . : /: :/乂| | \ ト_「\L _ :|: : |.: : :i│ ......│
│ . _厶イ : :/| | 丶、 〉 ∨ |: : |、: :乂 │
│ /, <ヽ、 __彡 | | \/ ∨ |: : | \| .│
│ 〃⌒ヽ : : : / | |\ /《\ Y: : | ,ハ .│
└───────────────────────────────────┘
____
/_ノ ヽ、\
/( ●) (●).\
/ (__人__) u. \ の、野良ギア? ボール? 何を言ってるのかさっぱりだお
|ni 7 ` ⌒´ . |n
l^l | | l ,/) U l^l.| | /) そ、そもそも……き、キミは誰なんだお?
', U ! レ' / . . | U レ'//)
{ 〈 ノ /
..i, ."⊃ rニ /
."'""⌒´ `''""''''
.
300 :
名無しさん
:2011/06/19(日) 15:22:22 ID:SMA0mnrU
┌─────────────────────────────────┐
│ _ ....│
│ f } 「ヽ ..│
│ l | | | _ -───‐- ......│
│ (\ { | l / )/ `ー=一 ..│
│ \.\_j '´ ヽ ' {´ /:トヘ \ \ │
│ (\ ヽ .: }ノ j /: /l |''^'| iヽ \ ヽ:\\ │
│ \ヽ} :::{ / | i| /-‐| │ハ「∨:ト{ ': i\} ..│
│ ヽ イハ |八/{:八{ jノ斗ぅ尓ハ: iハ| .│
│ ∧ /ノ ノ:|八斗ぅ尓 弋)ソ小∨ .....│ 『えっ……』
│ |:∧ーr'"//::::| /ハ弋)ソ 、 ´ │:i_〉 ....│
│ |:ゝ.二ニ/::::::::::|八:. \´ _ 八| \ .│
│ ';::::::::::::::::::::::::::イ⌒\:ヽ` ' ’ .::::_i:{ \ .│
│ \,___/ ヽ\ }ノ> ...__/\八:ヽ \丶、 ....│
│ /\ ::. ∨.;;ハ:\ー-、_ノ|:::::::〉 \`:ー\ ><⌒ .│
│ / /\::.... ∨l ト、:::\∧_」::::/ l |:\  ̄\ `ヽ ....│
│ / /::::::∧ ::::.. j八 ∨\人人|》=ミ. l |:::::::\丶 ヽ ....│
│ /::::::::{::∧::::::::..... /\く〃》《 ≪::/ Y|:::::::::::::\\ハ ..│
│ i: ./:::::::::::|/::::ヽ::::::::::/ \=彡ヘ|/ ≫=-|:|:::::::::::::::: ヽ. i .....│
│ | ::::::::::::::::::::::::::\:::::::... ` ー。|=彳 ノ:| :::::::::::::::::::::V| .│
│ | i:::::::::::::/:::::::::::::::::\:::........... | ...:::::{ :|:::::::::::::::::::::::::i| .│
│ | i::::::::::/:::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::.... 。| i |::::::::::::::::::::::: リ .│
│ | i:::::::::::::::::::::::::::::::: / ::.. 。| | |::::::::::::::::::::::/ │
│ |:八:::::::::::::::::::::::::::::::i | | |::::::::::::::: / ......│
└─────────────────────────────────┘
____
/ \
/ \
/ \ ・ ・ ・
| \ ,_ | い、いや。そうじゃない。その前にお、俺は……
/ u ∩ノ ⊃―)/
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
.
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